私がカウントダウンイベントを見にニューヨークを訪れたのは、2014年末のこと。
滞在期間は1週間ほどでしたが、見どころの多い都市だけに20もの記事を書くことができました。
メインであるカウントダウンイベントのレポートや注意点、NYにおける主な交通手段である地下鉄やタクシー(Uber)について、自由の女神やメトロポリタン美術館など定番観光スポット、熟成肉ステーキやハンバーガーといったグルメまで。
何度も訪れている人にとっては常識だったりベタな内容かもしれませんが、初めてニューヨークを旅する人にとっては役立つ内容に仕上がっていると自負しています。
というわけで今回は、当ブログに掲載したニューヨークの情報をまとめてみました!
タイムズスクエアで年越しカウントダウンに参加してきた
まずは、私にとってのメインイベントであるタイムズスクエアでの年越しカウントダウンイベント(New Year’s Eve Ball Drop)。
どこから入るのかわかりにくかったり、バッグ持ち込み不可で弾かれたり、やっと入っても気温0℃前後の中トイレにも行けず8時間立ちっぱなしでひたすら待ち続けたり。。。
とてもハードではありましたが、年明けの瞬間の感動は言葉に表せないほどでした。
そこで得た経験をもとに、タイムズスクエアで年越しする上で知っておくべきポイントをまとめたのが以下の記事。渡航前の自分に見せるつもりで書きました。我ながらこれはめっちゃ有用だと思いますよ。
NYへの飛行機、ホテル
ニューヨークは遠いですが、カウントダウンイベント前後のハイシーズンでも福岡から往復約13万ほどで行けました。
さすがにホテルはマンハッタン×繁忙期でバカ高かったですが、ドミトリー(2段ベッド×2の4人部屋)ながらタイムズスクエア徒歩圏内でなんとか1泊1万ちょい程度で確保。普通のホテルは1泊3万以上する感じor会場から遠く治安も心配だったので仕方なし。
泊まったのは「THE OUT NYC」というホテルです。アクセスも良く、おしゃれで綺麗なホテルでしたよ。
予約はHotels.comから。最安値保証かつ10泊あたり1泊無料のリワードもあってお得。
その他、NYへの飛行機やホテル予約サイト、旅行グッズなど以下にまとめていますので、こちらも参考まで。
現地での交通・通信手段
ニューヨークの玄関口、ジョン・F・ケネディ空港。
ここに到着したら、何はともあれマンハッタンを目指す方がほとんどだと思います。
交通手段としては電車、バス、タクシーがありますが、それらの特徴や乗り方をまとめました。ぼったくりタクシーもいるので注意が必要です。
- JFK空港からのアクセスについて→ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港からマンハッタンまでのアクセス方法
タクシーは値が張るしちょっと怖い、バスは難易度高いNYにおいて、地下鉄は便利な交通手段。
チケットやメトロカード(Suicaのようなもの)の購入方法など基礎知識を以下の記事にまとめています。事前に読んでおくと便利。
路線検索はGoogle MapでOKです。
- NY地下鉄の解説記事→ニューヨークで地下鉄に乗るなら知っておきたい基礎知識(路線、チケット購入、料金など)
目的地が地下鉄路線から離れている場合には、アプリで呼べるタクシー・Uberなんてどうでしょう。
流しのタクシーよりは多少割高となる場合もありますが、手軽に呼べますし目的地の設定も事前にできるので英語が苦手でも安心。
- Uber実際に使ってみた→ニューヨークでも東京でも!アプリで呼んで後払いのタクシー「Uber」が改めて便利だ!
ニューヨークでの通信手段は、SIMフリーのiPhoneを持ち込んで現地のプリペイドSIMを手に入れることに。
やって来たのはT-Mobileというキャリア。
ただ、聞いてみると$50(約5,500円)で1GB、$60(約6,600円)で3GBなどかなり高額なプランばかり。
結局私は3GBのプランにしましたが、これならグローバルWi-Fiなどでルーターをレンタルして持って行った方が良かったかなと思いました。1週間程度であれば値段もさほど変わらないし、現地での手続きもなく空港到着時点から使えて安心ですしね。
- グローバルWi-Fiの申し込みから返却まで→アメリカでネット使い放題が880円/日。グローバルWi-Fiへの申し込み〜受取〜返却まで
定番観光スポット
ニューヨークには、誰でも知ってるようなベタな観光地だけでもたくさんあります。一週間いても満足に回りきれないくらい。
そういった場所を回りたいなら、まず手に入れておきたいのがシティパス(CityPASS)。
定番スポットの入場券がセットになっており、それぞれの場所で購入するよりもかなり安くなっています。
シティパスを手に入れたら、早速色々回ってみましょう。
まずは世界三大美術館の1つ、メトロポリタン美術館。
ここ1ヶ所だけで人類の歴史を辿れてしまう、日本では考えられないとんでもない大きさと収蔵品数の美術館です。しっかり見ようと思ったら1日中いても到底足りないほど。
ざっと見て回るくらいのつもりなら、地図を見ながら気になるトピックの場所のみを攻めるのがおすすめです。
- メトロポリタン美術館の写真レポート→世界三大美術館の1つ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、世界の歴史と文化の違いを体感できる場所。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)も欠かせませんよね。こちらはその名の通り、近代アートが中心。
見るからに美術品、骨董品といったものが多かったメトロポリタン美術館に比べ、こちらはポップなアートから工業製品、ゲーム、はたまた理解しがたい前衛的な作品までさまざま。
芸術にあまり興味がなくても、ツッコミを入れながら楽しめます。
映画「ナイトミュージアム」の舞台ともなった、アメリカ自然史博物館。
地球の生物の進化や宇宙の歴史を、豊富な資料とともに追体験することができる貴重な場所です。ティラノサウルスの骨格標本、迫力あったなあ。
- アメリカ自然史博物館の写真レポ→映画「ナイトミュージアム」の舞台にもなったアメリカ自然史博物館写真レポ。大迫力のティラノサウルス骨格標本も!
アメリカの象徴とも言うべき自由の女神も、ニューヨークにあります。
その堂々たる立ち姿は、やはり一度は見ておくべきでしょう。
マンハッタンの南端から船でリバティ島へ。不安な方はツアーに参加するのもアリですね。
- 自由の女神へのアクセスとレポート→アメリカの象徴・自由の女神。曇り空でも絵になる迫力ある立ち姿は、一度は見ておくべき。
ちなみに、私はこちらのツアー→「地下鉄で行く自由の女神とグラウンドゼロ! ニューヨーク市内観光ツアー<午前/日本語ガイド>」で自由の女神、グラウンド・ゼロ、ウォール街をまとめて周りました。自分で行けなくもないですが、効率よく迷わずにしかも日本語ガイドさんによる説明つきで見られるのでおすすめです。
⇒ 【最低価格保証】VELTRAでニューヨークの現地ツアーを調べてみる
NYの有名な高層ビルといえばエンパイアステートビルですが、並ぶかそれ以上の景色が楽しめるのがトップ・オブ・ザ・ロック。
なんといってもエンパイアステートビルを含む景色は、ビルの外からしか見られませんからね。そういう意味でもトップ・オブ・ザ・ロックの方がいいかも。
(エンパイアの方がめちゃくちゃ並んでて入る気を無くしたのもありますが。。。)
夕方くらいに上り、夕焼け〜夜景を楽しむのがおすすめです。
- トップ・オブ・ザ・ロックに行ってきた→ニューヨーク摩天楼の壮大な夜景を一望できる「トップ・オブ・ザ・ロック」エンパイアステートビルも見られる!
ミュージカルや穴場スポットも
ニューヨークに来たらやっぱりブロードウェイでミュージカルは外せない!
ライオンキング、ウィキッド、マンマ・ミーア、オペラ座の怪人、レ・ミゼラブルなどなど各劇場にて名作の数々がほぼ毎日のように上演されています。
英語の聞き取りは難しくても、本場の迫力と雰囲気だけで十二分に楽しめます。
チケット予約方法などは以下の記事を参考に。
- ブロードウェイミュージカルの予約方法いろいろ→ニューヨーク・ブロードウェイでミュージカル見てきたレポ&チケット予約方法いろいろ
やや穴場のスポットとしておすすめしたいのが、チェルシーマーケット。
ありとあらゆる食材からファッション、本まで何でも揃う活気あふれる市場は見ているだけでも楽しい。
お土産買いがてら、気になったものをつまみ食いしながら見て回るだけできっと満足のいく体験となることでしょう。
- NYのおすすめスポット・チェルシーマーケット→ニューヨーク・チェルシーマーケットは、美味しいものからお土産まで何でも揃う楽しい市場。観光にも超おすすめ!
ニューヨークには、世界でも珍しいアップルストアが2軒あります。
そのうちの1つが、グランド・セントラル駅構内のアップルストア。
この店、駅の中二階のようなところにそのまま作られているのです。
何も知らない人なら「何気なく階段を上ったらそこはアップルストアでした」となりかねないくらいの一体化っぷり。
- 駅構内にある珍しいグランドセントラルのアップルストア→100年の歴史を持つ駅の内部に一体化した、グランドセントラルのアップルストア(Grand Central Apple Store)が凄かった
もう1つの特徴的なアップルストアは、5番街にあります。
なんといっても目を引くのは、入口のガラスキューブ。
元々はもっと継ぎ目が多かったそうなのですが、かのスティーブ・ジョブズの一声で入り口をより継ぎ目のないガラスパネルに改修しリニューアルしたとのこと。
- ガラスキューブが美しい5番街アップルストア→ジョブズ氏も情熱を注いだニューヨーク5番街のアップルストア。ガラスキューブに囲まれた入り口が印象的。
アメリカは路上パフォーマンス文化が発達していることでも知られていますが、ニューヨークももちろん例外ではありません。
私が見ていて驚いたのは、スプレーアート。
缶入りのスプレーと様々な謎の道具を使って、幻想的な絵を魔法のように描き上げる様子は目を見張るものでした。
動画で撮ってきましたので、ノーカットでどうぞ。
ニューヨークのグルメも見逃せない
アメリカの食べ物というと大味なイメージを持っている方もいるかもしれませんが、私の行った限りで言うと少なくともステーキとハンバーガーとピザはマジでうまい!
日本で流行しつつある熟成肉も、本場はここニューヨークです。
ニューヨークの熟成肉ステーキハウスの中でも一番の老舗有名店が、ピータールーガー。
粋なおじさま店員がサーブしてくれる旨味のつまった熟成肉ステーキは絶品です。アメリカでは珍しくカードが使えない店なので注意。
- 世界一の熟成肉ステーキ・ピータールーガーを体験→ニューヨーク「ピーター・ルーガー ステーキハウス」は、世界一の熟成肉ステーキが食べられる店。
こちらもNY発、アメリカを中心に急速に店舗数を伸ばしているハンバーガー店、シェイク・シャック。
最近東京にも進出し、長い行列が話題になっていましたね。
- 日本にも進出したNYを代表するハンバーガー・シェイクシャック→NY発の超人気ハンバーガー店「シェイク・シャック」写真レポ。11/13東京にもオープン!
物好きな方は、あえて日本のラーメンを食べに行ってみるのも面白いかもしれません。
NYでも大人気の一風堂なんていかがでしょう。
ややマイルドになっている気はしますが、紛れも無く一風堂のラーメンでしたよ。ただ、日本人の感覚で言うとめちゃめちゃ高い…。
- NYであえて一風堂に突撃する福岡市民→NYでも大人気のラーメン店・一風堂。日本にないメニュー「平田バンズ」も美味いぞ!
通信手段はeSIMの「airalo」が安くて簡単、おすすめ!
私がニューヨークを訪れたのは2014年のことでしたが、2022年の現在であれば「airalo(アイラロ)」というeSIMサービスを使うのがおすすめ。
国によって1GB(7日間)あたり4.5米ドル〜、3GBなら10米ドル程度〜と格安で利用可能。
複数の国をまたいで使えるリージョナルSIMもあるので、周遊旅行のときにも便利。
たとえばアメリカなら1GBで4.5米ドル(約630円)、2GBが8ドル、3GBが11ドルなど。現地で買うよりずっと安いやん。。。
【アメリカで使えるairalo eSIM価格】
容量 | 使用可能期間 | 価格 |
---|---|---|
1GB | 7日 | $4.5 |
2GB | 30日 | $8 |
3GB | 30日 | $11 |
5GB | 30日 | $16 |
10GB | 30日 | $26 |
20GB | 30日 | $42 |
※2022年12月現在
空港からすぐに使えるし、英語等でのコミュニケーションに不安がある人でも安心。現地で買うよりもずっと安い。
わざわざSIMカードを入れ替える手間もない。
私もいま海外旅行に行くならこのairaloを使いますね。
あとがき
ネタが多い分このまとめ記事も長くなってしまいましたが、初ニューヨーク旅行の参考になれば幸いです。
よき旅を!
⇒ エクスペディアでニューヨーク旅行ツアーやホテルを調べてみる

