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新入社員だった昔の私へ、会社員を辞めた今の私から伝えたい4つのこと

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新入社員だった7年前の私へ、会社員を辞めた今の私から伝えたい4つのこと
Super Opening Live / Dick Thomas Johnson

私が某大手日本企業に新入社員として入社したのは、約20年前。

その頃を思い返してみると、あまり何も考えていなかったなあ…というのが正直なところ。

特に「これがやりたい!」というのも無かったし、会社を選んだのも(失礼ながら)「なんとなく」。


新人研修ではクラスに分けられて講義がありました。

大学の延長線上のようで楽しく、同期と毎日のように飲みに行っていたのと、資格試験などのテストは合格できるように得意の短期集中勉強で突破していた覚えがあります。

配属されてからは、とりあえず議事録を取ったりなど与えられた仕事をこなしていました。


その時はそれで良かったのですが、それから様々な経験をした今の私から見ると、「これは伝えておきたい」ということがいくつかあります。

今回は、そんな「新入社員だった自分に、今の自分から伝えたいこと」を4つにまとめてみました。

あくまで個人的な想いではありますが、今年の新入社員、あるいはこれから就職するという人に、少しでも参考になれば幸いです。

① 新入社員としての経験は今しかできないと心得る

当たり前ですが、“新入社員“でいられるのは今だけ

研修が終わり配属されれば、これから何十年続く本当の社会人生活が始まります。

多くの人は、その会社で何年、何十年をずっと過ごすことになるでしょう。


もし今特別やりたいことが無いとしても、「こういう働き方をしたい」「将来こんな生活がしたい」という考えは持っているはず。

ですが、日々の仕事や人間関係で手一杯になってくると、入社したときの気持ちなんて簡単に忘れてしまいます。

そういう想いは、日記なりブログなりに書き留めて残しておき、「そのときなりたいと思っていた自分になれているか?」定期的に読み返してみることをオススメします。


また、同じ年に入社した同期と知り合えるのも、会社に入って数週間〜数ヶ月の研修のときくらい。

会社にもよりますが、その後は様々な部署、場合によっては全国に散らばってしまう場合がほとんど。

気の合う合わないはありますから誰とでも友達になれとは言いませんが、なるべく飲み会などの集まりには参加しておくことでその後の仕事や会社生活のクオリティが上がるかもしれません。


もちろん、人付き合い自体がストレスになる場合は無理なさらず。


② 自分の「影響の輪」の範囲内のことだけに目を向ける

「7つの習慣」でも紹介されている「影響の輪」

これは、自分が影響を及ぼすことのできる範囲のことを示しています。


多くの場合、会社生活ではこの「影響の輪」の外のことについて不満を言う、愚痴る人がかなりたくさんいます。

例えば、
 「給料、ボーナスが・・・」
 「上司が、部下が・・・」
 「会社の方針が・・・」
といった具合に。


仕事で成績を上げれば給料は増えるかもしれませんが、会社の業績が悪ければどうしようもありません。

上司や部下に指摘をして不満の原因を無くすことも考えられますが、人を変えるというのはなかなか難しいことです。

結局のところ、自分が本当に今すぐ変えられる(影響を与えることができる)のは自分しかいないのです。


給料を上げたいなら、仕事の成績を上げたりアピールすることはもちろんですが、今後会社と交渉ができるように、余人を持って代えがたいスキルなり資格を身につけることを考えるべきでしょう。

周りの人に不満があるなら、その人を変えようとするよりも自分自身の接し方や感じ方を変える方がより確実。

あまりにもひどい場合は、会社自体に訴える、転属・転職活動をすることだって考えられます。


自分の行動であれば、自分次第で今すぐに変えられます。

いかなる理由があろうとも、そこにいることを選んでいるのは自分であることを自覚するべきです。

もちろん、転職したり辞めることも環境を変える方法のひとつ。後ろめたさを感じる必要はありません。


③ いろいろなことに首を突っ込んでみた方がいい

これは、やりたいこと・成し遂げたいことが思いつかない人(要するに昔の自分)に特に伝えたいことです。

最初から「3年働いて起業する」「家業を継ぐ」「◯◯の研究開発に関わる」など目標が定まっている人は、むしろ寄り道せずに一直線に突き進んだ方が良いのかもしれません。

ですが、そうでない大多数の人はこれから何に興味を持つか自分ですらわからないはず。


実際、私はIT関連の会社に勤めていましたが、そこから会社で出世する人、同業他社に転職する人、公務員になる人、旅に出る人など千差万別でした。

かくいう私も、ブログを薦められて始めていなければ、また全く違う人生になっていたのは間違いありません。


もし、忙しさにかまけて仕事以外のことに割く時間を惜しんでしまったら、自分の秘めたる想いや可能性に気付かないかもしれない。

もし、出席できたはずの集まりに「面倒だ」と欠席してしまったら、自分が大きく変わるきっかけとなるはずだった人に会わずに終わってしまうかもしれない。
(もちろん、ムダな集まりや飲み会もあるので一概に言えませんが)

Googleの20%ルールではありませんが、今まさにやっている仕事以外のことに割く時間は必ず確保すべきですし、そういう「自分がまだ触れたことのない人や物事」に触れる機会には積極的に参加してほしい。


そこで手に入れた経験が、本業である仕事のクオリティもきっと上げてくれることでしょう。


④ 「自分は何したいの?」を軸に考える

「会社が◯◯だから、部署がこうだから、仕事がこうだから自分はこうする」という考えだと、それが自分の志向と反している場合どんどん疲れていってしまいます。

やる気もどんどん失われていくでしょう。

以下の記事で以前引用したジョジョ第5部の言葉を、ここでもう一度引用します。

わたしは「結果」だけを求めてはいない。
「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………
近道をした時、真実を見失うかもしれない。
やる気もしだいに失せていく。
大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、
いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな。
…………違うかい?
(by アバッキオの先輩警官、第59巻)


ここで、「結果」は会社や部署が利益を上げることだったり、人間関係をまるく収めてカドを立てないこと。

「真実」は『自分は本当は何がやりたいのか?』ということに置き換えてみると、しっくりきます。(少なくとも私は)


日々の忙しさについつい流されてしまっていると感じたら、自分は何に喜びや楽しさを見出しているのかを考え、行動を起こしてみましょう。

周りに自分の考えが伝わり理解を得られれば、環境も仕事も少しずつ良くなってくるはずです。

逆に、それで居場所がなくなってしまうようなところなら、出て他を探すべきだと個人的には思います。


いくら自分の属している組織、会社が大事だとしても、自分や家族より優先されるはずは絶対に無いのです。


あとがき

いろいろと書いてきましたが、昔の私に一言で伝えるとしたら「周りに流されず、自分のアタマで考えよう」ということです。

今の私もまだまだ未熟で偉そうなことを言える人間ではありませんが、確実に年々成長していっている実感はあります。


 「未来のもっと成長した自分は、今の自分に何を伝えたいだろう?」

そう考えて、今の自分についても振り返ってより良くしていきたいと思います!


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