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海外に行くとき、まず最初に手に入れておきたいのが現金と通信手段。
このうち、現金に関しては既に日本の空港で両替済み。ドルとユーロに関しては日本にいるうちに両替した方が手数料が安く済みますからね。詳しくは以下の記事参照。
円より強い(流通している)通貨(= 米ドル、ユーロ)は日本で、それ以外の通貨は現地で両替
海外旅行の際の両替は、現地でするのが得か、日本国内が得か?通貨による違い
ドイツでの通信手段としては、グローバルWiFiなどの海外用モバイルルーターをレンタルするのも手ですが、私はせっかくなので現地でSIMカードを入手してみることに。
事前に検索して調べたところによると、空港でSIMを手に入れようとすると40ユーロで通常よりかなり割高らしい。なので以下のブログ記事に従って、フランクフルト中央駅の近くのショップで購入。
空港からSIMを手に入れるまでWi-Fiがない限り通信できないのは不安でしたが、とてもスムーズにいけました!
フランクフルト中央駅の南側にあるショップを目指す
フランクフルト空港からフランクフルト中央駅までは電車で約15分ほど。海外では(日本でもだけど)空港が街からかなり離れていることも多いのですが、ここではそれほど遠くなくありがたい。
空港から中央駅までのアクセス方法については、以下の記事に詳しく紹介しています。

通信手段がない場合でも、事前にGoogleマップの該当地域を読み込ませておけば地図表示は可能。それを知っていたので、日本にいる間にフランクフルト空港と中央駅付近のマップを表示させておき、ショップまでの道順も確認しておきました。
目指すショップは駅の南側にあるので、そちらに進んでいきます。ホームを右に見て進む方向。
自転車乗りが駅や電車内を普通に行き来しているのは、いかにもヨーロッパらしいですね。
こちらが南側の出口です。
出た正面に東横インの広告があってびっくり。
道路挟んで向かい側、ホテルエクセルシオール(HOTEL EXCELSIOR)の1階にショップが見えました。向かって右側の横断歩道へ迂回して向かいます。
ついたよ!SIMカードのマークもあるし、間違いないですね。
無事にSIMカードをゲット。設定もやってくれてありがたい
内部はコンビニのようなつくり。おそるおそるプリペイドSIMカードがあるか訪ねてみると、「どれにする?」的な感じで話がトントンと進みました。
(もちろん、SIMフリーiPhoneは持参してます)
店員にもよるかもしれませんが、向こうも慣れているので英語やドイツ語がわからなくてもスマホを見せて「シムカード」と言うくらいでどうにかなるはず。
なお、このショップにはLyca mobileとLebaraという2社のSIMがあるようですが、どっちも大して変わらないとのこと。
私は通話が必要なかったので、データフラットの1GB/30日のプラン(9.99ユーロ)にしました。ちょっと忘れたんですが、手数料だか税金込みで11〜12ユーロくらいだったかと。
他にも3GB、5GB、10GBのプランあり。
他にもドイツ国内音声通話つきのプラン、国際通話つきのプランなどがあります。
SIMカードをセットし設定まで全てやってくれるので、何も苦労することはありませんでした。念のためその場で通信チェックするのを忘れずに。
中東系っぽい気さくな店員さんが「日本から来たのかい?日本人は親切だから好きなんだ」と言ってたの、リップサービスかもしれんけど素直に嬉しかったです。
「日本人がよく来るんだ」とも言ってたけど、もしかすると前述のブログの影響でしょうか。(私もその1人だけど)
そう考えると、ブログの影響ってなかなかのものがありますね…。
【2017/7/10追記】 SIMカード店は近くに移転したらしい
現地に実際に行かれた方の話によると、上記の店は看板はそのままなものの近くに移転しているらしい。
この記事で紹介したエクセルシオールホテル1Fの場所から2軒隣、バーゼラー通りとの角に移動しており、同じく中東系の店員さんがやっているインターネットカフェと国際電話ボックスが2台ある店とのこと。
情報をお寄せいただいたMさん、ありがとうございました!
【2023年追記】ドイツでの通信は「ahamo」「airalo」がおすすめ!
私がこの記事でドイツを訪れたのは2017年のことでしたが、2023年の現在であればドコモの「ahamo(アハモ)」か、格安eSIMサービスの「airalo(アイラロ)」を使うのがおすすめです!
ドコモの「ahamo」は、海外82ヶ国でそのまま使える
高速データ通信20GBと5分以内の国内無料通話が税込2,970円/月で使えるドコモのプラン「ahamo(アハモ)」。
これまでのプランに比べて格段に安いと話題になっていたのを記憶している人も多いでしょう。
このahamoのデータ通信、追加料金なしでそのまま海外82ヶ国で使えるのをご存知でしょうか。
もちろんドイツもahamoの海外データ通信エリアに含まれているので、ahamoを契約しているユーザーであればいつものスマートフォンがそのまま使えます。
設定はスマートフォンの「データローミング」を「オン」にするだけ。
ただし、海外滞在が連続15日経過後には通信速度が低速(最大128kbps)となるので、16日以上の長期滞在をする場合にはご注意を。
とはいえ日本に1度帰れば復活するので、ほとんどの旅行では問題ないはず。
ahamoの海外データ通信エリアには、ドイツだけでなく台湾や韓国、中国、東南アジア各国、アメリカ、ヨーロッパ各国など日本人の渡航先のうち95%が含まれています。
海外旅行によく行く人にはうってつけですし、そもそも日本国内で使うだけでも格安なプランなので、これを機に乗り換えてしまうのもアリかも。
「airalo」のeSIMなら1GBが7ドルから使える。準備もかんたん
短期間の旅行などでahamoに乗り換えるほどではないユーザーにおすすめなのが、格安eSIMサービスのairalo(アイラロ)。
国によって1GB(7日間)あたり4.5米ドル〜、3GBなら10米ドル程度〜と格安で利用可能。
複数の国をまたいで使えるリージョナルSIMもあるので、周遊旅行のときにも便利。
たとえばドイツなら1GBで5米ドル(約700円)、3GBが10ドル、5GBが15ドル、10GBが22.5ドルで使えます。現地で買うよりずっと安いやん。。。
【ドイツで使えるairalo eSIM価格】
容量 | 使用可能期間 | 価格 |
---|---|---|
1GB | 7日 | $5 |
3GB | 30日 | $10 |
5GB | 30日 | $15 |
10GB | 30日 | $22.5 |
※2023年2月現在
ドイツのほかにフランス、スペイン、イタリアなどヨーロッパ39カ国で使えるリージョナルSIMなら、1GBが5ドル、3GBが13ドル、5GBが20ドル、10GBが37ドル、50GBが100ドル、100GBが185ドル。
※価格はいずれも2023年2月現在
【ヨーロッパ39カ国周遊のairalo eSIM価格】
容量 | 使用可能期間 | 価格 |
---|---|---|
1GB | 7日 | $5 |
3GB | 30日 | $13 |
5GB | 30日 | $20 |
10GB | 30日 | $37 |
50GB | 90日 | $100 |
100GB | 180日 | $185 |
※2023年2月現在
※利用可能な国と地域はフランス、スペイン、イタリア、トルコ、イギリス、ドイツ、ギリシャ、アルバニア、アンドラ、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、スイス、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、ジブラルタル、クロアチア、ハンガリー、アイルランド、アイスランド、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、ラトビア、マルタ、モンテネグロ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、セルビア、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、ウクライナ
空港からすぐに使えるし、英語等でのコミュニケーションに不安がある人でも安心。
わざわざSIMカードを入れ替える手間もない。
私もいま海外旅行に行くならこのairaloを使いますね。
Amazonでドイツ対応SIMカードを買って持参する手も
ドイツ旅行のあとに知ったんですが、Amazonではドイツを含め多くの国で使えるSIMカードを販売しています。
2022年8月現在だと、たとえばドイツを含むヨーロッパで12GB使えるSIMカードが2,000円台前半で買える。
12GBで2,000円ちょいなので、もしかしたら現地で買う場合より安いかも。
空港に着いたらわざわざSIMカードショップに向かわなくてもすぐ使えるし、お店での英語やドイツ語での会話も必要なし。
次のヨーロッパ旅行の際には、AmazonでSIMカードを買って持参しようかなと思っています。
他にも容量や日数、使える国が違う多くのSIMカードがAmazonでは販売されているので、お好みにあわせてどうぞ。
あとがき
空港より断然安いし、設定はやってくれるしでありがたかった。
フランクフルトでプリペイドSIMカードを手に入れたいという方の参考になれば幸いです!
