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私が使っているクレジットカードの1つ、JCB CARD W。
唯一の日本発クレジットカードブランドであるJCBが発行するオリジナルシリーズのカードでありながら、通常の2倍以上という高還元率を実現しているカードです。
ただ、通常の2倍といっても0.5%が1.0%になっただけなので、普通のショッピングで使う分にはメリットが小さい。他にもっと高還元率のカードはたくさんあります。

JCB CARD Wが真価を発揮するのは、提携店であるJCBオリジナルシリーズパートナーのお店で買い物したとき。
具体的に有名どころを挙げると、スターバックス(3.0%)、セブンイレブン(最大2.5%)、Amazon.co.jp(最大2.0%)、イトーヨーカドー(2.0%)と錚々たるメンツ。
JCBカードの特典として、ハワイ・ホノルルの「ワイキキ・トロリー」に無料で乗れるメリットも。
39歳以下しか申し込みできないという制約はあるものの、年会費無料ですしとりあえず持っておいて損はないカードです!
JCBオリジナルシリーズの年会費無料&高還元率カード「JCB CARD W」
JCB CARD Wは、JCB一般カードやゴールドカードなどと同じ、JCBオリジナルシリーズに属するクレジットカード。
一般カードよりも旅行保険の限度額が低い(一般:最大3,000万円、W:最大2,000万円)差がある反面、年会費がずっと無料で2倍以上のポイントが付与されるのが特徴。
女性向けにはJCB CARD W plus Lというピンク色のカードがあり、JCB CARD Wの年会費無料・高還元率に加えて女性用サービス「JCB LINDA」の一部サービスもプラスαで受けられます。
「お守リンダ」という、女性向けの保険サービスも。要するに普通の生命保険・火災保険・盗難保険のプチ版ですね。
通常カードに比べポイント2倍以上、特定ショップでさらにポイントアップ
「通常カードに比べポイント2倍以上」が売りのJCB CARD W。これが実際にどの程度の還元率なのか、通常カードと比較しながら計算してみましょう。
▼ JCB通常カードの場合
買い物1,000円ごとにOki Dokiポイントが1ポイント。
支払い額キャッシュバックの場合、1ポイントが3円に充当するため、1,000円につき3円の還元。
→ 還元率0.3%
最も還元率の高いポイント移行(※)の場合、1ポイントが5円相当のため、1,000円につき5円の還元。
→ 還元率0.5%
※nanacoポイント、ビックカメラポイント、JCBギフトカードなど
交換先によって還元率が変わってきますが、ここではより得する交換先を選ぶことを考え「還元率0.5%」としておきます。
▼ JCB CARD Wの場合
ポイントが単純に2倍になるため、1,000円ごとに2 Oki Dokiポイント。
還元率も倍なので、1.0%。
還元率、けっこうショボくない?
そうなんです、元の還元率が低めなのでポイント倍といっても大したことないんです。
還元率1.0%といったら例えば楽天カードと同じ。
じゃあもう楽天カードでいいじゃん、となっちゃいますよね。

実際普通の店でショッピングする分にはそうなのですが、JCB CARD Wが真価を発揮するのは「JCBオリジナルシリーズパートナー」と呼ばれる提携店で利用したとき。
アマゾン(Amazon.co.jp)で最大2.0%、セブンイレブンで最大2.5%、スターバックスで3.0%、イトーヨーカドーで2.0%など。
他のクレジットカードで2%以上もの高還元率カードはほぼありませんから、これらの店で使うときに限りJCB CARD Wは高還元率カードとして輝くというわけです。
セブンイレブン、アマゾンなど提携店で特に高還元率
「JCBオリジナルシリーズパートナー」のショップで買い物すると、高い還元率でポイントを獲得できるJCB CARD W。
公式サイトにも、以下のような表が掲載されています。
例えばスターバックス、イトーヨーカドー、ガソリン代(エッソ、モービル、ゼネラル)に関しては普通に使えばこの表の通りのポイントが得られるのですが、アマゾンに関しては注意書きが必要で、セブンイレブンは+αでポイントをゲットできる方法があるので、以下解説します。
▼ アマゾン
表ではアマゾンの還元率を2.0%としているため、Oki Dokiポイントが1,000円につき4ポイントもらえるはず。
ですが、私が実際に使ってみたところ3ポイントしか付与されていなかったんですよね。。。
サイトを探し回ってみても答えが見つからなかったので、問い合わせてみました。
コールセンターのオペレーターさんでは理由がわからず、後日担当者に聞いてから折り返しとだいぶ手間取った末に出た結論は『JCBの優待サイト・Oki Doki ランドでの購入が条件』とのこと。そんなの小さな文字ですらどこにも書いてなかったやん。。。
「わかりづらくて申し訳ありません」と平謝りのオペレーターさん。
(いや、わかりづらいとかそういう以前に説明自体がどこにもなかったし…)と思いつつもWeb担当者でも責任者でもないお姉さんに色々言ってもしかたないので、「せめて表の下に『Oki Dokiランドでの購入が条件となります』くらいの注意書きはあった方がいいと思います」とだけ告げて電話を切りました。
というわけで、アマゾンでの利用は
⇒ 合計2.0%
となります。
どこにも説明はありませんので、ここで覚えておきましょう。
また、Oki Dokiランド分のポイントは約4ヶ月後とかなり遅れたタイミングで付与されるため、そちらも注意しておきたいところ。
商品到着日の約4ヵ月後のお振替分の「カードご利用代金明細」のポイント表示欄のボーナス欄に表示されます。
Amazon.co.jp|JCBが運営するポイント優待サイト Oki Doki ランド
▼ セブンイレブン
セブンイレブンでの買い物は、アマゾンのように条件付きではなく普通に2.0%還元となります。
クレジットカードを使ってもいいし、自動的についてくるQuicPayカードで支払ってもOK。
このままでも十分高い還元率なのですが、ここでもうひと工夫。
QuicPay(nanaco)という機能を使い、nanacoカードのQuicPayにJCB CARD Wを連携させることで、nanacoポイントがプラス0.5%分貯まるんです。
合わせると2.5%の高還元率!
ちょっと手順が面倒なのですが、私は以下の通り進めて無事準備ができました。
① セブンイレブンでnanacoカードを手に入れる
セブンイレブンの店舗で、nanacoカードを入手しましょう。在庫切れでもなければどこでも大丈夫。
発行手数料300円を払い、nanacoカードを受け取り。
裏を見てみると、「QUICPay」の文字。このnanacoカードがQUICPay支払いに対応していることを示しています。
昔のカードにはマークがないものもあるらしいのですが、今普通にnanacoカードを新たに購入した場合はマークがついているはず。
最初はそれがわからず「QUICPay機能付きのnanacoカードください」と店員さんに伝えたのですが、それだとセブンイレブンが発行している「セブンカード」というクレジットカードをすすめられてしまいます。
今回はあくまでJCB CARD Wとの連携でnanacoを使いたいわけですし、セブンカードの還元率は特に高くないので申し込む必要無し。
普通に「nanacoカードください」でOKです。
② MyJCBで「QUICPay(nanaco)」申し込み
JCB CARD Wのカード明細などが確認できるWebサービス「MyJCB」にログインし、トップページ下の「各種サービスのご登録/お申し込みについて」のところの「QUICPay」を選択。
いくつかある選択肢の中から「QUICPay(nanaco)」を選び、申し込みます。
③ 2週間ほどで封書が届いたら準備OK
だいたい2週間ほどで、JCBからQUICPay(nanaco)の利用登録が完了した旨の封書(DM)が届くはず。
これで準備OK。いつでもnanacoカードのQUICPayを使って支払いができます。
④ セブンでの決済時に「クイックペイで」と伝えて支払い
普通にnanacoカードを見ると店員さん的にはnanaco決済だと思うはずなので、必ず「クイックペイで」と告げてから支払うようにしましょう。
QUICPay連携したnanacoカードをタッチすれば、自動的にJCB CARD Wでの支払いとして取り扱われます。
実際に明細を見てみましょう。Amazonでの支払いは1,000円あたり3ポイント、セブンイレブンだと1,000円あたり4ポイントが付与されています。
決済額が多くないためじわじわとではありますが、nanacoポイントもこの通り。
「センター預り分」となっているため、店頭で残高確認してはじめてチャージされるようです。
最大2.5%還元と言っても、上記の通り2.0%分はOki Dokiポイント、0.5%分はnanacoポイントでの付与となるためご注意ください。
獲得したOki Dokiポイントの交換先
Oki Dokiポイントは、交換先によって金額が変わってきます。
例えば、支払い額と差し引くキャッシュバックだと、1ポイント=3円。ハッキリ言って還元効率は良くないためオススメできません。
1ポイント=4円で交換できる代表的な交換先は以下の通りですが、1ポイント5円で交換可能なプログラムがあるのでこちらも非推奨。
・楽天スーパーポイント
・dポイント
・au WALLET
・Tポイント
最も効率よく、1Oki Dokiポイントを5円分に移行できる代表的な交換先はこちら。
・ビックカメラポイント
・ジョーシンポイント
・ベルメゾンポイント
・セシールスマイルポイント
・JCBギフトカード(厳密には1ポイント4.76〜4.98円)
(2018/1/23現在)
使い勝手がよいのはnanacoポイント、ビックポイント、JCBギフトカードあたりでしょうか。
ANAやJALマイルに移行するのもおすすめ。
どちらも1ポイント=3マイルに交換できるため、1マイル=2円分の価値だと仮定すると最も得する交換先になり得ます。
申し込みは39歳以下のみ、WEB入会限定
ここで注意点を1つ。JCB CARD Wおよびplus Lの申し込みは39歳以下限定。
40歳以上だと残念ながら手に入れることはできませんので注意。
また、有人店舗等での受け付けは行っておらずWEB限定となっています。
新規入会キャンペーンで最低2,000円、最高13,500円分のJCBギフトカード
JCB CARD Wを申し込むと、新規入会キャンペーンで2,000〜13,500円分のJCBギフトカードがもらえます。
【1】 もれなく 新規入会で2,000円分のJCBギフトカードプレゼント!
JCBプラチナの方は5,000円分のギフトカードをプレゼント!
【2】 家族カード新規入会で 最大2,000円分のJCBギフトカードプレゼント!
【3】 カード入会後、お友達紹介で最大4,000円分のJCBギフトカードプレゼント!スマリボ登録&利用で最大5,000円キャッシュバック!
カード入会時にキャッシング枠セット&入会後のショッピング利用でもれなく500円キャッシュバック!
新規入会限定キャンペーン| クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード
家族カードも友達紹介もないので、私は2,000円分をゲット。
ハワイ「ワイキキ・トロリー」の乗車賃が無料
JCBカードの特典として、ハワイのオアフ島ホノルル中心部(ワイキキビーチと周辺の主要ホテル、アラモアナセンター)を運行している「ワイキキ・トロリー」のピンクライン乗車賃が無料となります。
ハワイに行く予定なり希望があるなら、JCB CARD Wに限らず1枚はJCBブランドのカードを持っておきたいところですね。
あとがき
個人的にはほぼセブンイレブンとスタバ専用カードとして使っています。
Amazonでショッピングする場合、プライム会員ならデフォルトで2.0%還元のAmazon MasterCardクラシックを使った方がいいかなと思いますが、そうでなければJCB CARD WはAmazon用カードとしても有用。

年会費無料でもありますし、39歳以下であればとりあえず持っておいて損はないカードです!

