ベトナム中部にある古都・ホイアン。
古くから港町として栄え、16世紀以降は江戸幕府とも広く取り引きをし、日本人街も広がっていたらしい。
その当時を思わせる街並みはユネスコの世界文化遺産にも登録されています。
街を歩きながら当時を偲ぶもよし、人力車に乗ったり雑貨屋やカフェなんかを巡るのも楽しい。
夜にはランタンが輝き、美しい風景が広がります。
アクセスがあまり良くない(ツアーもしくはタクシーくらいでしか行きづらい)のが難点ですが、ベトナム中部に訪れるなら外せない観光地の1つです!
古い街並みを今に残すベトナム中部の都市・ホイアンへ
ベトナム中部へは、ホーチミン等から空路でダナン空港へ行くのが定石。バスや列車もありますが移動に1日かかってしまうので。
その中部の中核都市・ダナンからホイアンへのアクセスは、ツアーもしくはタクシーのほぼ2択。
タクシーだとボッタクリや捕まえられるかどうかの不安があったので、私たちは日本語ガイド付きのツアーをネットで申し込み。
かつて栄えたチャンパ王国のミーソン遺跡を見学した後、いよいよホイアンへ。
街に入る前に、ベトナムの民族衣装であるアオザイ屋さんに立ち寄ります。なんとアオザイのレンタルができるとのこと。

アオザイ女子、かなり良いんですよねえ。今回は野郎3人だったので断念しましたが、次回は絶対彼女連れて来るんや。。。

↓イメージ画像(Pixabayより)

気を取り直して、いろいろアウトな幼稚園らしき建物を横目に見つつホイアンの旧市街へ。

ホイアンにある観光名所への入場チケットを購入します。今回はツアーに含まれているのでガイドさんがやってくれました。5枚つづりで12万ドン(約600円)。
対象となる建物に入らなくても基本チケットは購入必須だとか、チケットをチェックされず無料で入れたとか様々な情報がありますが、要するに適当なんだと思います。1セットは買う必要がある前提で考えておくと良さそう。

住宅やカフェの並ぶ人通りの少ない裏通りを抜け、最初のスポットへ。


ホイアンのシンボル「日本橋」など、街を散策
ホイアンのシンボルとも言える、その名も「日本橋(通称。実際は来遠橋というらしい)」。に着きました。

木造アーチ状の小さな橋で、16世紀終わりに日本人が架けたとのこと。(現存するものは1986年に復元されたもの)
提灯にはとってつけたような「ホイアン」のカタカナが。


日本橋を外から見たところ。小さいながらも風情のある外観ですね。川はかなり汚いけども。

こちらは廣肇會館(こうちょうかいかん)。200年以上前に中国人が作った集会所の1つ。

街中にはベトナムらしい傘をかぶったり、人力車(シクロ)に乗った観光客がたくさん。


ここは人力車の待機所(?)ですね。調べてみたところ相場は30分140,000ドン(700円)らしいですが、時期などによっても変わる可能性がありますしおそらく最初はふっかけてくるので、乗る場合にはきちんと値段交渉を忘れずに。

ツアーでは、この後カフェのような店で夕食。

店内はおしゃれでいい感じでしたが、料理はまあ可もなく不可もなく。ツアー付きの食事はまあこんなもんか、ってことで省略。

灯籠を流し、ランタン輝く夜景を楽しむ
日が落ちてくると、ホイアンが徐々に色づきだします。

願い事をしながら灯籠を流すのがホイアンの習慣らしく、子供からおばあちゃんまでたくさんの人が灯籠を売っていました。

「こういうときは子供から買うものよ」とか何とか言いつつ、ツアーガイドさんが近くにいた一番小さい子供から灯籠を購入。

長い棒みたいなものを使って灯籠を川に浮かべる。

元々それほど広くない川を、観光客の乗る小舟がどんどんと埋めていきます。

ホイアンの風景は、夜が更けてからが本番。色とりどりのランタンが輝くメインストリート。

購入も可能で、小さいものだと約600円くらいらしい。



結婚するカップルらしき撮影があってたり。絵になりますもんね。

ランタン以外に、雑貨や食べ物の屋台も並んでいます。

川沿いにも趣向を凝らしたランタンが並ぶ
川沿いも、さまざまなランタンで飾り付けられています。これはクリスマスツリー、かな?

長崎のランタンフェスティバルを思い起こさせる、さまざまな動物のランタンの数々。



川越しに見る夜景はとても美しい。

今回はツアーだったのであまり時間がありませんでしたが、ストリートの適当な店に入ってビールを飲んだり、現地の食べ物をつまんだりするものきっと楽しい。

軽く転覆しそうなのでちょっと勇気はいるけど、ボートで川を漂うのもいいですね。


あとがき
ベトナム中部(ダナン、フエ)に来るなら、外せない観光地のひとつホイアン。
昔の名残が残る街並みや夜の美しいランタンを見に、ぜひ訪れてみてください。

  
  
  
  





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