福岡・博多の本当においしいもつ鍋オススメ店まとめ!福岡市民の私がすべて実食済み

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福岡旅行&グルメ
写真提供:福岡市

福岡市民の私が厳選した、博多のもつ鍋オススメ店まとめ

写真提供:福岡市

以前アップした、私がオススメする福岡市中心部グルメのまとめ記事。

私が実際に行っておいしかった店を写真とともにまとめており、検索上位に位置するグルメサイトのページよりもはるかに質の高い記事だと自負しています。

力を入れて書いたはいいものの、福岡名物が多すぎる上に絞ってもまだまだいい店が多すぎることもあり、画像やテキスト含め非常に長くサイズ的に重たい記事になってしまいました。

いい店が見つかるたびに追加しているので、さらに巨大化するばかり。


特にモバイルで検索したときなど、通信状況次第で読み込みに時間がかかるしデータ容量も多めに消費させてしまうのは心苦しい。

そこで、これまでの福岡グルメ記事を改めて名物料理ごとに分けて記事化することに。
元々のまとめ記事からは画像や文章を減らし、各料理や店を紹介する記事へのリンクを貼ることにしました。


この記事では、そのうち私のおすすめするもつ鍋のお店をまとめます。

福岡旅行や出張のときなど、参考になれば嬉しいです!

福岡(博多)のもつ鍋ってどんな料理?

福岡を代表するグルメの1つ、もつ鍋

プルップルしたもつから溢れ出してくる旨味は格別。
締めは一部変わり種もありますが、基本的にはちゃんぽん麺。


最近では他県でもそれなりのもつ鍋を出す店が多少は増えてきましたが、やはり福岡のもつ鍋は全体的にクオリティが高い。

もつの鮮度や脂の乗り方が違うんですよね。


福岡ではもつ鍋専門店はもちろん、肉料理店から普通の居酒屋まで、もつ鍋を提供している店はかなり多い。
ややお店少なめ敷居高めの博多水炊きに比べ、より庶民の食べ物というイメージが強い気がします。


味は大きく「しょうゆ味」「みそ味」の2種類で、『醤油がうまい店』『味噌がうまい店』がそれぞれあるのでお好みで選びましょう。

店によっては酢醤油で食べるタイプがあったり、「塩もつ鍋」「もつすき」といった店独自のアレンジがある場合も。


博多もつ将 総本店(酢じょうゆ、締めゴマ麺)

もつ鍋というと醤油味や味噌味が主流ですが、ここ「博多もつ将」では、ダシで炊いたもつと野菜を酢醤油につけて食べるスタイル。

酢醤油で食べるもつ鍋の人気店「もつ幸」の女将の甥がここの大将をしているらしく、味はかなり近い。
ただ、もつ幸の方は女将さんの手際が良すぎてサッサと食べて帰らないといけない圧を(個人的には)感じてしまうので、こちらの「もつ将」が私的にはオススメ。

博多もつ将総本店

もつ鍋の前にまず食べてみてほしいのが、一口餃子。
中の具の味がしっかりしていて、特製酢醤油とのマッチングも抜群。個人的にはトップクラスにおいしい一口餃子なんです。

もつ鍋の前にまず食べてみてほしいのが、一口餃子

もう1つ必ず食べてほしいのが、世界一を自称する味噌ホルモン。

もう1つ必ず食べてほしいのが、世界一を自称する味噌ホルモン

味の暴力かというくらい、モツの旨味と味噌の風味が絶妙のコンビネーションで舌を襲います。マジで美味い。
なんなら、もつ鍋以上にこの味噌ホルモンを食べにくるまである。


もつ鍋には「酢じょう油」「しょう油」がありますが、もつ将に来たならやはり名物の「酢じょう油」を注文すべきでしょう。

事前にボイルして余計な脂を取ったもつ、ニンニク、たくさんのキャベツ、ニラ。一番上に餃子の皮を乗せるのがもつ幸から継承したこの店のスタイル。

もつ将に来たならやはり名物の「酢じょう油」を注文すべき

これをガラスープで煮込み、オリジナルの酢醤油をつけて食します。
モツの脂の旨味と、それを引き締める酢醤油のさっぱりとした味わい。醤油や味噌のもつ鍋とはまた違ったおいしさ。

ガラスープで煮込み、オリジナルの酢醤油をつけて食す

〆は、こちらもこの店の特徴である胡麻めんで。
スープにちゃんぽん麺と黒ゴマを入れて煮込み、酢醤油をちょっとつけていただきます。ゴマの香ばしさがたまらない逸品。

〆は、こちらもこの店の特徴である胡麻めん


天神からは少し歩きますが10分程度、また地下鉄薬院大通駅からだと6,7分程度で着く場所にあります。

また、私は未訪ですがより天神に近い大名にも支店(博多もつ将 大名離れ)があるようです。

※2020/7/21現在


やましょう(しょうゆ味)

天神に近い春吉にあるやましょう

ここはしょうゆ味のもつ鍋がおすすめ。だししょうゆとでも言うべき比較的しっかりした味のスープが、もつの旨味が溶け込んだ締めのちゃんぽん麺に至るまでばっちり効いてます。

やましょうのしょうゆ味もつ鍋

スープもモツも強い味なんですが、不思議とマッチするんですよね。うまい。

スープもモツも強い味なんですが、不思議とマッチする

締めのちゃんぽんは、モツの脂が溶け込んだスープをたくさん吸って濃厚な味わいに。

締めのちゃんぽんは、モツの脂が溶け込んだスープをたくさん吸って濃厚な味わいに

もう1つの名物が、鹿児島産黒豚と白菜をサンドした鍋をポン酢で食べる「やましょう鍋」。
お腹に余裕のある人は、ぜひ両方味わってみてください。

鹿児島産黒豚と白菜をサンドした鍋をポン酢で食べる「やましょう鍋」


場所は天神エリアから徒歩圏内、地下鉄天神南駅からだと徒歩4、5分ほど。

福岡にはこの1店舗しかありませんが、東京には人形町、神楽坂、市ヶ谷と3つの支店を出しています。

※2020/7/21現在


やま中(みそ味)

福岡のもつ鍋店の中でもトップクラスの有名店・やま中
ここはみそ味のもつ鍋がうまい。

2店舗あるうち私は赤坂店しか行ったことがないのですが、内装が高級ホテルのようなちょっと変わったお店。
(もう1つの本店のほうは普通らしい)

エントランスが高級ホテルのようなちょっと変わったお店「やま中」

中にもアンティーク品らしきものが多く並んでおり、飲食店としては見たことのない雰囲気。

中にもアンティーク品らしきものが多く並んでおり、飲食店としては見たことのない雰囲気

コクのあるブレンド味噌と国産牛の小腸を使ったもつ鍋は、いつ食べても間違いのないおいしさ。

コクのある白味噌と国産牛の小腸を使ったもつ鍋は、いつ食べても間違いのないおいしさ

人気店のため2時間制でと言われがちで、ゆっくりはしづらいかも。
天神も近くいくらでも周囲にお店はあるので、飲み足りなければ2次会に繰り出すのが吉です。

※2020/7/21現在


田しゅう(みそ味、締めチーズリゾット)

天神の隣町・大名にある田しゅうは、みそ味のもつ鍋と締めのチーズリゾットが特徴のお店。

みそ味のもつ鍋と締めのチーズリゾットが特徴の田しゅう

私が訪れたときは、映画をプロジェクターで流していたりと女性とでも行きやすいおしゃれ目な空間でした。
2020年5月にリニューアルオープンして、より綺麗な内装となっているようです。

2020年5月にリニューアルオープンして、より綺麗な内装となっている

厳選した4種の味噌をブレンドした、濃厚でクリーミーなみそ味もつ鍋。
くどくないのにしっかりコクのある味で、もつはもちろんプリプリ。うまい!

厳選した4種の味噌をブレンドした、濃厚でクリーミーなみそ味もつ鍋

田しゅうで特徴的なのは、締めにチーズリゾットが選べること。「もつ鍋の締めにチーズリゾット?」と思いますが、これがまた独特のうまさなんですよね。
これを食べるために通う知人もいるくらい。

田しゅうで特徴的なのは、締めにチーズリゾットが選べること


天神の隣町である大名が本店ですが、ほかにも博多駅近くの博多店、北九州の小倉店、他には久留米・熊本・宮崎・鹿児島・愛媛の松山・広島・名古屋と多くの店を出しています。始めて行ったときに比べると、ずいぶん大きくなったなあ。。。

※2020/7/21現在


博多表邸(塩もつ鍋&イカ活き造り)

ダシの効いた塩もつ鍋に加え、イカの活き造りまで食べられるのが博多表邸

私の訪問時は今泉にありましたが、現在は大名へ移転しているようです。
移転先でも以前と変わらず個室が充実しており、接待なんかにも使いやすい。


博多表邸のもつ鍋は、ダシがしっかり利いた「塩もつ鍋」。
ダシが美味けりゃ何でもうまいのは当たり前なんですが、新鮮なもつがその中に入ればその味は格別。

博多表邸のもつ鍋は、ダシがしっかり利いた「塩もつ鍋」

もつの脂が溶け込んだ締めのちゃんぽんは、言うまでもないおいしさ。

もつの脂が溶け込んだ締めのちゃんぽんは、言うまでもないおいしさ


佐賀県・呼子直送のイカの活き造りも食べられます。1つのお店でこの2品が食べられる店は見たことない。もちろん、クオリティもばっちり。

佐賀県・呼子直送のイカの活き造りも食べられる

後造りでは普通の天ぷらの他に「黒天ぷら(イカスミを混ぜた衣で揚げる)」が注文可。
見た目は焦げてるのかという感じですが、食べるとふつうに天ぷらです。うまい。

後造りでは普通の天ぷらの他に「黒天ぷら(イカスミを混ぜた衣で揚げる)」が注文可


現在は天神からすぐ近くの大名に移転したため、かなりアクセスもしやすくなっています。


もつ焼 塩田屋

もつ鍋ジャンルに入れるべきか迷いましたが、ここに入れさせてください。

鍋ではありませんが、もつ焼のうまいお店「塩田屋」。

もつ焼塩田屋

絶対食べてほしいのが名物の「中身焼」!
“もつ”とは食用動物の内臓のことですが、内臓といっても様々な部位があります。

その様々な部位を野菜と一緒に焼いて、特製のつけダレでいただくのが中身焼。うまいんだこれが。

絶対食べてほしいのが名物の「中身焼」

牛ハラミも私の人生トップクラスにおいしかったので、ぜひご注文をば。

牛ハラミも私の人生トップクラスにおいしかった

カウンターのみの小さなお店なので、1〜2人でしっぽり飲むのがおすすめ。

天神からもほど近い春吉エリアにあります。

※2020/7/21現在


その他のもつ鍋店

もつ鍋 おおいし

数あるもつ鍋店の中でも、押しも押されもせぬ人気店「もつ鍋 おおいし」。

4種類の味噌をブレンドしたコクのあるもつ鍋は絶品。福岡に来た観光客にも自信を持っておすすめできる店のひとつです。

この店をブログ記事や上記のおすすめに載せていないのは、行ったときに話に熱中しすぎて写真を撮り忘れたからだったり。。。
次回はしっかり撮ってこなければ。

楽天地

こちらも福岡の老舗もつ鍋屋、楽天地

天神・博多駅を中心にチェーン展開し、ロゴや店内もきれいにリニューアル。

目立つ看板を掲げている楽天地 天神西通り店

店舗展開やメニューなどやや観光客向けにシフトした感はあるものの、しっかり濃い目のしょうゆ味もつ鍋はさすがのおいしさ。


よくもつ鍋に使われる脂たっぷりの小腸だけでなく、楽天地ではさまざまな部位が入ったミックス持つを使用しているのも特徴。

脂の旨味が好きな人には物足りないかもしれませんが、色々な部位の味や食感を楽しみたい人にはいいかもしれません。

一人前のもつ鍋

居酒屋ウエスト

福岡市を代表するうどんチェーン、ウエスト

一部店舗が17:00から居酒屋営業をしており、そこでもつ鍋が食べられるのをご存知でしょうか。


ウエスト居酒屋もつ鍋の特徴は、なんといってもそのコストパフォーマンス。1人前なんと290円ですよ、信じられます?安すぎる。しかもそれなりにうまい。

ウエストのもつ鍋

他のメニューも激安なので、相当飲み食いしても1人3,000円はまずいきません。


味や雰囲気を求めるなら他のもつ鍋専門店などに行く方がいいかと思いますが、ある意味で福岡ならでは(ウエストならでは?)の安くてそれなりにうまいメシが食える凄さを体感できる店です。


あとがき

もつ鍋屋に行くと喫煙客が多いというジンクスが私の中であったんですが、2020年4月の改正健康増進法の施行により全面禁煙の店が多くなりました。これは本当にありがたい……!

今回紹介した以外にも有名店・人気店・実力店は多くあり、まだ訪れていない店も多数。
もつが重たいと感じる年齢になる前に、回れるだけ回りたいなあ。


今後ももつ鍋のおいしい店を見つけたら随時更新予定。もしこの記事に掲載した以外でご存知のお店があれば、ぜひ教えてください!


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