阿蘇を旅行するときに近くを何度も通ったことはあるものの、未訪問のままだった上色見熊野座神社。
以下のツイートがバズったりなどで一時話題にはなったりしたものの、まだまだ穴場スポットといっていい場所です。
神社とか好きな人は南阿蘇にある上色見熊野座神社には絶対に行ったほうがいい
マジで異世界 pic.twitter.com/qgHmIRwoue— すてぃっく🐑 (@stick_oarai) April 15, 2018
ちなみに、「上色見熊野座神社」は「かみしきみくまのざじんじゃ」ではなく「かみしきみくまのいますじんじゃ」と読むらしい。
上のツイートでわかるように、曇りや雨の日の方が映えるというちょっと変わったところ。
私が行ったときは残念ながら(?)晴天だったものの、それでも鬱蒼とした木々と苔生した灯籠の間を縫うように続く参道は雰囲気抜群。
南阿蘇地方に旅行するときには、ぜひ訪れてみてほしいスポットの1つです。
「上色見熊野座神社」鬱蒼とした木々と苔生す灯籠の間を歩く
上色見熊野座神社があるのは、阿蘇山の南東側。
タイトルには南阿蘇と書いていますが、正確には阿蘇郡高森町というところにあります。
神社を目指してきてもすぐに気付くとは思いますが、車で行く場合は以下の無料駐車場を目指してくるとよいでしょう。
かなりの台数が駐められるスペースがあったので、よほどのピーク時でなければ空いているはず。
国道に面したところに、上色見熊野座神社の入口があります。色見郵便局の向かい。
狛犬の間を通り、灯籠と鬱蒼とした木々がならぶ参道へ。
天気が良い日でも、樹木に遮られてかなり薄暗い道のり。
周囲の木々はいずれも背が高く、葉っぱは上の方にのみ生い茂っているものばかり。
これが独特の景観を作り出しています。
参道途中の左手には手水舎……というより手水場。手を洗って先に進みましょう。
苔生した灯籠がいい味出してるんですよね。
途中には、木の根が露出している場所も。雨の日は階段自体も滑りやすいので、つまづいたり転んだりしないようにご注意ください。
後ろを振り返ったときの景色も、また風情がある。
木々と鳥居、灯籠が織りなす本殿前の眺めは、ぜひ見てほしい
しばらく来たところで、鳥居が出現しました。入り口に続いて2つ目。まるで灯籠に守られているように見えます。
このあたりがおそらく上色見熊野座神社で一番の撮影スポットなので、いい写真を撮りたい方は念入りに。
鳥居の中に本殿が見えるアングルもおすすめです。
鳥居をくぐると、いよいよ本殿が見えてきます。ラストスパートとばかりに灯籠の密度もグッと上がる。
本殿に到着。人はおらず、何の変哲もないおみくじがある程度のシンプルな建屋。
しっかりと参拝をして、帰路につきます。
この本殿のさらに奥には、鬼八法師が蹴破ったといわれる大風穴「穿戸岩(うげといわ)」があるらしい。
訪問当時そのことを知らず、そのまま引き返してしまいました。次回はそっちも見に行かなければ。
帰り道。本殿前の参道は、とくに灯籠がずらりと並んでいて映える撮影アングル。
いわゆるパワースポット的な場所でもありますね。
あとがき
写真だけだと長い道のりのように見えますが、実際は写真を撮りながらでも往復30分くらいのコース。
周囲にはよい温泉や宿、観光スポットがたくさんあるし、絶景ドライブも楽しめるのでその旅程に組み込んでもいいですね。
天気が悪いほどいい写真が撮れるので、少し残念な天気でも楽しめるのもいい。
幻想的な雰囲気の中、綺麗な写真が撮れるアングルを探しつつ参拝するのは楽しいですよ!