ScanSnap iX110とiX100の違いは「USB-C対応」バッテリー内蔵モバイルスキャナーの定番モデル

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ScanSnap iX100とScanSnap iX110を並べて比較 レビュー
上:ScanSnap iX100(ブラック) 下:ScanSnap iX110(ホワイト)

外出先でも名刺や領収書をサッとデジタル化したい。省スペースのスキャナーで書類を整理したい。

そんなニーズに応える、持ち運べるコンパクトスキャナーが「ScanSnap iX110」です。


ScanSnap iX110は、前世代機iX100の性能・使いやすさはそのままにUSB Type-Cに対応

スティック状で場所をとらず、わずか400gで持ち運びやすい。バッテリー内蔵でいつでもどこでもスキャンできる。


モバイルスキャナーがほしい人には、一番におすすめしたいモデルです!

ScanSnap iX110と前世代・iX100を実機で比較。違いはどこ?

ScanSnap iX110は、前世代のiX100と比べてどこが変わったのか?

結論から言うと、iX110の最大かつ唯一の進化点は「USB端子がmicroUSBからType-Cになったこと」。スキャン性能はまったく変わりません。


『性能アップがない』と聞くと残念に思う方もいるかもしれませんが、それだけiX100の完成度が高かったと言い換えることもできる。

実際、ScanSnap iX100を使っていて性能の部分で物足りなさを感じたことは(少なくとも個人的には)ありません。


手元にせっかくScanSnap iX110とiX100が両方あるので、並べて比較してみました。

両機種ともホワイト・ブラックの2色がありますが、私が持っているのはホワイトがiX110、ブラックがiX100。

やっぱり見た目もサイズもまったく同じですね。

ScanSnap iX100とScanSnap iX110を並べて比較

上:ScanSnap iX100(ブラック)
下:ScanSnap iX110(ホワイト)

ボタン周りもまったく同じ

パカッと開けると、「iX100」「iX110」と記載あり。

iX100の発売(2014年)からiX110発売(2025年)までにScanSnapメーカーのPFUが富士通グループからリコーに移ったので、ロゴも変わっています。

パカッと開けると、「ScanSnap iX100」「iX110」と記載あり


唯一の違いがUSBポート部分。

いまではほとんど見かけなくなったmicroUSBから、現在の主流であるUSB-Cに変更となっています。

iX110はUSB-Cに対応

iX110はUSB-Cに対応


スキャン性能自体は変わらないので、iX100で問題なく使えているユーザーは買い替える必要なし。

ただ、microUSBがネックでiX100の購入を躊躇していた方にとっては、ScanSnap iX110待望のUSB-C対応モデルと言えるでしょう。


ScanSnap iX110の特徴

ScanSnap iX110にはいったいどんな特徴があるのか?まとめてみました。

軽量コンパクト、持ち運び・移動がラク

ScanSnap iX110の大きな特徴は、その「コンパクトさ」と「軽さ」。

食品用ラップの箱と同じくらいのサイズ感で、バッグのすき間にもスッと収まります。

食品用ラップに近いサイズ感のiX110

食品用ラップに近いサイズ感のiX110

ラップとiX110を比較

重量は500mlペットボトルより軽い約400g(実測値は411.5g)で、持ち歩いても負担になりにくい。

ScanSnap iX110の重さ実測値は411.5g

ScanSnap iX110の重さ実測値は411.5g


たとえば営業職の方であれば、訪問先で受け取った名刺や資料をその場や移動中にスキャンしてデータ化できる。

オフィスでも家庭でも、カフェでも移動中でも場所を選ばず書類整理ができるのは、モバイルスキャナーならではの強みです。


使わないときは棚や引き出しにしまっておき、必要なときだけサッと取り出すような使い方もいいですね。

バッテリー内蔵&Wi-Fi対応でコードレス運用できる

ScanSnap iX110バッテリーを内蔵しており、電源につながなくても使える。

バッテリー駆動のScanSnap iX110を充電

バッテリー駆動のScanSnap iX110を充電中

さらにWi-Fiにも対応しているので、スマートフォンやタブレット、パソコンとワイヤレスで接続して使用可能。


本体だけでコードレス運用できるのが、ScanSnap iX110の大きな強みです。

2枚同時読み取りで効率アップ。プラスチックカードもスキャン可

現行の他機種にはない、ScanSnap iX110だけの機能が「デュアルスキャン」。

レシートや名刺など小さな原稿なら、2枚を並べて同時にスキャンできます。作業効率が2倍にアップ。

2枚同時に読み取れる「デュアルスキャン」

2枚同時に読み取れる「デュアルスキャン」


また、プラスチックカードの読み取りにも対応。

免許証、保険証、マイナンバーカードなど身分証明書が必要なときにもすぐに準備できてとても便利。

プラスチックカードもスキャンできる

プラスチックカードもスキャンできる


A3やB4サイズの大きめな書類も、半分に折ってスキャンすれば自動的に合成して1枚の画像として保存できます。

PCやスマホがなくてもクラウドに自動アップできる

ScanSnap iX110には、パソコンやスマホと接続しなくてもスキャンするだけで自動でクラウドサービスに保存する機能も。

ScanSnapが対応するクラウドサービス

ScanSnapが対応するクラウドサービス(公式より引用)

原稿の種類を自動判別し、DropboxやEvernote、Google Drive、あるいはマネーフォワードやfreeeといった会計ソフトなどに送れます。


オリジナルデザインカバーが選べる

ScanSnap iX110の発売に合わせて、カバーを着せ替えて楽しめるオリジナルデザインカバーが登場。

いずれもTwitter(X)だけで10万人以上のフォロワーを持つ、SNSで人気のクリエイター3名とコラボ。

それぞれのクリエイターで2種類ずつ、合計6種類のデザインカバーがラインナップされています。価格は各3,300円で、iX100でも使用可能。

プロダクトクリエイター「ミチル」氏デザイン

プロダクトクリエイター・ミチルさんのデザインは、ホワイトモデルが「大根のかつらむき」、ブラックモデルは「ピアノ・電子キーボード」。

イラストレーター「せきの」氏デザイン

イラストレーター・せきのさんの作品は、ホワイトモデルが「食品用ラップ」、ブラックモデルが「クイズ」をモチーフにしたデザイン。

ライターの「ダ・ヴィンチ・恐山」氏デザイン

オモコロでも人気のライター・ダ・ヴィンチ・恐山さんのカバーは、何やら暗号のようなバーコードをイメージした文字のデザイン。


書類のデジタル化で、仕事も生活もスマートに

ScanSnap iX110は、家庭用スキャナーNo.1のScanSnapシリーズがほこるモバイルスキャナーの定番モデル。

前世代のiX100からスキャン性能は変わっていないものの、USB-Cに対応したことでより使いやすくなりました。


軽量コンパクトでどこにでも持ち運びやすく、バッテリー内蔵・Wi-Fi対応なので完全ワイヤレスで使える。

出張のお供から自宅・オフィスでの省スペース利用まで、幅広く活躍するスキャナーです!


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