私が旅行や出張に行くときに必ず持ち歩いている、USB充電器とモバイルバッテリーの1台2役をこなす製品。
最初に購入したのは、Anker PowerCore Fusion 5000。
USB-Aポートを2つ備えた5,000mAhモバイルバッテリーなのに、コンセントに差し込めるプラグがついている画期的な製品でした。
USB充電器との1台2役を1つでこなしてくれるので、旅行や出張のときに大活躍。私もこの製品を購入してからというもの宿泊を伴う外出のときは必ず携帯していました。
頻繁に利用しすぎたためか、Anker PowerCore Fusion 5000のバッテリーのもちが悪くなってきたな……というときに買ってみたのが、競合製品のRAVPower RP-PB125。
後発製品ということもあり、Ankerのものと同じUSBポート2つとコンセント差し込みプラグを備えつつ容量が少し大きい6,700mAh。値段は同じくらい。
ここ最近の旅行・出張ではこちらを持ち歩いていました。
先日、このタイプの製品の草分けであるAnkerからついに新製品が発売されました。それがAnker PowerCore III Fusion 5000です。
出力がUSB-AとUSB-Cポート1つずつとなり、microUSB入力は廃止。
充電スピードを高めるPowerIQ 3.0に対応し、最大18Wのスピード充電でiPhone 11を30分で50%まで充電可能とのこと。
一台二役の活躍で、旅行・出張にはもはや欠かせない逸品です!
USB充電器・モバイルバッテリーの一台二役「Anker PowerCore III Fusion 5000」
スマートフォンやパソコン周辺機器として今やトップクラスのメーカーである、Anker。
特にモバイルバッテリーや充電器、ケーブル類では非常に強く、私も最近購入したこの手の製品はほとんどAnkerのものばかり。
特に信者というわけではないつもりですが、これまで使ったどの製品も満足度が高いので信頼できるんですよね。
Amazonを含む正規販売店で購入した場合、18ヶ月の保証がつくのもメリット。Anker会員になると、さらに6ヶ月の保証期間がプラスされるとのこと。
中には説明書のほかにトラベルポーチも入っています。
こちらがAnker PowerCore III Fusion 5000の本体。2020/7/17現在ではホワイト一色のみとなっています。
前面には充電開始ボタンと充電済み容量を4段階で表すインジケータ、Anker独自のスピード充電技術であるPowerIQ 3.0を搭載しPD(Power Delivery)にも対応したUSB-Cポートに、PowerIQ搭載のUSB-Aポート。
USB-Cポート単体なら、最大18Wのフルスピード充電でiPhone 11を30分で最大50%まで充電可能とのこと。
コンセントに差し込むための折りたたみ式プラグも装備しているので、これ1つでUSB充電器 兼 モバイルバッテリーの二役で使えるのが最大の強み。
これ1台と充電ケーブルさえあれば、旅行・出張時の装備はばっちりです。
ただし、プラグによる充電機能を備えている分、同容量のモバイルバッテリーに比べるとやや大きめとなっています。
こうやってコンセントに差している状態だとUSB充電器にしか見えませんが、このまま引っこ抜いて持ち出せばモバイルバッテリーになる、この便利さよ。
前世代のAnker PowerCore Fusion 5000と比較
2016年発売の前世代製品「Anker PowerCore Fusion 5000(以下、旧と呼ぶ)」と、今回購入した新世代のAnker PowerCore III Fusion 5000(以下、新と呼ぶ)を比較してみましょう。
サイズは新の方がわずかに大きめですが、重量はむしろ軽い。
(新:約78×71.5×30mm、約176g。旧:72×70×31mm、約189g)
旧の方はこちら側にインジケータとボタンがありますね。
正面から。
旧は出力:PowerIQ搭載USB-A×2、入力:microUSB×1。
新は出力:PowerIQ 3.0搭載USB-C×1、PowerIQ搭載USB-A×1。
新ではmicroUSBの入力がなくなってしまいましたが、コンセントに差す方が圧倒的に早く充電できるし多くの人にはほとんど問題ないでしょう。
実は付属のトラベルポーチも全然違ったりします。旧では黒メッシュですが、新ではベロアのような素材の高級感あるポーチに変更。
実際に充電してみた
2ポートあるので、2台同時充電できるのが便利ですね。2ポート利用時でも合計最大15Wで充電可。
対応するケーブルが必要ですが、1台のみ充電の場合はなるべくなら充電スピードの速いUSB-Cポートを使いたいところ。
MacBook Airにも充電可能ですし利用しながらもバッテリーの数字は少しずつ増えていきましたが、バッテリーの減りが非常に速くなってしまうので微妙なところ。
MacBook用としてはあまり当てにせず緊急時のみ使う、くらいの方がいいように思います。
新旧および競合製品との比較表
Anker PowerCore III Fusion 5000 |
Anker PowerCore Fusion 5000 |
RAVPower RP-PB125 |
|
---|---|---|---|
画像 | |||
価格 | 3,590円 | 2,899円 | 2,999円 |
カラー | ホワイト |
ホワイト ブラック |
ホワイト ブラック |
容量 | 4,850mAh | 5,000mAh | 6,700mAh |
PD対応 | USB-Cのみ対応 | × | × |
独自規格 |
PowerIQ 3.0(USB-C) PowerIQ(USB-A) |
PowerIQ | iSmart2.0 |
充電ポート |
USB-C×1 USB-A×1 |
USB-A×2 | USB-A×2 |
出力 |
最大18W (USB-Cポート単体) 最大15W (2ポート同時) |
合計最大15W | 合計最大3A |
サイズ | 約78×71.5×30mm | 約72×70×31mm | 約81×75×27 mm |
重量 | 約176g | 約189g | 約195g |
保証 |
18ヶ月 (+6ヶ月) |
18ヶ月 (+6ヶ月) |
18ヶ月 (+12ヶ月) |
あとがき
既に持っているユーザーが買い換えるかどうかは、充電スピードにどれだけこだわるかによるかなといったところ。バッテリー容量と基本的な機能性はほとんど変わりませんからね。
コンセントへの差し込みプラグつきモバイルバッテリーをまだ持っておらず、旅行・出張に行く機会がそれなりにある人であれば全力でオススメします。これ1つとケーブルがあれば宿泊先でも移動中でも充電できる安心感がすばらしい。
一度使うと手放せなくなること請け合いです!
コメントを残す