裁断機(カール)・スキャナー(ScanSnap S1500)をメンテナンスしよう!【自炊(本の電子化)完全マニュアル 第6回】

裁断機、Scansnap共に、何百冊(何万枚)も裁断・スキャンしていると、少しずつヘタってきたり、汚れてきたりする部品があります。

今回は、そのメンテナンス方法について記事にしてみました!

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【自炊(本の電子化)完全マニュアル】 全2+6+1回シリーズ

序章「本を電子化する6つのメリット」

序章「本の電子化に向けての3つのハードル」

第1回「裁断機をえらぼう!」

第2回「スキャナーをえらぼう!」

第3回「本を裁断しよう!」

第4回「本に合わせてScanSnapを設定し、スキャンしよう!」

第5回「電子化した本をiPadやiPhone、MacやWin機で読もう!」

☆ 第6回「裁断機・ScanSnapを手入れしよう!」

番外編「裁断した本を処分しよう!」

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裁断機(Carl DC-210)の刃、カッターマット交換

Carlのスライド式裁断機で交換が必要になるのは、刃とカッターマットの部分です。

裁断時スライドさせる部分についているのが円型の刃、その際下受けとなるのがカッターマット。

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繰り返し裁断していくと、

  • 刃の切れ味が落ちてくる
  • カッターマットに溝ができ、裁断しにくくなる

という症状が起きてきます。

…しかし実は、5万枚以上裁断した今でも、まだ刃もマットも交換してません^^;

若干切れ味は鈍くなった感じはあるものの、まだ交換しなくても十分な切れ味を保っております。恐るべし!

しかも、なんとこの裁断機、替刃と替えのカッターマットが購入時に付いているんです!

(実は最近まで知らなかった!w)

左下の部分を開けると、替刃発見!

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替えのカッターマットもここに収納してあります。

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元々替刃が600円程度、カッターマットが1000円程度と安価なのですが、

それを購入時におまけで付けてしまうとは…Carlさん、素晴らしすぎます。

本の裁断業界(?)ではまださほど有名でないこの裁断機ですが、

メンテナンス性からいっても私は断然このCarlの裁断機、DC-210を推します!

なお、裁断のやり方については、過去記事を参照くださいね。

裁断機&替刃、替カッターマットはこちら。

Scansnapの読み取り部清掃、部品交換

Scansnapでの消耗品は、「パッドユニット」と「ピックローラユニット」という2つの部品。

その他、読み取り部のガラス部分が本の糊やインク等で汚れてくるため、清掃が必要になります。

Scansnapのカバーをオープンしたところ。

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# ピックローラユニットはまだ交換していないため、以下はそれ以外について解説します。

具体的には、以下のような症状が起きてきたら替え時 or 掃除のタイミングでしょう。(私はそうでした。)

  1. 購入当初に比べ、重送(2枚以上一気に巻き込み、エラーで止まってしまうこと)が増えてきた
  2. →パッドユニットが摩耗している可能性があります。

  3. 読み取ったPDFに、緑色の線が入ってしまう。
  4. →読み取り部のガラスが汚れています。

1. パッドユニット交換

以下のScansnap公式ページのマニュアルにある「S1500/S1500M オペレーターガイド」の335ページに、

詳しい交換方法が載っています。

スキャンが4万枚を超えたあたりから重送が増え、かなり時間をロスしていたのですが、

パッドユニット交換後は重送がぐっと減り、元通りスムーズになりました(^^)

# なお、公式な交換周期は「5万枚もしくは1年ごと」となっています。

私はPFU(Scansnap販売元)の直販サイトで購入しましたが、現在はAmazonでも販売しているようです。

2. 読み取り部清掃

読み取ったPDFに、以下の写真のような線が入ってしまうようなら、読み取り部が本の糊等で汚れていると考えられます。

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公式ページにも、この原稿にはない線が入ってしまう症状に関するQ&Aが。(Q1)

ADFカバー側と本体側のガラス全面のよごれを繊維ゴミの出ない布(メガネのクリーナ布など)で丁寧にふいてください。 特に線が入る部分を重点的に清掃してください。

・ガラスに付着したよごれはおちにくいため、クリーナF1があれば少し湿してふいて下さい。

・装置内部を清掃する際は、水や中性洗剤を使用しないでください。

・エアスプレーは、使用しないでください。ほこりなどが装置内に浸入して、故障や装置異常の原因になる場合があります。

・裁断した雑誌や書籍の糊は、クリーナF1や清掃用の無水アルコールなどで念入りにふかないと落ちません。

上記のQ&Aにもある通り、読み取り部の汚れは不織布(メガネケースやiPhoneのシートに付いている、目の細かい布)で拭き取りましょう。

ただ付着した糊はなかなか落ちにくいので、そんな場合はScansnap用のクリーナを使うとよりキレイに汚れが落ちやすいかもしれません。

「かもしれません」というのは、私はこのクリーナを使わず、不織布で頑張ってキレイにしているからです^^;

ただかなりこすらないと糊が落ちにくいので、クリーナを買おうかと思案中。

裁断機もScansnapも、メンテして長く大事に使いましょう!

Carlの裁断機は1万数千円、Scansnapは4万近くする高い買い物。

ただ、買ってしまえば部品交換や清掃といった維持費はかなり安く済みます。

故障してしまわないよう定期的にメンテナンスをして、長く大事に使っていきましょう!

次回は番外編。本を縛って捨てるときの「縛り方」講座です

この記事までで、「自炊(本の電子化)完全マニュアル」の本編は終了です!

間が空きがちな連載ではありましたが、お付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

次回は番外編、本の電子化には直接関係のない、裁断後バラバラになった本の「縛り方」講座。

縛って捨てようとするけど、どうも緩んでしまってうまくまとめられない…という方は必見です!

雑誌や新聞を捨てるときにももちろん使えますよ。

覚えておいて損はない結び方を2つほど伝授するので、お見逃しなく!

おまけ

私、@のScansnap読み取り枚数を調べてみました。

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77,637枚だそうです。目指せ100,000枚!w

というか、パッド交換時にリセットするの忘れてた(^^;)

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ABOUTこの記事をかいた人

牛嶋 将太郎@ushigyu

牛嶋 将太郎@ushigyu

株式会社エコーズ代表取締役社長(と名乗ってみたくて会社をつくりました)。当ブログにておすすめの製品やお店、旅行先、ガジェットなどを気のむくままに、わかりやすさを心がけて紹介しています。 長崎出身で福岡市在住。東京で就職しましたが独立を機に学生時代を過ごした大好きな福岡に帰還。
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