iPhone 14シリーズの4機種(iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max)が発表され、2022年9月9日(金)21:00に予約開始。

iPhone 14 Pro
iPhone 14は手ブレの少ない動画が撮れるアクションモードや衝突事故検出、iPhone 14 Proは楽しさと機能性を両立した新しいスペース「Dynamic Island」や常時表示ディスプレイなど、それぞれこれまでにない新機能を備えています。
iPhone 14/14 Proと13/13 Proの違いは?iPhone 14の新しい特徴や機能を紹介しつつまとめた
一方で、新機種かつ円安の影響もあってiPhone 14シリーズはとても高価。最も安いiPhone 14 128GBモデルですら119,800円と、そうかんたんに手を出せる金額ではないのも事実。
特に新機能を求めないのであれば、iPhone 13やiPhone SEなどの旧機種を買うのも選択肢として全然あり。
iPhone 14がいいのか、それとも旧機種で十分か?どれを買うべきか悩んでいる人も多いでしょう。
この記事では、それぞれのiPhoneの価格や性能、カメラ、サイズなどを徹底的に比較。
どのiPhoneがどんな人におすすめか、詳しく紹介していきます!
現行iPhoneは8機種
iPhone 14が発表されラインナップに加わるとともに、iPhone 11、iPhone 12 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxは販売を終了。
その結果、2022年9月現在Apple公式サイトで販売されるのは8機種となりました。
- iPhone 14/14 Plus
- iPhone 14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 13/13 mini
- iPhone 12
- iPhone SE 第3世代
当記事では、この8機種の特徴やスペックを比較していきます。
iPhone 14 Pro/14 Pro Maxの特徴
新色「ディープパープル」
iPhone 13 Proを象徴する色は「シエラブルー」でしたが、iPhone 14 Proの新色は「ディープパープル」。
どこかで聞いた名前ですが、ともかくその名の通り深い紫色のデザインとなっています。
【iPhone 13 Pro レビュー】カメラの実力をくわしく検証。ずっしりと重いが、高級感がありかっこいい!
フロントカメラのノッチ(切り欠き)が楕円形に
iPhone Xからの伝統となっていた画面上部の切り欠き(ノッチ)。
フロントカメラやスピーカーが内蔵されているところで、そのイマイチな見た目で当初は話題になったものの、そのままで4年が経ちました。
iPhone 14 Proの見た目でもっとも変わった部分はこのノッチで、上部の切り欠き状になっていたものが黒の楕円状に変更となりました。
これだけだと大して変わらないようにも思えますが、この形状変更が次の「Dynamic Island」機能につながってくるんです。
Dynamic Island機能
iPhone 14 Proには、「Dynamic Island」という変わった名前の機能があります。ダイナミックな島……?
Dynamic Islandとは、フロントカメラ等が内蔵された画面上部のパンチホール部分を島に見立てて、この周囲でさまざまなアニメーション等により通知やバックグラウンドの動作などをわかりやすく表示してくれる機能。
文章だと説明がしにくいですが、以下の動画を見てもらえるとわかりやすいはず。
どちらかと言えばiPhoneシリーズの欠点だった切り欠き部分を、むしろなくてはならないものに昇華する発想の転換がすばらしい。
個人的に、今回の発表でいちばんグッと来たポイントでした。
常時表示ディスプレイ
Apple WatchはSeries 5から対応した、常時表示ディスプレイ。
ディスプレイが点灯したままで輝度を落とすなど調整することで、バッテリーはセーブしつつ時計や壁紙、各種アクティビティ等は表示したままにしておける機能です。
iPhone 14 Proでは、常時表示ディスプレイにiPhoneではじめて対応。
持ち上げたりタップしなくても時計やアクティビティの確認が可能になります。設定によっては通知も確認できそう。
A16 Bionicチップ搭載
iPhone 14が積んでいるのははiPhone 13 Proと同じ2021年登場のA15 Bionicチップですが、iPhone 14 Proは新型のA16 Bionicチップを搭載しています。
48メガピクセルのトリプルカメラ搭載&暗所とマクロ撮影が向上
これまで12メガピクセルだったiPhoneのカメラですが、iPhone 14 Proでは4倍の48メガピクセルになりました。
センサーの能力も向上し、特に暗所での撮影はiPhone 13 Proの最大2倍明るく撮れるようになったとのこと。
iPhone 14の新機能はすべて14 Proでも使える
後述のPhotonic Engineやアクションモード、衝突事故検出といったiPhone 14の新機能はすべてiPhone 14 Proでも利用可能。
iPhone 14 ProはiPhone 14の完全上位互換といえます。
iPhone 14/14 Plusの特徴
メインカメラ、フロントカメラが明るく撮れる
iPhone 14のメインカメラはf/1.5で、iPhone 13はf/1.6。
このf値が小さいほどレンズが明るいことを表すので、iPhone 14は13に比べてより光を取り込む能力が高く、明るい写真が撮れると言えます。
Appleの発表によると明るさの足りない場面で49%の改善、ナイトモードでは2倍明るくなるとのこと。
フロントカメラ(自撮りカメラ)も同様に明るく撮れるようになっており、iPhone 13がf/2.2に対してiPhone 14はf/1.9のレンズを採用しています。
また、iPhone 14のフロントカメラにはオートフォーカスも新たに搭載。
Photonic Engine
iPhone 14シリーズでは、新たな画像処理技術として「Photonic Engine(フォトニックエンジン)」を採用。
これまでよりさらに明るい色をレンダリング可能となり、低照度で撮影された写真がより鮮明に美しく仕上がるとのこと。
アクションモード
iPhone 14シリーズ全機種は、激しい動きでも滑らかに撮影できる進化した手ブレ補正「アクションモード」に対応。
例えばランニングしながらの撮影であっても、ジンバルいらずでスムーズな動画が撮れるとのこと。
衝突事故検出機能
今回発表されたApple Watch(Series 8、SE 第2世代、Ultra)に搭載された「衝突事故検出」を、iPhone 14シリーズにも搭載。
iPhone 14に内蔵された加速度センサーやジャイロスコープが衝突時の衝撃を検知し、自動的に緊急連絡をしてくれる機能です。
iPhone 13 Proと同等のA15 Bionicチップ
iPhone 14に搭載されているのは、名前だけ聞くとiPhone 13と同じA15 Bionicチップ。
iPhoneに搭載されるチップはA13(iPhone 11),A14(iPhone 12),A15(iPhone 13)…と毎年ナンバリングが増え性能が上がるのが通例でしたが、iPhone 14では1年前と同じA15チップに留まることになりました。
ただし、iPhone 14に搭載のA15 BionicチップはiPhone 13に搭載のものより少し性能は高い。
具体的にはGPU(画像処理に使われるプロセッサ)のコア数が4から5に増加。この仕様を見る限り、iPhone 13 Proと同じチップを使っていることになりそうです。
【参考】衛星経由のSOS発信機能【当初は北米のみ】
iPhone 14には、もうひとつの安全機能として衛星経由のSOS発信が可能に。
「屋外で空が見える場所」「アプリの指示に従って衛星にiPhoneを向ける」などいくつか条件はあるものの、電波が通じにくい場所でも助けを呼ぶことができます。
ただし、サービス開始当初この機能が使えるのはアメリカとカナダのみ。日本でも使えるようになるかは今のところ不明です。
iPhone 13/13 miniの特徴
iPhone 13の見た目やサイズは、iPhone 14とほぼ同じ。
iPhone 14から新機能である衝突事故検出機能、Photonic Engine、アクションモードを取り除き、チップとカメラの暗所性能を少しだけ下げればほぼiPhone 13です。
iPhone 14と13の同容量での価格差は12,000円。この両機種で迷った場合、価格差と上記のiPhone 14新機能とを天秤にかけてどちらかを選ぶことになります。
iPhone 13 miniは、iPhone 13と同性能でコンパクトでありつつ、価格が15,000円安い。

iPhone 13 / 13 mini ピンク
世界的には不人気だったそうでminiシリーズはiPhone 14では無くなってしまいましたが、ミドルレンジのiPhoneを選びたいのであればかなり狙い目の機種なんじゃないかと個人的には思っています。
5.4インチディスプレイは昨今のiPhoneに比べれば小さいですが、よほど大画面志向の人でもない限りほとんどの用途に十分と言える大きさ。逆にコンパクトで持ち運びやすいメリットも。
iPhone 12の特徴
iPhone 12は、iPhone 13のさらに下位互換の製品。(1世代違うのだから当たり前ではありますが)
具体的に言うと、iPhone 13にあって12にない主なものは以下の通りです。
- A15 Bionicチップ(iPhone 12は一世代前のA14)
- センサーシフト光学式手ぶれ補正
- フォトグラフスタイル
- シネマティックモード
- バッテリー持続時間がややiPhone 13の方が12より長い
iPhone 13と12の価格差は8,000円。このくらいなら出してもいい気がする反面、iPhone 13と12って言うてもそんなに変わらないんですよね。。。悩ましいところ。
なお、iPhone 12 miniはiPhone 14の登場にともなってApple Online Storeでは販売終了となっています。
iPhone SE(第3世代)の特徴
iPhoneの中では圧倒的に安価、という尖った特徴を持っているiPhone SE(第3世代)。
現在のラインナップの中で2番目に安いiPhone 12より、さらに3万円も安価。64GBモデルが62,800円です。
4.7インチRetinaディスプレイ、Touch ID、シングルカメラなどの特徴はほぼiPhone 8をベースとしている一方で、チップのみiPhone 13と同じA15 Bionicチップを搭載しているので処理性能はそれなりに高い。
iPhone X以降の新機能が使えず、最近のiPhoneを見慣れた人からは古臭く見えてしまうこともあるでしょうが、基本的な機能はしっかりしているので普段使いには十分。
とにかく安くiPhoneを手に入れたい人、ネットやアプリ等にあまり詳しくない/興味がない人用のスマートフォンとしてはうってつけの機種なんじゃないかと思います。
現行iPhoneの価格・機能・スペック比較表
2022年9月現在Apple公式で販売されている8機種のiPhoneについて、価格や機能、スペックを調べて表にまとめました。
スマートフォンなど小さめの画面であれば、縦横スクロールして見ることもできます。
機種名 |
iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max |
iPhone 14 iPhone 14 Plus |
iPhone 13 iPhone 13 mini | iPhone 12 |
iPhone SE (第3世代) |
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画像 |
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容量と 価格 (税抜) |
【Pro】 128GB:149,800円 256GB:164,800円 512GB:194,800円 1TB:224,800円 【Pro Max】 128GB:164,800円 256GB:179,800円 512GB:209,800円 1TB:239,800円 |
【iPhone 14】 128GB:119,800円 256GB:134,800円 512GB:164,800円 【iPhone 14 Plus】 128GB:134,800円 256GB:149,800円 512GB:179,800円 |
【iPhone 13】 128GB:107,800円 256GB:122,800円 512GB:152,800円 【iPhone 13 mini】 128GB:92,800円 256GB:107,800円 512GB:137,800円 |
64GB:92,800円 128GB:99,800円 256GB:114,800円 |
64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
ディス プレイ |
6.1インチ / 6.7インチ Super Retina XDR Promotionテクノロジー 常時表示ディスプレイ |
6.1インチ / 6.7インチ Super Retina XDR |
6.1インチ / 5.4インチ Super Retina XDR |
6.1インチ Super Retina XDR |
4.7インチ Retina HD |
CPU | A16 Bionicチップ |
A15 Bionicチップ (5コアGPU) |
A15 Bionicチップ (4コアGPU) | A14 Bionicチップ |
A15 Bionicチップ (4コアGPU) |
サイズ |
【Pro】 147.5×71.5×7.85mm 【Pro Max】 160.7×77.6×7.85mm |
【iPhone 14】 146.7×71.5×7.8mm 【iPhone 14 Plus】 160.8×78.1×7.8mm |
【iPhone 13】 146.7×71.5×7.65mm 【iPhone 13 mini】 131.5×64.2×7.65mm | 146.7×71.5×7.4mm | 138.4×67.3×7.3mm |
重量 |
【Pro】 206g 【Pro Max】 240g |
【iPhone 14】 172g 【iPhone 14 Plus】 203g |
【iPhone 13】 173g 【iPhone 13 mini】 140g | 162g | 144g |
カメラ |
48MPメイン:24mm,f/1.78 12MP超広角:13mm,f/2.2 12MP2倍望遠:48mm,f/1.78 12MP3倍望遠:77mm,f/2.8 Photonic Engine Deep Fusion スマートHDR 4 ナイトモード |
12MPメイン:26mm,f/1.5 12MP超広角:13mm,f/2.4 Photonic Engine Deep Fusion スマートHDR 4 ナイトモード |
12MPメイン:f/1.6 12MP超広角:f/2.4 Deep Fusion スマートHDR 4 ナイトモード |
12MPメイン:f/1.6 12MP超広角:f/2.4 Deep Fusion スマートHDR 3 ナイトモード |
12MP広角:f/1.8 Deep Fusion スマートHDR 4 |
ズーム |
3倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 15倍デジタルズーム |
2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム |
2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム |
2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム |
ビデオ |
4K(24,25,30,60fps) ProResビデオ撮影 シネマティックモード(4K) アクションモード(2.8K) |
4K(24,25,30,60fps) シネマティックモード(4K) アクションモード(2.8K) |
4K(24,25,30,60fps) シネマティックモード(1080p) | 4K(24,25,30,60fps) | 4K(24,25,30,60fps) |
フロント カメラ |
12MP f/1.9 オートフォーカス Photonic Engine Deep Fusion スマートHDR 4 |
12MP f/1.9 オートフォーカス Photonic Engine Deep Fusion スマートHDR 4 |
12MP f/2.2 Deep Fusion スマートHDR 4 |
12MP f/2.2 Deep Fusion スマートHDR 3 |
7MP f/2.2 Deep Fusion スマートHDR 4 |
防水防塵 |
IP68 (水深6mで30分) |
IP68 (水深6mで30分) |
IP68 (水深6mで30分) |
IP68 (水深6mで30分) |
IP67 (水深1mで30分) |
衝突事故検出 | ◯ | ◯ | – | – | – |
Dynamic Island | ◯ | – | – | – | – |
位置情報 | 高精度2周波GPS | GPS | GPS | GPS | GPS |
認証 | Face ID | Face ID | Face ID | Face ID | Touch ID |
バッテリー |
ビデオ再生: 【Pro】最大23時間 【Pro Max】最大29時間 |
ビデオ再生: 【14】最大20時間 【14 Plus】最大26時間 |
ビデオ再生: 【13】最大19時間 【13 mini】最大17時間 |
ビデオ再生: 最大17時間 |
ビデオ再生: 最大15時間 |
カラー |
スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル |
ミッドナイト パープル スターライト PRODUCT RED ブルー |
PRODUCT RED スターライト ミッドナイト ブルー ピンク グリーン |
パープル ブルー グリーン PRODUCT RED ホワイト ブラック |
PRODUCT RED スターライト ミッドナイト |
発売日 | 2022/9/16 |
【14】2022/9/16 【14 Plus】2022/10/7 | 2021/9/24 | 2020/10/14 | 2022/3/18 |
※価格は税込、2022/9/8現在
私のおすすめiPhoneは3機種
各iPhoneのスペックや特徴を踏まえた上で、iPhoneやApple製品を15年使い続けてきた私が選ぶオススメ機種は3つ。
人それぞれ求めるものが違うとは思いますが、この3機種のうちいずれかを選んでおけば9割方の人は満足できるはず。
【オススメ①】iPhone 14 Pro
新しもの好きや、多少高価であっても可能な限りハイスペックで良い写真が撮れるものを選びたいのであれば、iPhone 14 Pro一択。
iPhone 14や14 Plusはデザインといい機能といいiPhone 13や12と使い勝手に大差ないでしょうが、iPhone 14 Proの「Dynamic Island」機能はユーザーの印象を大きく変える可能性大。
いちいちタップして時間や通知を確認する煩わしさを考えると、常時表示ディスプレイもかなり便利そう。
iPhone 13 Proがなくなった今、3倍光学ズームなどのプロユースな機能が使えるのもiPhone 14 Proのみ。仕様をみるとなにげにApple Watch Ultraと同じ高精度2周波GPSを搭載しているので、位置情報表示にも強そう。
これだけの機能があってiPhone 14との価格差が3万円しかないなら、そりゃ14 Proの方を選ぶでしょう。
逆に言えば、iPhone 14および14 Plusはあまり選ぶ理由がないなあ。。。と個人的には思います。
【オススメ②】iPhone 13 mini
Proシリーズほどのお金は出したくない、けどそれなりにいいiPhoneがほしい。
そんな方にオススメなのがiPhone 13 miniです。
iPhone 14と大差ない性能を持ち、コンパクトで軽く扱いやすい。
それでいてiPhone 14より27,000円、iPhone 13より15,000円、さらにはiPhone 12よりも7,000円安い。
コストパフォーマンスが非常に高い機種です。
「6インチ以上の大きな画面でないとイヤだ!」という人でもなければ、iPhone 13 miniはかなりおすすめ。
【オススメ③】iPhone SE 第3世代
圧倒的安さ、かつ基本機能を一通り押さえており十分使えるiPhone SE 第3世代は、とにかくコストを抑えてiPhoneを手に入れたい人にとって一番の選択肢となります。
特にiPhoneの新機能などに興味のない人にスマートフォンを持ってもらう用途にもうってつけ。
上下のベゼル(縁)が古さを感じさせますが、そんなもの気にしない人はぜんぜん気にしないでしょう。
もちろん、使おうと思えば大抵のアプリは使えますし、カメラも最近のiPhoneには及ばないもののそれなりには撮れる。
iPhone 13と同じA15 Bionicチップを積んでいるので性能は高く、長く使えそうなのも嬉しいポイント。
歴代iPhoneの比較記事はこちら
これまで、当ブログでは新しいiPhoneが発売されるたびに比較記事を掲載してきました。
最新のiPhone比較についてはここまでに書いた通りですが、たとえば中古ショップやメルカリ等で旧機種を手に入れたり、家族からもらったりなどで昔のiPhoneについて知りたい方も中にはいるはず。
そういった方のために、以下にこれまで掲載したiPhone比較記事をすべて折りたたんで載せておきます。
確認したい機種があれば、+ボタンで展開してお読みください。
iPhone 13の4機種をざっくり分類すると……?
まず、全く予備知識のない方にiPhone 13シリーズ4機種のざっくりとした位置づけを説明します。
(それなりに知っている方はこの項目を読み飛ばしてください)
標準的なiPhone 13、コンパクト好きには13 mini
iPhone 13と13 miniは、カメラも含めて性能は同じ。違うのはサイズと重さのみです。
標準的な広角、広い範囲が撮れる超広角の2つのカメラレンズを持っている一方、望遠レンズがないので光学ズーム機能はなし。
Pro・Pro Maxほどの性能や新機能がない分、比較的リーズナブルに購入可能。
……と言ってもそれなりに高いので、普通に使えれば性能はそこそこでいいから安い方が良いのであればiPhone SEなどの旧機種を買うのも選択肢としてはアリですね。
先進的な機能を搭載し、高くて重いiPhone 13 ProとPro Max
iPhone 13 Proと13 Pro Maxは、カメラも含めて性能は同じ。違うのはサイズと重さのみです。
4機種発売されるiPhone 13シリーズですが、無印とmini、ProとPro Maxの中身は基本的に同じなので、実質的には2種類ということになりますね。
Pro・Pro MaxにはAppleの技術の粋を集めた先進的機能が搭載され、スペックも最先端。
今回のiPhone 13 Proで言えばGPUのコア数が多く、3倍光学ズーム望遠レンズを備え、Apple ProRAWの撮影が可能、などといった無印・miniとの違いがあります。
サイズはiPhone 13と13 Proでまったく同じですが、高性能の代償なのかProの方が1.5倍近くも重い。
Pro Maxはタブレットに迫る6.7インチもの大きさで、もちろん重量もさらにあります。ポケットに入れるのが厳しくても、大画面でネットやゲーム等のアプリを使いたい人向け。
iPhone 13を含めた現行iPhoneを一覧表で比較
縦横にスクロールできるようになっているので、自由に動かしながらチェックしてみてください。
iPhone 13 | iPhone 13 mini | iPhone 13 Pro | iphone 13 Pro Max | iPhone 12 | iPhone 12 mini | iPhone 11 | iPhone SE (第2世代) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |||
容量と 価格 (税込) | 128GB:98,800円 256GB:110,800円 512GB:134,800円 | 128GB:86,800円 256GB:98,800円 512GB:122,800円 | 128GB:122,800円 256GB:134,800円 512GB:158,800円 1TB:182,800円 | 128GB:134,800円 256GB:146,800円 512GB:170,800円 1TB:194,800円 | 64GB:86,800円 128GB:92,800円 256GB:104,800円 | 64GB:69,800円 128GB:75,800円 256GB:87,800円 | 64GB:61,800円 128GB:67,800円 | 64GB:49,800円 128GB:55,800円 |
ディスプレイ | 6.1インチ Super Retina XDR 2,532×1,170 | 5.4インチ Super Retina XDR 2,340×1,080 | 6.1インチ Super Retina XDR 2,532×1,170 | 6.7インチ Super Retina XDR 2,778×1284 | 6.1インチ Super Retina XDR 2,532×1,170 | 5.4インチ Super Retina XDR 2,340×1,080 | 6.1インチ Liquid Retina HD 1,792×828 | 4.7インチ Retina HD 1,334×750 |
CPU | A15 Bionic (GPU4コア) | A15 Bionic (GPU5コア) | A14 Bionic | A13 Bionic | ||||
サイズ | 146.7 ×71.5 ×7.65mm | 131.5 ×64.2 ×7.65mm | 146.7 ×71.5 ×7.65mm | 160.8 ×78.1 ×7.65mm | 146.7 ×71.5 ×7.4mm | 131.5 ×64.2 ×7.4mm | 150.9 ×75.7 ×8.3mm | 138.4 ×67.3 ×7.3mm |
重量 | 173g | 140g | 203g | 238g | 162g | 133g | 194g | 148g |
カメラ | デュアル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.6 スマートHDR 4 センサーシフト 光学式手ぶれ補正 | トリプル12MP 超広角:f/1.8 広角:f/1.5 望遠:f/2.8 スマートHDR 4 デュアル ・センサーシフト 光学式手ぶれ補正 | デュアル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.6 スマートHDR 3 光学式手ぶれ補正 | デュアル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.8 次世代スマートHDR 光学式手ぶれ補正 | シングル12MP 広角:f/1.8 次世代スマートHDR 光学式手ぶれ補正 | |||
撮影モード | ポートレート ナイトモード フォトグラフスタイル | ポートレート ナイトモード フォトグラフスタイル マクロ写真撮影 Apple ProRAW | ポートレート ナイトモード | ポートレート ナイトモード | ポートレート | |||
ズーム | 2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム | 3倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 15倍デジタルズーム | 2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム | 2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム | |||
ビデオ | 4K(24,25,30,60fps) 2倍光学ズームアウト 3倍デジタルズーム Dolby Vision対応HDR(60fps) シネマティックモード | 4K(24,25,30,60fps) 3倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 9倍デジタルズーム Dolby Vision対応HDR(60fps) シネマティックモード 最大4K,30fpsのProRes撮影 ※128GBモデルは最大1080p | 4K(24,30,60fps) Dolby Vision対応HDR(30fps) 2倍光学ズームアウト 3倍デジタルズーム | 4K(24,30,60fps) 2倍光学ズームアウト 3倍デジタルズーム | 4K(24,30,60fps) 3倍デジタルズーム | |||
フロント カメラ | 12MP f/2.2 True Depth ナイトモード Dolby Vision対応HDRビデオ撮影 フォトグラフスタイル シネマティックモード | 12MP f/2.2 True Depth ナイトモード Dolby Vision対応HDRビデオ撮影 フォトグラフスタイル シネマティックモード Apple ProRAW | 12MP f/2.2 True Depth ナイトモード Dolby Vision対応HDRビデオ撮影 | 12MP f/2.2 True Depth | 7MP f/2.2 FaceTime HD | |||
5G対応 | ◯ | × | ||||||
ワイヤレス充電 | ◯ | |||||||
LiDARスキャナ | × | ◯ | × | |||||
セラミック シールド | ◯ | × | ||||||
MagSafe | ◯ | × | ||||||
防水防塵 | IP68 (水深6mで30分) | IP68 (水深2mで30分) | IP67 (水深1mで30分) | |||||
バッテリー (ビデオ再生時間) | 最大19時間 | 最大17時間 | 最大22時間 | 最大28時間 | 最大17時間 | 最大15時間 | 最大17時間 | 最大13時間 |
オーディオ | 空間オーディオ | ステレオ | ||||||
認証 | Face ID | Touch ID | ||||||
カラー | PRODUCT RED スターライト ミッドナイト ブルー ピンク | グラファイト ゴールド シルバー シエラブルー | ブルー グリーン PRODUCT RED ホワイト ブラック | パープル イエロー グリーン ブラック ホワイト PRODUCT RED | ブラック ホワイト PRODUCT RED | |||
発売日 | 2021/9/24 | 2020/10/23 | 2020/11/13 | 2019/9/20 | 2020/4/24 | |||
取り扱い (ボタンを 押すと 公式へ 飛びます) |
※価格はApple Online Storeによる(税込)
※2021/9/20現在
iPhone 13・13 miniのおもな特徴、新機能
iPhone 13および13 miniにはどのような特徴があるのか、紹介していきます。
A15 Bionicチップ
iPhone 13・13 miniには、Appleが新たに開発した新世代の「A15 Bionicチップ」を搭載。
毎年恒例のアップデートではありますが、前世代よりも確実に性能がアップしています。
センサーシフト光学式手ぶれ補正
iPhone 12シリーズではPro・Pro Maxにしか搭載されていなかったセンサーシフト光学式の手ぶれ補正が、iPhone 13・13 miniにも搭載されることに。
仕組みについては割愛しますが、要するにこれまで以上に手ぶれがしにくくなるということですね。
フォトグラフスタイル
iPhone 13シリーズで新登場となった、フォトグラフスタイル。
肌のトーンを保ちながら色温度を変えたり、鮮やかで明るくしたりといった設定を事前にしておくことが可能になりました。

iPhone 13で撮影された写真
好きなスタイルを設定しておくことで、いつでも簡単に好みの色味の写真が撮影可能です。
シネマティックモード
こちらもiPhone 13シリーズで初めて搭載される、シネマティックモード。
被写体の動きや視線を認識して自動でフォーカスを切り替えるほか、撮影した後にボケ効果やフォーカスを変えることも可能。
撮影後にフォーカスを変えるのは、プロ向けのカメラにもできないこと。
ちょっと想像しづらいほどの凄い機能ですね。。。
バッテリー持続時間の延長
iPhone 13シリーズは、従来モデル(iPhone 12シリーズ)よりもバッテリーの持続時間が伸びています。
ビデオ連続再生時間で表すとiPhone 13は12よりも2.5時間、13 miniは12 miniよりも1.5時間伸びているとのこと。
iPhone 13 Pro・Pro Maxののおもな特徴、新機能
機能的にはiPhone 13の完全上位互換
基本的に、iPhone 13にできて13 Proにできないことはありません。
なのでシネマティックモードも、フォトグラフスタイルも、センサー光学式手ぶれ補正もiPhone 13 ProおよびPro Maxは当然使えます。
高くてもいいからとにかく全部入りのiPhoneがほしいのであれば、iPhone 13 ProかPro Maxを選んでおけば間違いなし。
(ただし、その分重いという特徴もあり)
コアが1つ多いA15 Bionicチップ
iPhone 13 Pro・Pro Maxに搭載されているのは、iPhone 13と同じA15 Bionicチップ。
ですが、iPhone 13がGPU4コアに対し13 Pro・Pro MaxはGPU5コアとなっており、より高いグラフィック性能が期待できます。
暗い場所でもより明るく撮れる。3カメラともナイトモード利用可
iPhone 13 Pro・Pro Maxは、よりf値が小さく明るく撮れるレンズを搭載。
暗所撮影にさらに強い特徴を持っています。

iPhone 13 Proで撮影された写真
それに加えてソフト側の進化もあり、広角・超広角・望遠の3カメラ全てでナイトモードが利用可能に。
3倍光学ズームに対応
望遠レンズの改良により、これまで2倍が限度だった光学ズームが3倍まで可能に。
マクロ写真撮影
カメラの進化により近くの物にもピントを合わせやすくなった結果、最小2cmまでのマクロ写真撮影(接写)ができるようになりました。

iPhone 13 Proでマクロ撮影
Apple ProRAW写真、ProRes動画が撮影できる
iPhone 12 Proでも可能だったApple ProRAW形式での写真撮影は、iPhone 13 Pro・Pro Maxでも可能。
また、iPhone 13 Pro・Pro Maxでは最大30fpsの4K ProRes動画も撮影ができるように。発売当初は対応していませんが、2021年中に対応するとのこと。
それぞれのiPhoneはこんな人にオススメ!
2021年9月現在Apple公式サイトにて販売されているiPhoneは、iPhone 13の無印・mini・Pro・Pro Max、iPhone 12および12 mini、iPhone 11、iPhone SE(第2世代)の8機種。
それぞれのiPhoneをオススメするとすればどんな人なのか表にまとめてみたので、どのiPhoneを選ぶか迷っている人はチェックしてみてください。
機種名 | こんな人におすすめ |
---|---|
iPhone 13 |
とりあえず現時点での新機種を買っておきたいが、重かったり高価すぎるのは嫌な人向け 光学ズームやRAW撮影といった機能まではいらないのならこれでも十分綺麗な写真・動画が撮れる |
iPhone 13 mini | |
iPhone 13 Pro |
高価で多少重いのを我慢してでも新機能、特にカメラにこだわりたい人はこれ 光学3倍ズーム、より明るいレンズ、ProRAW写真・ProRes動画撮影などガチ機能満載 ただし重さは覚悟すること とにかく大画面指向があるならPro Max一択 |
iPhone 13 Pro Max | |
iPhone 12 |
今12を買うのはちょっと中途半端な印象あり もう少し出して13を買うか、いっそ節約して11やSEを選ぶ方がいいと思う もし買うなら、値下げ幅の大きいminiの方がお得感あり |
iPhone 12 mini | |
iPhone 11 |
さらに1万値下げされ手を出しやすくはなった あまりお金を出せないが、画面は大きい方がいい人向け |
iPhone SE |
新機能や高性能を求めないライトユーザーなら、コスパ随一のSEがおすすめ 普通にネットしたりアプリを使う分には全く問題ない その上Touch ID搭載なのでマスクしながらでも使いやすい |
現行のiPhoneを表でわかりやすく比較
まず、現在Appleの公式サイトで販売されているiPhone、および比較のためにiPhone 11 Proもあわせて表で比較することにします。
比較対象は以下の8機種。
・iPhone 12
・iPhone 12 mini
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone XR
縦横にスクロールできるようになっているので、自由に動かしながらチェックしてみてください。
iPhone 12 | iPhone 12 mini | iPhone 12 Pro | iphone 12 Pro Max | iPhone 11 Pro | iPhone 11 | iPhone SE (第2世代) | iPhone XR | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
容量と 価格 (税込) | 64GB:94,380円 128GB:99,880円 256GB:111,980円 | 64GB:82,280円 128GB:87,780円 256GB:99,880円 | 128GB:117,480円 256GB:129,580円 512GB:153,780円 | 128GB:129,580円 256GB:141,680円 512GB:165,880円 | 64GB:71,280円 128GB:76,780円 256GB:88,880円 | 64GB:49,280円 128GB:54,780円 256GB:66,880円 | 64GB:60,280円 128GB:65,780円 | |
ディスプレイ | 6.1インチ Super Retina XDR 2,532×1,170 | 5.4インチ Super Retina XDR 2,340×1,080 | 6.1インチ Super Retina XDR 2,532×1,170 | 6.7インチ Super Retina XDR 2,778×1284 | 5.8インチ Super Retina XDR 2,436×1,125 | 6.1インチ Liquid Retina HD 1,792×828 | 4.7インチ Retina HD 1,334×750 | 6.1インチ Liquid Retina HD 1,792×828 |
CPU | A14 Bionic | A14 Bionic | A13 Bionic | A13 Bionic | A13 Bionic | A12 Bionic | ||
サイズ | 146.7 ×71.5 ×7.4mm | 131.5 ×64.2 ×7.4mm | 146.7 ×71.5 ×7.4mm | 160.8 ×78.1 ×7.4mm | 144.0 ×71.4 ×8.1mm | 150.9 ×75.7 ×8.3mm | 138.4 ×67.3 ×7.3mm | 150.9 ×75.7 ×8.3mm |
重量 | 162g | 133g | 187g | 226g | 188g | 194g | 148g | 194g |
カメラ | デュアル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.6 スマートHDR 3 光学式手ぶれ補正 | トリプル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.6 望遠:f/2.0 スマートHDR 3 デュアル光学式手ぶれ補正 | トリプル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.6 望遠:f/2.2 スマートHDR 3 センサーシフト光学式 手ぶれ補正 | トリプル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.8 望遠:f/2.0 次世代スマートHDR デュアル光学式手ぶれ補正 | デュアル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.8 次世代スマートHDR 光学式手ぶれ補正 | シングル12MP 広角:f/1.8 次世代スマートHDR 光学式手ぶれ補正 | シングル12MP 広角:f/1.8 スマートHDR 光学式手ぶれ補正 | |
撮影モード | ポートレート ナイトモード | ポートレート ナイトモード ナイトモードポートレート Apple ProRAW | ポートレート ナイトモード | ポートレート ナイトモード | ポートレート | ポートレート | ||
ズーム | 2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム | 2倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 4倍光学ズームレンジ 10倍デジタルズーム | 2.5倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 5倍光学ズームレンジ 12倍デジタルズーム | 2倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 4倍光学ズームレンジ 10倍デジタルズーム | 2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム | |
ビデオ | 4K(24,30,60fps) Dolby Vision対応HDR(30fps) | 4K(24,30,60fps) Dolby Vision対応HDR(60fps) | 4K(24,30,60fps) | 4K(24,30,60fps) | 4K(24,30,60fps) | 4K(24,30,60fps) | ||
フロント カメラ | 12MP f/2.2 True Depth ナイトモード Dolby Vision対応HDRビデオ撮影 | 12MP f/2.2 True Depth ナイトモード Dolby Vision対応HDRビデオ撮影 | 12MP f/2.2 True Depth | 12MP f/2.2 True Depth | 7MP f/2.2 FaceTime HD | 7MP f/2.2 True Depth | ||
5G対応 | ◯ | ◯ | × | × | × | × | ||
ワイヤレス充電 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
LiDARスキャナ | × | ◯ | × | × | × | × | ||
セラミック シールド | ◯ | ◯ | × | × | × | × | ||
MagSafe | ◯ | ◯ | × | × | × | × | ||
防水防塵 | IP68 (水深6mで30分) | IP68 (水深6mで30分) | IP68 (水深4mで30分) | IP68 (水深2mで30分) | IP67 (水深1mで30分) | IP67 (水深1mで30分) | ||
バッテリー (ビデオ再生時間) | 最大17時間 | 最大15時間 | 最大17時間 | 最大20時間 | 最大18時間 | 最大17時間 | 最大13時間 | 最大16時間 |
オーディオ | 空間オーディオ再生 Dolby Atmos対応 | 空間オーディオ再生 Dolby Atmos対応 | 空間オーディオ再生 Dolby Atmos対応 | 空間オーディオ再生 Dolby Atmos対応 | ステレオ再生 | ワイドなステレオ再生 | ||
認証 | Face ID | Face ID | Face ID | Face ID | Touch ID | Face ID | ||
カラー | ブルー グリーン PRODUCT RED ホワイト ブラック | パシフィックブルー ゴールド グラファイト シルバー | ミッドナイトグリーン シルバー スペースグレイ ゴールド | パープル イエロー グリーン ブラック ホワイト PRODUCT RED | ブラック ホワイト PRODUCT RED | ブルー ホワイト ブラック イエロー コーラル PRODUCT RED | ||
発売日 | 2020/10/23 | 2020/11/13 | 2020/10/23 | 2020/11/13 | 2019/9/20 | 2019/9/20 | 2020/4/24 | 2018/10/26 |
取り扱い (ボタンを 押すと 公式へ 飛びます) |
※価格はApple Online Storeによる(税込)
※2020/10/14現在
最安は44,800円(iPhone SE 64GB)から、最高額は150,800円(iPhone 12 Pro Max 512GB)まで、さまざまな大きさ・性能・価格のiPhone が揃っています。
iPhone 12および12 miniとPro・Pro Maxの主な違いは、カメラスペック。
Pro・Pro Maxのみが望遠レンズを備えており、光学ズームでの撮影が可能です。
また、ナイトモード×ポートレートや、AppleProRAWに対応しているのも特徴。
CPUなどそれ以外の性能にはほとんど違いがないので、Pro・Pro Maxはお金をかけてもとにかくいい写真や動画が撮りたい人向けですね。
もはやスマートフォンというより、携帯電話機能付きカメラとでも呼びたくなるくらい。

iPhone 12で撮影された写真

iPhone 12 Proで撮影された写真
iPhone 12シリーズの発売に伴い、iPhone 11 ProおよびPro MaxはApple公式のラインアップから外れました。
※上の表には、スペック比較のためにあえて掲載
iPhone 11はそのまま残り、価格が1万円下がっています。
iPhone SE(第2世代)はそのまま。
iPhone 12シリーズの特徴として、ベゼル(画面の縁の黒い部分)がこれまでのiPhoneと比べて全体的に狭くなったことが挙げられます。
このことにより、ディスプレイサイズは変わらなくてもサイズが小さく、重量が軽いという嬉しい効果が。
例えばiPhone 11と12は同じ6.1インチディスプレイですが、サイズ・重量ともにiPhone 12の方が小さく軽くなっています。
ドコモオンラインショップでiPhone 12 Proをチェックする
Apple Online StoreでiPhoneをチェックする
iPhone 12シリーズに採用されている、新しい機能や用語の解説
ここで一旦、今回のiPhone 12シリーズを比較する上で重要、かつ一般的にはあまり知られていない用語をかんたんに解説します。
そんなの知ってるよ、という方はこの項は飛ばして先に進んでください。
5Gネットワークとは?
5G(5th Generation)は次世代の通信規格。現在日本を含め多くの国で普及しているのは4G。
日本では2020年10月時点で都市部のごく一部(駅の周り、スタジアムなど)でしか普及しておらず、また遠くに飛びにくく障害物に弱い特性があるため、場所を気にせず使えるようになるにはしばらく時間がかかりそう。
5Gに対応したスマートフォンを持ち5G対応のプランを契約していないと、たとえエリア内でも5Gを使った高速通信はできない。
セラミックシールド(Ceramic Shield)とは?
今回、AppleがiPhone 12シリーズの前面ガラスに採用した新技術。
画面のガラスにナノセラミック結晶を混ぜることにより、画面が4倍割れにくくなっているとのこと。
Apple ProRAWとは?
iPhone 12 ProとPro Maxのみで扱える、Apple独自のRAWフォーマット。
撮影した写真に関してより多くの情報を保持しているため、画像加工の際にもプロレベルの調整が可能となる。
MagSafeとは?
iPhone 12シリーズ背面に内蔵されたマグネットを使って、ピタリとくっつく充電パッドやアクセサリを取り付けられる仕組み。
往年のMacBookユーザーは、MagSafeの用語を聞いてきっと懐かしく感じたはず。
LiDARスキャナとは?
レーザー光を使い、周囲の物体との距離や方向を計測する技術。iPhone 12 ProおよびPro Maxに搭載されている。
これを採用することで、ARアプリの精度が向上したり、カメラのピントが合いやすくなるなどのメリットがある。
iPhone 12 Pro MaxからiPhone 11、SEまで、各機種でどう違う?詳しく比較
現在Apple公式に並んでいるiPhoneは、最上位のiPhone 12 Pro MaxからiPhone XRまで7機種。
その中から個人的に現時点で買う価値が無いと思っているXRを除いた6機種、および前世代のiPhone 11 Proを比較すると、具体的にはどのような違いがあり価格差はいくらなのでしょうか?
購入する際に迷いそうなスペックや価格の近い2機種ごとに、詳しく違いを比べてみました。
iPhone 12 Pro MaxとiPhone 12 Proを比較
【iPhone 12 Pro Maxと12 Proの主な違い】
・iPhone 12 Pro Maxは6.7インチ、12 Proは6.1インチディスプレイ。ディスプレイの大きさに比例し、サイズと重量も異なる
・iPhone 12 Pro Maxは望遠レンズがf/2.2、センサーシフト光学式手ぶれ補正。12 Proはf/2.0、デュアル光学式手ぶれ補正
・iPhone 12 Pro Maxは2.5倍光学ズームイン、5倍光学ズームレンジ、12倍デジタルズーム。12 Proは2倍光学ズームイン、4倍光学ズームレンジ、10倍デジタルズーム
・iPhone 12 Pro Maxは予約開始が11/6、発売は11/13。iPhone 12 Proは予約開始が10/16、発売が10/23。
【価格差(税込)】
12,100円
iPhone 12 ProとiPhone 12を比較
【iPhone 12 Proと12の主な違い】
・iPhone 12 Proは重量が187g、12は162g
・iPhone 12 Proは広角・超広角・望遠のトリプルカメラ、12は広角・超広角のデュアルカメラ。よって12は光学ズームができない

iPhone 12 Proのカメラ

iPhone 12のカメラ
・iPhone 12 ProはApple ProRAWを扱えるが、12にはできない
・iPhone 12 ProはDolby Vision対応HDRビデオ撮影が最大60fpsで可能。12は最大30fpsまで
・iPhone 12 ProはLiDARスキャナ搭載、12は非搭載
【価格差(税込)】
29,700円
iPhone 12 ProとiPhone 11 Proを比較
【iPhone 12 Proと11 Proの主な違い】
・iPhone 12 Proは6.1インチ、11 Proは5.8インチディスプレイ。ただ、サイズと重量はそれほど変わらない

iPhone 12 Pro
・iPhone 12 Proは広角レンズf/1.6、スマートHDR 3対応。11 Proは広角レンズf/1.8、スマートHDR
・iPhone 12 ProはDolby Vision対応HDRビデオ撮影可能、11 Proは不可
・iPhone 12 Proは自撮りカメラでもナイトモードが使える。11 Proは不可
・iPhone 12 Proは5Gネットワーク対応、LiDARスキャナ搭載、セラミックシールド搭載、MagSafe対応。11 Proはいずれも非対応
・iPhone 12 Proは水深6mで30分耐える防水性能。11 Proは水深4mで30分
iPhone 12とiPhone 12 miniを比較
【iPhone 12と12 miniの主な違い】
・iPhone 12は6.1インチ、12 miniは5.4インチディスプレイ。本体のサイズや重量も異なる

iPhone 12と12 mini
・iPhone 12は予約開始が10/16、発売が10/23。iPhone 12 miniは予約開始が11/6、発売は11/13
【価格差(税込)】
12,100円
iPhone 12とiPhone 11を比較
【iPhone 12と11の主な違い】
・iPhone 12は6.1インチSuper Retina XDRディスプレイで解像度が2,532×1,170ピクセル。11は6.1インチLiquid Retinaディスプレイで解像度1,792×828ピクセル

iPhone 12 ブルー
・iPhone 12と11のディスプレイサイズは同じだが、12の方が小さくて軽い
・iPhone 12は広角レンズf/1.6、スマートHDR 3対応。11は広角レンズf/1.8、スマートHDR
・iPhone 12はDolby Vision対応HDRビデオ撮影可能、11は不可
・iPhone 12は自撮りカメラでもナイトモードが使える。11は不可
・iPhone 12は5Gネットワーク対応、セラミックシールド搭載、MagSafe対応。11はいずれも非対応

iPhone 12のMagSafe対応ウォレット
・iPhone 12は水深6mで30分耐える防水性能。11は水深2mで30分
【価格差(税込)】
23,100円
iPhone 11とiPhone SEを比較
【iPhone 11とSEの主な違い】
・iPhone 11は6.1インチ、SEは4.7インチディスプレイ。サイズも重量も異なる
・iPhone 11は広角と超広角のデュアルカメラ、SEは広角のみのシングルカメラ
・iPhone 11はナイトモードに対応。SEは非対応
・iPhone 11はFace ID、SEはTouch ID
【価格差(税込)】
22,000円
個人的オススメ機種とその理由
以上の情報を総合して私がオススメ機種を選ぶなら、iPhone 12 miniです。
iPhone SEよりもコンパクトでありながら、5.4インチとそれなりに大きく解像度も高いディスプレイ。
最上位機種のiPhone 12 Proと同じハイスペックなCPUを備え、5Gネットワークにも対応。セラミックシールドで割れにくく、MagSafe対応アクセサリも使える。普段使いでネックがあるとすれば、光学ズームができないくらい。
それでいて、値段はiPhone 11にプラス1万円とそれなりに手頃。
私自身がコンパクトなスマートフォン好きだから……というのもありますが、iPhone 12 miniは現行iPhone中で最もコストパフォーマンスが高く、バランスの良い機種だと個人的には思います。
その他の機種については、それぞれ以下のようなユーザーにおすすめ。
【iPhone 12 ProおよびPro Max】
・とにかく新機能てんこ盛りのiPhoneがほしい
・本格的に写真や映像を撮って編集したい
・光学ズームやApple ProRAWを扱いたい
・LiDARスキャナが必要
・新色パシフィックブルーや綺麗になったゴールドがほしい
【iPhone 12】
・ディスプレイはそれなりに大きい方がいいが、光学ズームやApple ProRAWを使うほどのゴリゴリの撮影はしない。普通に撮れれば十分
【iPhone SE(第2世代)】
・電話、ネット、アプリなど基本的なことができれば問題ない
・普通に使えさえすれば、あとはとにかく安く済ませたい
【iPhone 11、XR】
(正直、現時点で推す理由が見当たりません)
現行のiPhoneを表でわかりやすく比較
まず、現在アップルで販売されているiPhoneを表で比較してみましょう。
画面サイズが異なることもありなかなか全機種いっぺんに比較するのは難しいのですが、今回は小さめのサイズとしてiPhone 11・11Pro・XR・SE、大画面モデルが好きな人用にiPhone 11 Pro Max、iPhone 11、iPhone XRの2種類の表をつくりました。
(iPhone 11とXRは中間くらいのサイズのため、両方の表に入れています)
iPhone 11 Pro、11、XR、SEの比較
表示されない分は横スクロールで見られるのでお試しください。
スマートフォンの小さい画面で見ている場合は、画面を横にすると見やすくなります。
iPhone 11 Pro | iPhone 11 | iPhone XR |
iPhone SE (第2世代) | |
---|---|---|---|---|
画像 |
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容量と 価格 (税込) |
64GB:117,480円 256GB:135,080円 512GB:159,280円 |
64GB:82,280円 128GB:87,780円 256GB:99,880円 |
64GB:71,280円 128GB:76,780円 |
64GB:49,280円 128GB:54,780円 256GB:66,880円 |
ディス プレイ |
5.8インチ Super Retina XDR 2,436×1,125 |
6.1インチ Liquid Retina HD 1,792×828 |
4.7インチ Retina HD 1,334×750 | |
CPU | A13 Bionicチップ | A12 Bionicチップ | A13 Bionicチップ | |
サイズ |
144.0 ×71.4 ×8.1mm |
150.9 ×75.7 ×8.3mm |
138.4 ×67.3 ×7.3mm | |
重量 | 188g | 194g | 148g | |
カメラ |
トリプル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.8 望遠:f/2.0 次世代スマートHDR ポートレートモード ナイトモード |
デュアル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.8 次世代スマートHDR ポートレートモード ナイトモード |
シングル12MP 広角:f/1.8 スマートHDR ポートレートモード |
シングル12MP 広角:f/1.8 次世代スマートHDR ポートレートモード |
ズーム |
2倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 10倍デジタルズーム |
2倍光学ズームアウト 5倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム | |
ビデオ |
4K(24,30,60fps) ビデオの拡張ダイナミックレンジ | |||
フロント カメラ |
12MP f/2.2 True Depth |
7MP f/2.2 True Depth |
7MP f/2.2 FaceTime HD | |
防水防塵 |
IP68 (水深4mで30分) |
IP68 (水深2mで30分) |
IP67 (水深1mで30分) | |
ワイヤレス 充電 |
対応 ※充電器は付属せず | |||
5G対応 | × | |||
Apple Pay (電子マネー) | 対応 | |||
オーディオ |
空間オーディオ再生 Dolby Atmos対応 | ワイドなステレオ再生 | ステレオ再生 | |
認証 | Face ID | Touch ID | ||
バッテリー | ビデオ再生:最大18時間 | ビデオ再生:最大17時間 | ビデオ再生:最大16時間 | ビデオ再生:最大13時間 |
カラー |
ミッドナイトグリーン シルバー スペースグレイ ゴールド |
パープル イエロー グリーン ブラック ホワイト PRODUCT RED |
ブルー ホワイト ブラック イエロー コーラル PRODUCT RED |
ブラック ホワイト PRODUCT RED |
発売日 | 2019/9/20 | 2018/10/26 | 2020/4/24 |
※価格はApple Online Storeによる
※2020/4/21現在
iPhone 11 Proは、iPhone 11に比べて32,000円も高い。確かにトリプルカメラは面白そうだし光学2倍ズームも可能ですが、それ以外にさほど目立った違いがあるようには見えませんがどうなんでしょう。
iPhone 11とXRのサイズと重さが全く同じなことは比較してみるまで気付きませんでした。
この2機種を比べた場合、スペック向上のほか特に大きく変わっているのはカメラ性能のようですね。値段も実は10,000円しか変わらない。
iPhone 8は発売停止となり、見た目は同じで処理性能を強化したiPhone SEがコスパの良い機種として新たに登場しました。
また、iPhone 11・11 Proでは廃止されたTouch IDを備えている唯一の現行機種。
外出にマスク着用がほぼ必須となっている現在の状況では、Face ID認証の他機種よりもその点でかなり使いやすいと言えるでしょう。
iPhone 11 Pro Max、11、XRの比較
iPhone 11 Pro Max | iPhone 11 | iPhone XR | |
---|---|---|---|
画像 |
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![]() |
![]() |
容量と 価格 (税込) | 64GB:131,780円 256GB:149,380円 512GB:173,580円 |
64GB:82,280円 128GB:87,780円 256GB:99,880円 |
64GB:71,280円 128GB:76,780円 |
ディス プレイ | 6.5インチ Super Retina XDR 2,688×1,242 | 6.1インチ Liquid Retina HD 1,792×828 | |
CPU | A13 Bionicチップ | A12 Bionicチップ | |
サイズ | 158.0 ×77.8 ×8.1mm | 150.9 ×75.7 ×8.3mm | |
重量 | 226g | 194g | |
カメラ | トリプル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.8 望遠:f/2.0 次世代スマートHDR ポートレートモード ナイトモード | デュアル12MP 超広角:f/2.4 広角:f/1.8 次世代スマートHDR ポートレートモード ナイトモード | シングル12MP 広角:f/1.8 スマートHDR ポートレートモード |
ズーム | 2倍光学ズームイン 2倍光学ズームアウト 10倍デジタルズーム | 2倍光学ズームアウト 10倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム |
ビデオ | 4K(24,30,60fps) | ||
フロント カメラ | 12MP f/2.2 True Depth | 7MP f/2.2 True Depth | |
防水防塵 | IP68 (水深4mで30分) | IP68 (水深2mで30分) | IP67 (水深1mで30分) |
タッチ | 触感タッチ | ||
ワイヤレス 充電 | 対応 ※充電器は付属せず | ||
5G対応 | × | ||
Apple Pay (電子マネー) | 対応 | ||
オーディオ | 空間オーディオ再生 Dolby Atmos対応 | ワイドなステレオ再生 | |
認証 | Face ID | ||
バッテリー | ビデオ再生:最大18時間 | ビデオ再生:最大17時間 | ビデオ再生:最大16時間 |
カラー | ミッドナイトグリーン シルバー スペースグレイ ゴールド | パープル イエロー グリーン ブラック ホワイト PRODUCT RED | ブルー ホワイト ブラック イエロー コーラル PRODUCT RED |
発売日 | 2019/9/20 | 2018/10/26 |
※価格はApple Online Storeによる
※2020/4/21現在
1年前のiPhone XS Max同様、iPhone 11 Pro maxもかなり高い。消費税10%で計算すると512GBモデルが173,580円ですからね。。。そこそこいいMacBook Pro買えちゃう値段。
iPhone 11とiPhone XRでは10,000円差。
さまざまな面での性能・機能でまんべんなく差があるので、この程度の差であれば11を選ぶ方がいい気がします。
→ au Online ShopでiPhoneをチェックする
→ ソフトバンクオンラインショップでiPhoneをチェックする
→ Apple Online StoreでiPhoneをチェックする
iPhone 11 ProからiPhone SEまで、各機種でどう違う?詳しく比較
現在販売されている4機種について、最上位機種であるiPhone 11 ProからiPhone SEまで比較していくと一体どのような違いがあるんでしょうか?また、その違いは価格差に見合うものでしょうか?
主に性能・機能の部分について着目し、それぞれ比較して違いを詳しく見ていきましょう。
iPhone 11 Pro 対 iPhone 11
【iPhone 11 Proと11の主な違い】
・11 Proは5.8インチSuper Retina XDRで解像度は2,436×1,125ピクセル(Pro Maxは6.5インチで2,688×1,242ピクセル)、iPhone 11は6.1インチLiquid Retina HDディスプレイで1,792×828ピクセル。
・11 Proは超広角、広角、望遠のトリプルカメラ、iPhone 11はそのうち超広角、広角のみのデュアルカメラ。よって11は光学ズームができない

iPhone 11 Proのタピオカトリプルカメラ

iPhone 11 Proは0.5×、1.0×、2.0×にズームイン・アウトできる
・11 Proは水深4mで30分耐える耐水機能、11は水深2mで30分
・バッテリー持続時間がビデオ再生の場合で1時間異なる
・11 Proはミッドナイトグリーン/シルバー/スペースグレイ/ゴールドの4色、11はパープル/イエロー/グリーン/ブラック/ホワイト/PRODUCT REDの6色展開

iPhone 11 Proは4色展開
【価格差(税込)】
35,200円(iPhone 11 Proと11の差)
49,500円(iPhone 11 Pro Maxと11の差)
iPhone 11 対 iPhone XR
【iPhone 11とXRの主な違い】
・11はA13 Bionicチップ、XRはA12 Bionicチップ。CPUやGPUの性能が異なる
・11は超広角と広角のデュアルカメラで光学ズームアウトやナイトモード(夜景モード)に対応、XRは広角のみのシングルカメラ

iPhone 11と11 Proの夜景モード
・11のフロントカメラは12メガピクセル、XRは7メガピクセル
・11の耐水機能はIP68(水深2mで30分)、XRはIP67(水深1mで30分)
・11のオーディオはDolby Atmos対応の空間オーディオ再生、XRはワイドステレオ再生
・バッテリー持続時間がビデオ再生の場合で1時間異なる
・11もXRも6色展開だが、11のパープルとグリーンに対しXRにはブルーとコーラルがある。それ以外の色は同じ

iPhone 11は6色展開
【価格差(税込)】
11,000円
iPhone XR 対 iPhone SE
【iPhone XRとSEの主な違い】
・XRはLiquid Retina、SEはRetinaディスプレイ。ピクセル密度は同じ

iPhone XR PRODUCT RED
・XRはスマートHDR、SEは次世代スマートHDR
・XRは撮影後の被写界深度調整(ボケ味の変更)ができる

iPhone XS、XRとも、撮影後にf値を調整してボケ味を変更可
・XRは認証方法がFace ID、SEはTouch ID
2020年4月現在マスク着用率が爆発的に増えているので、そういう意味でも現行唯一のTouch ID機種であるiPhone SEは人気が出そう。

Face IDを利用しているところ

iPhone SEのTouch ID
・XRはA12 Bionicチップ、SEはA13 Bionicチップ(処理性能の違い)
・デザイン、カラー展開が大きく異なる
【価格差(税込)】
22,000円(iPhone XRとSEとの差)
[参考]iPhone SE 対 iPhone 8
2020年4月現在、SEの発売に伴いiPhone 8はApple公式では販売終了となりました。SEは8のほぼ上位互換なので、仕方ないですね。
サイズや重さは8と全く同じでスペックが上がったSEですが、具体的にはどこが違うのか?詳しく確認してみましょう。
【iPhone SEにあって8にないもの】
・A13 Bionicチップ ※8はA11 Bionicチップ
・ポートレートモードおよびスマートHDRが利用可能
・QuickTakeビデオおよびステレオ録音
・フロントカメラ(自撮りカメラ)でもポートレートモードが利用できる
・予備電力機能付きエクスプレスカード(=モバイルSuica) ※8は予備電力機能なし
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降では、iPhone の充電が必要な状態になっても最大 5 時間まで予備電力機能付きエクスプレスカードが使えます
日本で iPhone や Apple Watch の Suica を使う – Apple サポート
iPhoneの電源が切れても最大5時間はモバイルSuicaが利用できる「予備電力機能付きエクスプレスカード」はXS以降の機能なので、こちらもSEにあって8にはない機能。
・nano-SIMとeSIMのデュアルSIM ※8はnano-SIMのみ
【iPhone 8にあってSEにないもの】
・SEは3D Touchなし、8はあり
あまり流行らなかったのか2019年発表のiPhone 11シリーズからは廃止となっており、SEもその流れを受けてこの機能は無くなっています。
【価格差(税込)】
8,800円(SEの方が安い)
個人的オススメ機種とその理由
ここまでの情報を総合して考えると、現時点での私の個人的オススメ機種はiPhone SEです。
外見や機能はiPhone 8とほとんど同じで、11 Pro同様に現時点でのiPhone最速CPUであるA13 Bionicチップを搭載し処理性能は最高クラス。
それでいて11 Proとの価格差はなんと62,000円で半額以下と圧倒的に安い。1.5世代前のXRよりもさらに20,000円安い。
光学2倍ズーム、超広角カメラ、Face ID、ナイトモード、バッテリー駆動時間など11 Proに比べ欠けている部分もあるにはありますが、これだけ価格差があるならほとんどの人のはSEの方がコスパ的に断然オススメ。
なお、iPhone SE発売前までのオススメはiPhone 11でした。
最上位機種であるiPhone 11 Proと同様の高い性能を持ち、光学ズームインができない以外の機能についてもほとんど遜色ない。
なのに11 Proとの価格差は30,000円以上と大きい。
一方で、1年前の機種であるXRとは価格差たった10,000円なのにスペック、カメラなど性能や機能がかなり大きく違う。
性能や機能、価格(コストパフォーマンス)、これから先どのくらい使い続けられるかを総合的に判断して、私はiPhone 11を推していました。
※iPhone SE発売前まで
iPhone 11の外観レビュー&データ移行など初期設定手順。XSとは見た目の違うデュアルカメラに、爽やかなエメラルドグリーン
iPhoneの超広角カメラ、ナイトモード(夜景撮影)の使い方
iPhone 11の新機能「ナイトモード(夜景撮影)」と超広角カメラを試し、Pixel 3aやiPhone XSと比較した
その他の機種については、それぞれ以下のようなユーザーにおすすめ。
【iPhone 11 ProおよびPro Max】
⇒ 価格は度外視でトリプルカメラをどうしても試したい。光学ズームは譲れない。(Pro Maxの場合)6.5インチの大画面がほしい。
【iPhone XR】
⇒ 性能や機能のバランス的にこのくらいがちょうどいい。ブルーやコーラルの色が好き。
【Q&A】よくあるiPhone選びの悩みと回答
今のiPhoneと操作方法が変わると困るんだけど、どの機種を選べばいい?
基本的にiPhoneの操作はどれもほぼ同じだが、ホームボタンの有無で多少操作が変わる
iPhoneは基本的にどれも操作がほとんど同じなんですが、ホームボタンの有無で「ホームに戻る」「電源を切る」といった一部の操作が変わります。
例えばホームボタンのあるiPhone SE(第2世代)では電源を切る操作は「電源ボタン長押し」ですが、ホームボタンのないiPhone XやXS、11などでは「電源ボタンと音量ボタン同時に長押し」が正解。

例えばホームボタンのある機種をいま使っているなら、iPhone SE(第2世代)にしておくと同じ操作のままで利用することができるはずです。
カメラにこだわってiPhoneを選びたいが、第2世代iPhone SEでもきれいな写真は撮れるのか?
料理や通常の人物・風景写真程度ならほとんど差はない。ただ、暗所での撮影やズームをするなら11や11 Proがよい
例えば普通にご飯を撮ったり、風景や人物写真を明るい場所で撮る程度であれば現行機種内ではそう変わらないので、前述のオススメ通りiPhone SE第2世代でも十分かと思います。
一方、夜や暗い場所でもなるべく明るく撮りたいなら、暗所に強いナイトモードが使えるiPhone 11や11 Proを選ぶ方がよいでしょう。
光学ズーム(2倍)は現行機種だとiPhone 11 Proにしか搭載されていないので、ズームをよく使う場合は多少高くても11 Proを買うことになりそうです。
マスクをすることが増えたので、Face IDではない機種がいい
現行機種から選ぶならiPhone SE一択。iPhone 8以前の機種を購入する手もあり
iPhone X以降(11シリーズ含む)はすべてFace IDによる認証となるので、マスクをしているとロック解除がとてもわずらわしいのは事実。
それを避けたいのであれば、Touch IDを備えたiPhone SE(第2世代)がおすすめです。
現行機種(Apple公式サイトに現在掲載・販売されている機種)ではありませんが、例えば携帯ショップやワイモバイル(Y!mobile)、
UQモバイルなどでiPhone 6s、7、8を入手するという手もありますね。
※ワイモバイルや
UQモバイルでは、2020/7/22現在もiPhone 7と6sが契約可
各機種を大きさ別に表で比較する
本来であれば画面がやや小さいiPhone 6系と、大きめの6 Plus系は綺麗に分けて比較したいんですが、iPhone X系の登場でだいぶぐちゃぐちゃになってしまいましたね。。。
かと言って全てを同じ表にするとごちゃごちゃになってしまうので、今回はサイズ別に「iPhone XS/XR/8/7」と「iPhone XS Max/XR/8 Plus/7 Plus」で比較表を作ってみました。
※iPhone XRは中くらいの大きさで分類が難しいので、両方の表に入れています
iPhone XS/XR/8/7の比較表
スマートフォンだと全て表示されないと思いますが、横スクロールで全部が見られるようになっています。
また、画面を横にすると若干見やすくなるはずなのでお試しください。
iPhone XS | iPhone XR | iPhone 8 | iPhone 7 | |
---|---|---|---|---|
容量と 価格 (税込) | 64GB:124,080円 256GB:142,780円 512GB:168,080円 | 64GB:93,280円 128GB:99,880円 256GB:111,980円 | 64GB:74,580円 256GB:93,280円 | 32GB:55,880円 128GB:67,980円 |
ディス プレイ | 5.8インチ Super Retina 2,436×1,125 | 6.1インチ Liquid Retina 1,792×828 | 4.7インチRetina 1,334×750 | |
CPU | A12 Bioticチップ | A11 Bioticチップ | A10 Fusionチップ | |
サイズ | 143.6 ×70.9 ×7.7mm | 150.9 ×75.7 ×8.3mm | 138.4 ×67.3 ×7.3mm | 138.3 ×67.1 ×7.1mm |
重量 | 177g | 194g | 148g | 138g |
カメラ | 12メガピクセル 広角:f/1.8 望遠:f/2.4 スマートHDR | 12メガピクセル f/1.8 スマートHDR | 12メガピクセル f/1.8 HDR | |
ズーム | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム | ||
ビデオ | 4K(24,30,60fps) | 4K(30fps) | ||
フロント カメラ | 7メガピクセル f/2.2 True Depth | 7メガピクセル f/2.2 FaceTime HD | ||
防水防塵 | IP68 | IP67 | ||
ワイヤレス 充電 | あり ※充電器は付属せず | なし | ||
Apple Pay (電子マネー) | あり | |||
認証 | Face ID | Touch ID | ||
バッテリー | 通話:最大20時間 ビデオ:最大14時間 | 通話:最大25時間 ビデオ:最大16時間 | 通話:最大14時間 ビデオ:最大13時間 | |
カラー | ゴールド スペースグレイ シルバー (ガラス仕上げ) | PRODUCT RED イエロー ホワイト コーラル ブラック ブルー (ガラス仕上げ) | ゴールド シルバー スペースグレイ (ガラス仕上げ) | ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド (アルミ仕上げ) |
発売日 | 2018/9/21 | 2018/10/26 | 2017/9/22 | 2016/9/16 |
※価格はApple Online Storeによる
※2018/9/13現在
iPhone XS Max/XR/8 Plus/7 Plusの比較表
iPhone XS Max | iPhone XR | iPhone 8 Plus | iPhone 7 Plus | |
---|---|---|---|---|
容量と 価格 (税込) | 64GB:137,280円 256GB:155,980円 512GB:181,280円 | 64GB:93,280円 128GB:99,880円 256GB:111,980円 | 64GB:86,680円 256GB:105,380円 | 32GB:71,280円 128GB:83,380円 |
ディス プレイ | 6.5インチ Super Retina 2,688×1,242 | 6.1インチ Liquid Retina 1,792×828 | 5.5インチRetina 1,920×1,080 | |
CPU | A12 Bioticチップ | A11 Bioticチップ | A10 Fusionチップ | |
サイズ | 157.5 ×77.4 ×7.7mm | 150.9 ×75.7 ×8.3mm | 158.4 ×78.1 ×7.5mm | 158.2 ×77.9 ×7.3mm |
重量 | 208g | 194g | 202g | 188g |
カメラ | 12メガピクセル 広角:f/1.8 望遠:f/2.4 スマートHDR | 12メガピクセル f/1.8 スマートHDR | 12メガピクセル 広角:f/1.8 望遠:f/2.8 HDR | |
ズーム | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム | |
ビデオ | 4K(24,30,60fps) | 4K(30fps) | ||
フロント カメラ | 7メガピクセル f/2.2 True Depth | 7メガピクセル f/2.2 FaceTime HD | ||
防水防塵 | IP68 | IP67 | ||
ワイヤレス 充電 | あり ※充電器は付属せず | なし | ||
Apple Pay (電子マネー) | あり | |||
認証 | Face ID | Touch ID | ||
バッテリー | 通話:最大25時間 ビデオ:最大15時間 | 通話:最大25時間 ビデオ:最大16時間 | 通話:最大21時間 ビデオ:最大14時間 | |
カラー | ゴールド スペースグレイ シルバー (ガラス仕上げ) | PRODUCT RED イエロー ホワイト コーラル ブラック ブルー (ガラス仕上げ) | ゴールド シルバー スペースグレイ (ガラス仕上げ) | ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド (アルミ仕上げ) |
発売日 | 2018/9/21 | 2018/10/26 | 2017/9/22 | 2016/9/16 |
※価格はApple Online Storeによる
※2018/9/13現在
最も高価なiPhone XS Max 512GBはなんと164,800円(税込177,984円)!高い。。。
気を取り直して、以上の表を見ながら後半より各機種を比較、考察していきます。
最上位機種であるiPhone XSから最も安い7まで、各機種にどのような違いがあるか
新たに発売された最新かつ最も高機能な機種・iPhone XSから現行で最も安価かつ古い機種であるiPhone 7まで、どのような違いがあるのかを見ていきましょう。
ここではサイズや重さ以外の、主に機能的な部分について見ていきます。
iPhone XS 対 iPhone XR
まず、今回発表された2つの最新機種、iPhone XSとXRについて比較してみましょう。
【iPhone XSとXRの主な違い】

iPhone XS ゴールド

iPhone XR ブルー
・XSは5.8インチSuper Retinaディスプレイ、解像度2,436×1,125ピクセル。XRは6.1インチLiquid Retinaディスプレイ、解像度1,792×828ピクセル
・XSはデュアルカメラ搭載、XRはシングルカメラ。だがXRもポートレートモードや撮影後の被写界深度調整機能を備える
・XSは2倍光学/10倍デジタルズーム。XRは5倍デジタルズームのみ
・防水防塵機能について、XSはIP68、XRはIP67
・XSはゴールド/スペースグレイ/シルバーの3色、XRはPRODUCT RED、イエロー、ホワイト、コーラル、ブラック、ブルーの6色
【価格差(税込)】
30,800円
iPhone XR 対 iPhone 8(およびPlus)
【iPhone XRと8の主な違い】
・XRはLiquid Retina、8はRetinaディスプレイ。ピクセル密度は同じ

iPhone XR PRODUCT RED
・XRはスマートHDR、8は通常の(?)HDR
・XRは撮影後の被写界深度調整(ボケ味の変更)ができる

iPhone XS、XRとも、撮影後にf値を調整してボケ味を変更可
・XRは認証方法がFace ID、8はTouch ID

Face IDを利用しているところ
・XRはA12 Bioticチップ、8はA11 Bioticチップ(性能の違い)
・デザイン、カラー展開が大きく異なる
【価格差(税込)】
18,700円
iPhone 8(およびPlus) 対 iPhone 7(およびPlus)
【iPhone 8と7の主な違い】
・8はA11 Bioticチップ、7はA10 Fusionチップ(性能の違い)
・8は24、30、60fpsの4Kビデオ撮影可。7の4Kビデオは30fpsのみ
・8はQi規格に対応したワイヤレス充電が可能。7は非対応
・8は3色のガラス仕上げ、7は4色のアルミ仕上げ
【価格差(税込)】
容量が異なるため純粋な比較はできないが、
・iPhone 8 64GBとiPhone 7 32GBを比較すると18,700円の差
・iPhone 8 256GBとiPhone 7 128GBを比較すると25,300円の差
個人的オススメ機種とその理由
まだiPhone XSやXRを実際に触ってはいませんが、写真や映像、スペックを見る限り「ほとんどの”普通の”人に対して」私が個人的にオススメするのはiPhone 7です。
理由は以下の通り。
・ほとんどの一般人の用途は「LINE」「カメラ」「ネット」「YouTube」「ゲームアプリ」程度であろうと考えると、現状iPhone 7でも全く困ることはない。新規でiPhoneを入手するなら発売後2年経った今でも十分オススメできる
iPhone 7ブラックを詳細レビュー。iPhone 6sと見た目・性能差も比較した
・iPhone 8は7との目立った差がCPU、ワイヤレス充電程度しかなく、あえて選ぶ決め手に欠ける
・iPhone XSは64GBですら税込み12万を超え、あまりに高価すぎる。その割に日常使うような機能が大幅強化されているわけでもない。新しもの好き、ガジェット好き向けか
・iPhone XRは「デザイン」「スマートHDR&被写界深度調整機能」に魅力を感じるならアリかもしれない。ただPlus系に近い大きさ(6.1インチ)の1サイズのみなので、コンパクト好きには向かない
他の機種については、
【新しもの好き、お金に糸目はつけない】 ⇒ iPhone XSもしくはXS Max
【新機種に変えたいが、価格はそこそこ抑えたい/デザイン重視】 ⇒ iPhone XR ※実際のところ安くはないが、XSよりは比較的安いという意味で
【日常使う機能があれば十分、かつワイヤレス充電したい】 ⇒ iPhone 8および8 Plus
といった感じでしょうか。
iPhone現行機種の性能・価格比較
まず、2017/9/14現在のラインナップであるiPhone X、8、7、6s、SEを比較した表をご覧ください。
スマートフォンなど小さな画面で見る場合は、画面を横にしていただくと表が見やすくなります。
iPhone X | iPhone 8 | iPhone 7 | iPhone 6s | iPhone SE | |
---|---|---|---|---|---|
容量と 価格 | 64GB:121,824円 256GB:140,184円 | 64GB:85,104円 256GB:103,464円 | 32GB:66,744円 128GB:78,624円 | 32GB:54,864円 128GB:66,744円 | 32GB:42,984円 128GB:54,864円 |
ディス プレイ | 5.8インチ Super Retina 2,436×1,125 | 4.7インチRetina 1,334×750 | 4インチRetina 1,136×640 | ||
CPU | A11チップ M11コプロセッサ | A10チップ M10コプロセッサ | A9チップ M9コプロセッサ | ||
サイズ | 143.6 ×70.9 ×7.7mm | 138.4 ×67.3 ×7.3mm | 138.3 ×67.1 ×7.1mm | 123.8 ×58.6 ×7.6mm | |
重量 | 174g | 148g | 138g | 143g | 113g |
カメラ | 12メガピクセル 広角:f/1.8 望遠:f/2.4 | 12メガピクセル f/1.8 | 12メガピクセル f/2.2 | ||
ズーム | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム | 5倍デジタルズーム | |||
ビデオ | 4K(24,30,60fps) | 4K(30fps) | |||
フロント カメラ | 7メガピクセル | 5メガピクセル | 1.2メガピクセル | ||
耐水防塵 | あり | なし | |||
ワイヤレス 充電 | あり ※充電器は付属せず | なし | |||
Apple Pay (電子マネー) | あり | なし | |||
認証 | Face ID | Touch ID (第2世代) | Touch ID (第1世代) | ||
バッテリー | 通話:最大21時間 ビデオ:最大13時間 | 通話:最大14時間 ビデオ:最大13時間 | 通話:最大14時間 ビデオ:最大11時間 | 通話:最大14時間 ビデオ:最大13時間 | |
カラー | シルバー スペースグレイ (ガラス仕上げ) | シルバー スペースグレイ ゴールド (ガラス仕上げ) | ジェットブラック ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド (アルミ仕上げ) | シルバー スペースグレイ ゴールド ローズゴールド (アルミ仕上げ) | |
発売日 | 2017/11/3 | 2017/9/22 | 2016/9/16 | 2015/9/25 | 2016/3/31 |
※Plusシリーズまで含めると表が複雑になりすぎるのでここでは省きました
※価格はApple Online Storeによる(税込で計算)
※2017/9/15現在
ここからいろいろ考察してみます。
最上位機種であるXから廉価版のSEまで、各機種にどのような違いがあるか
2017/9/15現在販売中及び販売予定の各機種について、それぞれどのような違いがありそれがどの程度の価格差になっているのかをまとめました。
▼ iPhone X 対 iPhone 8
Xに関しては8と8 Plusのどちらと比べるか微妙なところもあるのですが、今回は8と比較してみることにします。
【Xと8の主な違い】
・Xは5.8インチSuper Retinaディスプレイ(2,436×1,125)、8は4.7インチRetinaディスプレイ(1,334×750)
・Xはベゼル(外周とディスプレイとの間の枠の部分)が非常に狭くなり、ほぼ全面ディスプレイの全く新しいデザイン。センサーを搭載した上部が一部欠けたようなデザイン
・サイズは縦5mm横3mmほどXの方が大きいが、ディスプレイサイズの違いほどではない。重量はXの方が26g重い
・Xは広角、望遠の2レンズを搭載し、ポートレートモードと2倍光学ズーム、10デジタルズームを利用できる。8は5倍デジタルズームのみ
※8 PlusもXと同様に2レンズを備えている
・XはFace ID認証、8はTouch ID
【価格差】
36,720円
▼ iPhone 8 対 iPhone 7
【8と7の主な違い】
・8はA11チップ&M11コプロセッサ、7はA10&M10(8は総合的な性能がアップしている)
・サイズはコンマ数mm異なるがほぼ同じで、8の方が10g重い。ディスプレイサイズは同じ
・8は24、30、60fpsの4Kビデオ撮影可。7の4Kビデオは30fpsのみ
・8はQi規格に対応したワイヤレス充電が可能。ただし充電器は別売り
・8はスペースグレイ含む3色のガラス仕上げ、7はジェットブラックとブラックモデルを含む5色のアルミ仕上げ
【価格差】
容量が異なるため純粋な比較はできないが、
・iPhone 8 64GBとiPhone 7 32GBを比較すると18,360円の差
・iPhone 8 128GBとiPhone 7 256GBを比較すると24,840円の差
▼ iPhone 7 対 iPhone 6s
【7と6sの主な違い】
・7はA10チップ&M10コプロセッサ、6sはA9&M9(7は総合的な性能がアップしている)
・7の方が5gだけ軽い

・7のカメラはf/1.8、6sはf/2.2。明るい場所では大差ないが、7の方が暗い場所でより明るく撮れる

・フロントカメラの画素数、7は7メガピクセルに対し6sは5メガピクセル
・7は耐水防塵機能あり。日本発売モデルならSuicaやiD、QuicPayも使える


・7にはジェットブラックとブラックモデルを含む5色展開。6sはスペースグレイ含む4色
【価格差】
11,880円
▼ iPhone 6s 対 iPhone SE
【6sとSEの主な違い】
・6sは4.7インチ、SEは4インチディスプレイで、サイズと重量もそれにほぼ比例して異なる
・デザインが大きく違う。SEは5sとほぼ同じデザイン
※下の比較画像はiPhone SEと6の比較ですが、6と6sはほぼ同じなので参考に
・フロントカメラのピクセル数が6sは5メガピクセル、SEは1.2メガピクセル
・6sはTouch ID第2世代、SEは第1世代
【価格差】
11,880円
個人的オススメ機種とその理由
以上より、私が現時点で個人的にオススメする機種はiPhone 7とiPhone SEです。
理由は以下の通り。
・Suicaなどの電子マネーが使えてある程度の防沫耐水機能も備えたiPhone 7は有力な選択肢
・iPhone 7から8はスペックアップしワイヤレス充電も可能だが、7だと遅くて困るような状況はこの先もそう無いだろうし、ワイヤレス充電はやってみたいけど充電しながら操作が難しそうだし、プラスαのコスト払ってまでやりたいかは微妙

・ワイヤレス充電や電子マネー、耐水機能が不要なら、コスパがいいのはiPhone SE
・コンパクトで多くの日本人の手にもよくなじみ扱いやすく、スペックは6sとほぼ同等で通常のアプリ利用で困るようなことはそうないし、今後もしばらくなさそう

なお、iPhone SEはauのサブブランドであるUQ mobile(ユーキューモバイル)、ソフトバンクのサブブランド・
Y!mobile(ワイモバイル)でも販売されています。多くの場合こちらの方が安くなるので、検討の価値あり。
毎回買い換えるようなAppleファン、新し物好きやガジェット好きであればiPhone Xを購入する人も多いでしょう。Appleがこの先10年を見据えて作ったプロダクト、興味ないはずありませんからね。
(私としてはいささか懐疑的ですが)
というか、iPhone 8の立ち位置が中途半端で微妙すぎる。何を求めて買えば良いのか。。。
最後にひとこと
この記事が、少しでもiPhone選びの参考になれば嬉しいです!