2019年買ってよかったものベスト16はこれ!

noteやBrainにはびこる「あなたも稼げます!」系の高額有料記事(情報商材)が、99%読むに値しない理由

「有料で記事が買える」機能を備え、さらにはデザインをブラッシュアップするなど数々の施策で現在私の周りでかなり流行しているnote(ノート)

note ――つくる、つながる、とどける。

数々の業界のプロが参戦したり、良質な記事も多数投稿される一方で、それっぽい導入だけに力を入れ中身のない記事を高額で買わせる詐欺まがいの行為も一部で行われています。

そういった状況に対しnote側も返金機能の追加など対策を実施しているようですが、24時間以内かつ審査を通す必要がある上、執筆者(noteでいう”クリエイター”)が「返金申請を受け付ける」設定にしていないと返金は不可。

noteの「有料記事」を購入した方が、24時間以内に「返金申請」をおこなった場合、返金が受けられます。

「返金機能」の濫用を防ぐため、返金申請に対してはnoteが一定の審査をしたうえで、返金処理を行います。基準にそぐわない場合は返金できません。

(中略)

返金申請ができるコンテンツ

クリエイターが「返金申請を受け付ける」設定にしている有料記事。
返金について – noteヘルプセンター

中身のない記事を書く”クリエイター”ほど「返金不可」に設定するでしょうし、中身がないというのもデジタルに判断できるものではないため、悪貨を駆逐するのはなかなか難しそう。


この、noteのいわゆる負の部分を煮込んで固めたようなサービスが「Brain(ブレイン)」。

Brain | 紹介機能付きコンテンツ販売プラットフォーム ブレイン

Brainに投稿されている記事を見てみると、ほとんどが「素人でも稼げる」「あなたも月◯◯万」「ネットで稼ぐ」「たった◯日で◯◯万」などと金、金、カネのオンパレード。。。

お金を稼ぐこと自体は悪いことではありませんが、どうにもうさんくさい、信じがたいタイトルが並びます。


私の目から見ると中身を見なくともBrainに投稿されている記事は99%買う価値がないんですが、カネの誘惑につられてつい買ってしまう人もそれなりにいる様子。

正直こんなものに騙される方もどうかしてるとは思うんですが、やはり最も忌むべきはそれらの怪しい情報商材を売る側。

そこで、この記事では私がなぜnoteやBrainの「稼げる!」記事を買うべきでないと思うのか、詳しく言語化してみることにします。


時間がないなら、これだけ覚えて帰ってほしい

少し長めの記事になりそうなので、時間がない方はこれだけ心に留めておいてほしい。

本当に稼げるノウハウを知ってるなら、noteやBrainなんて売らずに自分で実践し稼げばいい

稼げる方法を人に教えたら、自分の取り分は少なくなるもの。お金を使う人の数は限られてますからね。
秘密にしておいて、その方法が使えるギリギリまで自分ひとりで稼ぐ方がいいに決まっています。

本当に十分稼いでいるブロガー、アフィリエイター、YouTuber等々のガチ勢はnoteやBrainで記事売って稼いだりしませんよ。必要ないから。


では、なぜ記事を売ろうとするのか?その理由として考えられるのは……

  1. 同じことを実行してもそれほど稼げないと知っている
  2. 実際にそれをやって稼げたが、状況の変化により再現性がない。もしくは短期間で使えなくなるノウハウである
  3. noteやBrain売ってる方が儲かる
  4. noteやBrainを売ること自体が「稼げる方法」である
  5. そもそも嘘や誇張であり、売れさえすれば内容は何でもいいと思っている

こんなところでしょうか。


いずれの理由だとしても、購入者がその内容を実践して稼げるようになる可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

情報商材販売者の養分、カモ、金づるとしてただ消費されるだけです。


そんなカンタンに誰でも稼げる方法が転がってると思いますか?
もしそんなノウハウが仮にあったとして、ネットの炎上屋がそんなこと知ってると思いますか?
仮に本当に知っていたとして、それを自分で横展開せず人に売り渡すと思いますか?
ネットでイキっているだけの人間が販売する無編集の文章に、書籍よりも遥かに高いお金を払う価値が本当にありますか?

一度考えてみてほしい。

noteやBrain投稿者プロフ・発言の特徴と注意すべきポイント

noteやBrainで怪しい情報商材を売っている人にありがちなプロフィールをチェックしてみましょう。騙されないために。

月◯◯PV、月収◯◯◯万など

まず、これらの数字が本当であるか確かめる術がありません。
嘘をついていてもわからないし、とりあえず嘘で大きな数字を言っておいてフォロワー集めようとしている商材屋は大勢いる。

彼らは稼いでいること自体がアイデンティティなので、生き残るために平気で嘘をつきます
全然儲かってないとして、正直に言うと思いますか?絶対言わないでしょう。


仮に一部本当だったとしても、これらの数字はこれまでの最高PV、最高月収であることがほとんど

毎月一定収入が入る会社員などと違い、情報商材販売やアフィリエイトはさまざまな要因による月々の変動が非常に大きい。

例えばプロフィールに「月100万PV、月収200万達成」と書かれていても、それは3年前のことかもしれませんよ?
現在は1万PV、月収1万にも満たないかも。
情報商材はずっと売れ続けるわけじゃないし、アフィリエイトもGoogleアップデート被弾したらガタ落ちなんてざらですからね。


本当に難しいのは、瞬間最大風速ではなく継続して稼ぎ続けること。

プロフィールやツイート等に並ぶ信用ならない数字に惑わされず、中身で判断すべきです。

多額の報酬を得たアフィリエイトの管理画面スクショ

アフィリエイト管理画面の数字は容易に偽装可能なことをご存知でしょうか。

例えば、以下は全然稼いでない私のA8.net管理画面。

私のA8管理画面

これを、ブラウザに搭載された開発ツール等々でちょこちょこいじると……

ブラウザに搭載された開発ツール等々でちょこちょこいじる

はい、あっという間にゴリゴリ稼ぐアフィリエイターが出来上がりました。

あっという間にゴリゴリ稼ぐアフィリエイターが出来上がった

「今月の確定は◯◯◯万でした!」なんてスクショを貼っている奴をそのまま信用できないことがおわかりでしょうか。


通帳の残高を写した写真なんかも、Photoshop等の加工ソフトがある程度使える人であれば数値を操作するのは造作もないこと。

本当に稼いでる人のうちほとんどは、わざわざそんなアピールを普通しないものです。嫉妬され目の敵にされたり、犯罪等の標的にされる可能性が高まりますからね。

やたらと会社員をdisり、「好きなことで稼ごう」と誘導する

彼らのメインターゲットは、多数派でありそこそこお金を持っている日本のサラリーマン。

その中から今の環境・待遇に不満を持っている人を「自由に好きなことで稼ごう!」と甘い言葉で釣り上げ、情報商材・転職アフィリエイト・オンラインサロンあたりに誘うのがお決まりのパターンです。

そのために、会社員であったり日本企業に対するdisりも合わせて行われることが多い。
最近は、日本の学校をdisるパターンも散見されます。


ちなみに私自身も会社員を辞めフリーランス→法人化した人間ですが、会社員が良いかダメかなんて会社による、人によるとしか言いようがない。
合う人合わない人がいるし、会社の経営者、たまたま当たった上司や同僚やプロジェクトによっても全然印象が違う。

『会社員=不自由で古い、フリーランス=自由で新しい』みたいな一見わかりやすい構図を見せてカモにしようというのは彼らの常套手段。鵜呑みにしてはいけません。
フリーランスで比較的自由に働けてる人もいれば、相当苦労していたり会社員に戻った人も知ってます。


ほとんどの場合大した社会経験もなく、独立してもやってることは情報商材販売員。

そんな彼らの会社員disに耳を傾ける価値があるでしょうか?
これらの言葉を真に受けるのが賢いとは、私には思えません。

「参考になりました!」等の肯定的コメントを連発RT

noteやBrain等で情報商材を販売している人にありがちな、信者な方々の肯定的ツイートを連発RTする行為。

「参考になる!」「私も少しですがもう稼げました!」のようなコメントを拡散することで、フォロワーたちに購入を促します。

その行為自体は商材屋以外のユーザーでもやっている人は割といますが、特にその傾向が顕著だなと見ていて思います。


連発RTはフォロワーのTL埋めるから迷惑じゃない?と私なんかは考えてしまう方ですが、そんなことを気にする奴は中身のない有料記事で儲けて平気な顔なんてできませんからね。

私の考える情報商材NGワード

「自由に生きる」

今の会社や状況に不満がある人を釣るための典型的釣り文句。

声を枯らして毎日必死に無価値な高額有料記事のセールスマンやるのが自由なの?という疑問も。

「不労所得」

まともにアフィリエイトやるにしても記事を作り込まないとそうそう簡単に売れないし、情報商材販売員するにしても商材作って毎日それっぽく振る舞ったりつぶやいたりする必要があるので、そもそも不労所得ではない。こちらも典型的な釣り言葉。

もっとも、記事の通りにやったとしてもその所得が得られるとは思えないけども。

「素人でも/初心者でも稼げる」

多少なりとも知識・経験のある玄人はこんな怪しい商材をネタ以外で買わないので、ターゲットはもとからリテラシーの低い素人・初心者です。この枕詞に意味はない。

「アフィリエイトを教える」

アフィリエイトでガッツリ稼いでいるなら、ノウハウを記事にして売るなんてもってのほか。誰にも教えずそのままアフィで稼ぐはず。

なのに有料記事で売っている理由は、

「本当は稼げていないが、中身がないものを売ろうとしている」
「不安定ですぐに落ちる可能性が割と高いのを見越しており、今のうちに売り抜けたい」

のいずれかだと推察される。

どちらにしても記事を買うのはおすすめできない。

「note/Brainの売り方」

『note/Brainの売り方』を売るということは、つまり「あなたのカネで儲けてます!まさにこれを買ったあなたが養分です!」と宣言しているに等しい。

Brainの売り方を買った人がBrainを売ってそれを買った人がまたBrainを売って……なんてサイクルが永遠に続くと思いますか?んなわけない。お金も購入するユーザーの数も有限です。

儲かるのは最初に売り始めた親と胴元だけ。

「フォロワーの増やし方」

フォロワーを増やしただけじゃ収入増えないので、結局やることは商材販売やオンラインサロンがほとんど。

その内容も、せいぜい

・毎日つぶやく
・フォローとRTで◯◯が当たる、的な企画開催
・(嘘でもいいから)実績アピール
・フォローしてフォロバを待つ(その後フォロー解除)
・爆速リプライ

程度でしょうか。知らんけど。

流行りに乗ってYouTube→低品質のノウハウ記事販売

大した登録者数も実績もないのに、流行りだからとYouTubeコンサルを名乗ったり、高額のYouTubeノウハウ記事を販売していたりします。

当然、買う価値も動画見る価値も皆無。

教祖と信者を増やす、マルチ商法の構造によく似たBrainの仕組み

有料の記事を販売できる、note(ノート)とBrain(ブレイン)。

この2つのサービスの最も大きな違いは、紹介機能(=アフィリエイト)の有無です。

Brainではアフィリエイトが可能であり、記事を紹介して購入させることで自分にも報酬が入る仕様となっています。


その結果、

  • 一応レビュー機能はあるもののほぼ高評価しかつかないため、全く機能していない
     (自分もその記事を宣伝して儲けたいから低評価をつけづらい)
  • 情報商材を買ったユーザーがその記事を宣伝し、結果として親(元の記事を書いた商材屋)がさらに儲かる。いわゆる「マルチ商法」の仕組みが完成
     ※マルチ商法は親、子、孫、ひ孫……というツリー構造となるのに対し、Brainは親子関係のみなので厳密には多少異なるが、親が子達のカネを吸い取って肥え太る点では同じ

という状態に。


情報商材屋にとっては、信者が勝手に商材を売ってお金を稼いできてくれる夢のプラットフォームと言えます。

私から見れば、詐欺師とカモしかいない地獄のような状態ですが。。。

Brainの開発者さんは『良いコンテンツのみがうまく広がるように』との思いを込めているそうですが、少なくとも現状そうはなっていない。
むしろお金を払うに値するコンテンツを探すほうが難しい。


はっきり言って、現在Brainに投稿している人の99%は詐欺師、購入する人の99%はただの養分であり詐欺師候補生。
私はそう判断しています。

引っかかりそうで心配な人は、とりあえず全員ブロックしてもいいと思うよ。

Brainや怪しい炎上屋、情報商材屋のサイトを二度と見たくない方は以下の記事も参考にどうぞ。
指定したドメインのサイトが検索結果に現れなくなります。

Google Chrome機能拡張「Personal Blocklist」役立たずの検索結果をサイトごとブロック!

2019.04.23
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関連情報・ツイートなど

現状、紹介している人のツイートを見ると「Brainで稼ぐ方法」「Brain攻略法を解説」といった記事が多く、いわゆる“情報商材”のようなものばかり。本気でオススメしたいから紹介しているのか、自分が記事を売りたいから褒めているのか判断しにくい状態となっており、今後悪質なビジネスの温床になるのではないか(既になっているのではないか)といった懸念が寄せられています。


試しにBrainについてTwitter検索してみると、金の亡者たちが頑張って商材屋たちの記事を売ろうと蠢いている様子がよくわかります。あまりにも醜いので閲覧注意。

brain 記事 – Twitter検索 / Twitter

あとがき

身近でこういったnoteやBrainの「稼げる」記事を買っちゃうような人がいれば、ぜひシェアしてあげてください。

ほとんどの人は何を言っても無駄かと思いますが、もしかしたら100人に1人くらいは目を覚ましてくれるかも。
もしそんなことが起こったなら、この記事を書いた甲斐があったというものです。


追記した方がよい項目などがあれば、TwitterやFacebookページ、コメント等にて連絡をお待ちしてます!