自炊に適した裁断機をえらぼう!【自炊(本の電子化)完全マニュアル 第1回】

さて、今までは本の電子化によるメリットや、それを阻むハードルについて書いてきましたが、今回からは機器の選定から、具体的な裁断・スキャンの手順を書いていきたいと思います!

今回は全2+6+1回シリーズの第1回「裁断機をえらぼう!」です。
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【自炊(本の電子化)完全マニュアル】 全2+6+1回シリーズ

序章「本を電子化する6つのメリット」

序章「本の電子化に向けての3つのハードル」

☆ 第1回「裁断機をえらぼう!」

第2回「スキャナーをえらぼう!」

第3回「本を裁断しよう!」

第4回「本に合わせてScanSnapを設定し、スキャンしよう!」

第5回「電子化した本をiPadやiPhone、MacやWin機で読もう!」

第6回「裁断機・ScanSnapを手入れしよう!」

番外編「裁断した本を処分しよう!」

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裁断機の選定

それでは、第1回として裁断機を選びましょう!

私がネット上を探しまわり、挙げた候補が以下の4つです。おそらく、現在も裁断方法はほぼこの4つくらいかと。

  1. 定規とカッターでがんばる!
  2. プラス(PLUS)断裁機 PK-513L
  3. 大型裁断機・ペーパーカッター(中国製)
  4. カール事務器 ディスクカッター DC-210N

※なお、私は4.の裁断機を使っていることを先に言っておきます。

ですので、1~3の方法については口コミ、人に聞いた話をもとに記載していますので、ご了承あれ。

1.定規とカッターでがんばる!

とにかくお金をかけたくない方には、裁断機など使わず定規やカッターで切る!という手もあります。

しかし時間はかかるし、ずれたり斜めになったりといったミスも増えるので、おすすめはしません。。。

この方法を選ぶのであれば、キンコーズの裁断サービスなど使ってみてはいかがでしょうか。

2.プラス(PLUS)断裁機 PK-513L

おそらく、最もポピュラーな裁断機といえるでしょう。

@さん、@さんといった著名なブロガーの方々も使用されていますし、

その他にも「本のスキャン」を扱った記事ではほとんどといっていいほどこの裁断機が話題となっています。

そういう意味では、信頼度の高いツールといえるでしょう。

ですがその反面、この裁断機はとにかくデカイ!そして重い!というのが最大の弱点です。

@さんもおっしゃっていましたが、あくまで業務用の商品。家庭用にはちょっとごつすぎる感はあります。

<メリット>

  • すでに先人が多くおり、信頼度高し!サイトやブログ記事もすぐに見つかる。
  • 裁断能力が高い!(15mm(PPC用紙64g/m2換算約160~180枚) )
  • ロックをはずさないと刃がおりない、LED光源でカットラインを表示など機能も万全。日本製。

<デメリット>

  • 元々巨大なうえ、ハンドルを上げた状態で収納するため、相当場所を取る。
  • とにかく重いため、移動させるのも一苦労。(13kg)
  • 本体、替刃が比較的高価。(本体:33000円程度、替刃:15000円程度)

3.大型裁断機・ペーパーカッター(中国製)

Amazonなどで販売している、メーカー不明の中国製裁断機です。

スペックを見ると、驚くべき裁断能力の高さ(PLUS裁断機の2倍以上!)、そして安さ(11000円!)を誇ります。

その反面、PLUS裁断機に輪をかけて重く、またAmazonレビューを見るに品質のばらつきも多いようです。

<メリット>

  • とにかく裁断能力が高い!(40mm(PPC用紙64g/m2換算約400枚) )
  • 3つの裁断機の中でも最も安い!(11000円程度)

<デメリット>

  • PLUS裁断機以上に巨大、そして重い。(17kg)
  • 紙押さえ機能が弱く、裁断位置がずれやすい。
  • 油が付着している、切れ味が落ちやすい、細部の作り込みが甘い…など中国製ならでは(?)の特徴あり(Amazonレビューより)

4.カール事務器 ディスクカッター DC-210N

PLUS裁断機ほどの人気はありませんが、

@さんといった新米ブロガーの方も使用されている(笑)、実はかなり品質の高い裁断機です。

PLUS裁断機、中国製裁断機と比較した場合の特徴は、軽くて薄く、安全!ということ。

たった2.6kgしかないので、らくらく移動できちゃいます。切れ味も抜群。

面(タテ×ヨコ)は他2つの裁断機と変わらないが、薄いので収納が比較的楽。f:id:ushigyu:20100827013007j:image

ただし、最大のネックは裁断能力。3.5mm(PPC用紙64g/m2換算約40枚)とPLUS裁断機の1/4しかないため、

マンガ本1冊裁断するのにも3~4分割してから裁断する必要があります。

<メリット>

  • 他の2つに比べ、圧倒的に軽く薄い!(2.6kg)
  • 角張っている部分もなく外側はプラスチック製、裁断能力が低い分指などを挟むこともないため、安全性高し。日本製。
  • 比較的安く(13000円程度)、替刃に至っては断然安い(600円程度)。切れ味も落ちにくい。

<デメリット>

  • 裁断能力がPLUS裁断機の1/4、中国製裁断機の1/10程度しかない。
  • そのため、他の裁断機に比べ、裁断時に本を分割する手間が増える。

まとめ

では、以上をまとめてみましょう。

名前 価格
(2010/8/26現在)
裁断能力 サイズ 重量 安全性 総評
プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106
(32,230円)

(170枚)
×
(W402
×L400
×H164mm)

(13kg)
大きいので、収納場所のある方に。やや高価だが、それに見合う裁断能力と安全性。実績も十分
大型裁断機・ペーパーカッター 書籍断裁可(中国製)
(11,090円)

(400枚)
×
(W380
×L530
×H175mm)
×
(17kg)
巨大で重く、品質にやや難アリか。ただ最も安く、分厚い本も一発で切れる裁断能力あり
カール事務器 ディスクカッター DC-210N
(13,500円)

(40枚)

(W360
×L490
×H80mm)

(2.6kg)
裁断枚数は比較的少ないが、それを補えるならオススメ。他の2つに比べ薄くて収納しやすく、安全性高し

というわけで、

多少高価でかさばっても、ある程度の枚数が一度に裁断でき、信頼性の高いものが良ければプラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106

品質や安全面に荒削りな面があっても、とにかく安く大量の枚数を裁断したいのであれば大型裁断機・ペーパーカッター(中国製)

一度に裁断できる枚数は少なくとも、安全で持ち運びも簡単、比較的安価なものがよければカール事務器 ディスクカッター DC-210N

というまとめでいかがでしょうか。

個人的には、私も愛用しているカール事務器 ディスクカッター DC-210Nをオススメします!
500冊切っても切れ味がほとんど落ちず、軽量・安全、スペアの刃とカッターマットまでついたスグレモノです!
# Carlさんの回し者ではないですよ…念のためw いいものはいいんです。

次回予告

次回は、第2回「スキャナーやその他のツールをえらぼう!」です。

スキャナー(主にScanSnap?)と、その他スキャン時に揃えておくと便利なツールをご紹介します。

乞うご期待。

第2回「スキャナーをえらぼう!」 NEXT>>

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ABOUTこの記事をかいた人

牛嶋 将太郎@ushigyu

牛嶋 将太郎@ushigyu

株式会社エコーズ代表取締役社長(と名乗ってみたくて会社をつくりました)。当ブログにておすすめの製品やお店、旅行先、ガジェットなどを気のむくままに、わかりやすさを心がけて紹介しています。 長崎出身で福岡市在住。東京で就職しましたが独立を機に学生時代を過ごした大好きな福岡に帰還。
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