SAKURAKO – Pick up the phone. / MJ/TR (´・ω・)
導入からもうすぐ6年経つ、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)。
この制度を使ってキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)を移動したことのある人もいれば、一応存在は知っているものの使ったことがない、という人もたくさんいるはず。
つい先日MNPを使う機会があったので、その手順についてメモしておきます。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは
MNPとは、携帯電話の番号はそのままでキャリア(携帯電話会社)を移動することができる制度。
番号を変えなくて良いのであれば、より気軽にキャリアを移ることができるようになります。
そうなると、各キャリアはライバル会社から顧客を獲得するために、あるいは自社を使っている顧客を流出させないために、サービスをより向上させていくことが求められます。
そういった効果を狙って作られたのが、このMNPという制度。
実際に、この制度ができてからドコモ・au・ソフトバンクを中心とした顧客獲得競争は激しさを増してきています。
それだけに留まらず、各キャリアの販売店でも何とか契約を取ろうと高額なキャッシュバックや機種一括0円など攻勢をかけています。特に首都圏・関西圏の競争は激しい。
(ライバル社との差が広がるため、新規契約よりも優遇される傾向あり)
なお、現在のところメールアドレスは移行できません。これがネックといえばネックですね。
ステップ① MNP予約番号を転出側キャリアから受け取る
それでは、MNPの手順について紹介していきます。
まず、MNPを使って出て行くキャリア(今まで契約していたところ)から、MNP予約番号を受け取ります。
各キャリアのショップに行ってもいいですし、電話や携帯サイトでも番号を発行してもらうことが可能。
携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ
お申し込み方法 | MNP (携帯電話番号ポータビリティー) のご案内 | au
なお、どの会社でもMNP予約手数料として2,100円を支払う必要あり。
ステップ② 乗り換え先キャリアのショップに行き、MNPしたい旨と番号を伝える
ステップ1で発行されたMNP予約番号を持って契約したい携帯キャリアのショップに行き、MNPを使いたいと申し出て番号を伝えればOK。
多くの場合、新規契約よりも良い条件(数万円のキャッシュバックや商品券、機種代の割引など)で契約ができるはずです。
但し、元のキャリアで2年契約割引などを利用していた場合に発生する違約金と、新規契約に必要な契約事務手数料3,150円は考慮に入れる必要があります。
なお、このキャッシュバック等の条件は、同じキャリアでも地域や販売店によって違う。
(契約獲得により得られる奨励金の使い道は、各販売店に委ねられているため)
なので、競争が特に激しい関東・関西の都市部ではキャッシュバック額が高かったり、それを狙ってMNPしまくって稼ごうとする人達が現れたり、といった状況も。
このあたりについては私はあまり詳しくないので、気になる方は検索してみてください。
あとがき
各社さまざまな新サービス、新機種、割引プランなどを発表しており、一昔前とはかなり様変わりしているように思います。
もし今の携帯に不満があったり、そろそろ機種変更をしようかと考えているのであれば、MNPでキャリアを変えるという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
→ ドコモオンラインショップへ