2013年11月7日
豆知識

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ごぼう、にんじん、じゃがいものきんぴら! / kimishowota

最近、世間を賑わせている「食品偽装(誤表示)」問題

ホテルのレストランメニュー偽装問題に始まり、百貨店のデパ地下でも同様の問題が発覚し始めているようです。

そして、多くの方が感じていることと思いますが、現在明らかになっているのはおそらく氷山の一角。
おそらく多くのホテルやデパート、外食店などがひっそりメニューを変えるか、シラを切り通すかと戦々恐々としていると思われます。

私がそう思うのは、ひとつこの問題に関わる経験をしていたことが理由としてあります。
当時はあまり何も考えていなかったのですが、後から考えると「産地偽装」だと思われる日雇いバイトをしたことがあるのです。

12年前の日雇いバイト経験談

確か大学2年か3年生くらいの頃(12、3年前)。

平日に暇な日ができた私は、登録してあった斡旋業者の紹介で日雇いのアルバイトをすることにしました。


車で連れて来られたのは、福岡県の某所。
なぜか門のようなものはなく、目立たない場所にあるビニールのカーテンを開けて中へ。

建物(というか掘っ立て小屋のような、工場のような場所)の中には、流し台のようなものがいくつかと、大量のダンボールを運ぶときに使うパレット(荷台)。

そこで私が行ったのは「ゴボウを袋に入れて箱に詰める」仕事。流れ作業の一工程らしい。
日雇いバイトは基本的に肉体労働系が多いですし、しばらくは何も考えずにその作業を黙々とやっていました。


ですがよくよく周りを観察してみると、どうも流れ作業の工程がおかしい。
以下のようなことをやっているようなのです。

中国産(と思われる)ゴボウのダンボールから、ゴボウを取り出す
 ※このダンボールに書かれてある文字で、ドラゴンボール・悟空の父親の名前「バーダック(burdock)」がゴボウのことだというのをを知った

②取り出したゴボウを洗い、土を落とす
③洗ったゴボウに土をつける
④袋に入れて、「宮崎県産」と書かれた箱に詰める
⑤パレットに積んで運び出す


当時は「なんか変だな」くらいであまり気にも留めていなかったのですが、今考えるとあれはほぼ間違いなく「産地偽装」の現場。

おそらく産地の土を落として宮崎の土をまぶし、検査を逃れようとしていたのでしょう。(推測です)

そのバイトはそれっきりですし、今もまだこのようなことが行われているかどうかも定かではありません。

「食品偽装」は相当根深い問題なのでは

私が経験した事実は「ゴボウの産地偽装っぽい現場のバイトを1回経験した」だけなので、それ以上のことはあくまで推測の域。

ですが、私がたまたま極まれな現場に居合わせただけとも思えません。
おそらく、ホテルやデパートに限らず食に関わる様々な現場で、産地偽装や食品偽装が行われているのではないでしょうか。

もしかすると外食産業に従事している一部の人にとっては日常的なことで、あとは捜査の手がそこまで伸びるのかあるいは隠し通す(もしくはしれっと直す)だけのことなのかもしれませんが。。。

あとがき

世界中で愛され、世界無形文化遺産にも選ばれた和食がこのようなことで信頼を失うのは日本人としてとても悲しいことです。なにより日本のごはんが大好きですし。

消費者や、真面目に仕入れや料理の提供をしているお店にとってはこれ以上ない腹立たしく迷惑な話ですし、これを機にそれぞれの事業者が公明正大に産地やメニューの表示をしてくれるのを願うばかりです。

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