ドコモ「スマホおかえしプログラム」、au「アップグレードプログラムEX」、ソフトバンク「トクするサポート」は加入すべき?調べて比較した

ドコモ「スマホおかえしプログラム」、au「アップグレードプログラムEX」、ソフトバンク「トクするサポート」は加入すべきか?調べて比較した

とりあえずApple Online Store、ドコモ、au、ソフトバンク各社の公式ページでiPhoneをチェックしたい場合は、以下からどうぞ。

大手携帯3社が最近力を入れている、スマートフォン返却で機種代が割引となるプラン。

具体的には、ドコモスマホおかえしプログラム」、auアップグレードプログラムEX」、ソフトバンクトクするサポート」の3つです。


総務省の指導による2年縛りの撤廃、iPhone 11や11 Proの発売に伴い、これらのプランがさらに前面に押し出されてきた印象。

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これらのプランは、果たして加入すべきなんでしょうか?

各プランの特徴や料金などを調べて比較してみました。


ドコモ「スマホおかえしプログラム」

プログラムの概要

36回の分割払いで対象機種を購入した場合、24ヶ月目以降にこのプログラムを利用し対象機種を返却すると、次回以降の支払金を不要とする。(最大12ヶ月分)

ドコモ「スマホおかえしプログラム」

主な加入条件

加入は、対象機種の購入時に限る

返却時の条件

対象機種に故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと、その他当社指定の査定基準を満たしていること
※査定基準が満たされない場合、プログラムを利用するためには20,000円(税抜)の故障時利用料が必要

月額料金

無料

加入後、プログラムを利用しない場合

特にペナルティなし。そのまま返却せず使い続けてOK

解説

ドコモの「スマホおかえしプログラム」は、36回払いで最大12回分の支払いを不要とするプラン。
つまり、割引される機種代金は最大で1/3となります。

auとソフトバンクの割引額は半額なので、ここは大きな違い。
その代わり、ドコモはプログラムの月額料金がかかりません(auとソフトバンクは390円/月が必要)。

損得見積もり

このプログラムに加入するのは損か得かを判断するためには、発売から2年後の該当機種の価値と、割引される12回分の機種代金を比較する必要があります。

そこで、2年前に発売されたiPhone X(256GB)を例にとり、iPhone X発売時に当プログラムが存在したと仮定して損得をシミュレーションしてみました。

「スマホおかえしプログラム」非加入時の支払額

143,856円
(出典:iPhone Xの機種代金比較。ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれの特徴と価格は?

iPhone Xは手元に残る。2019/9/14現在のドコモ下取り額は最大55,000円


143,856 – 55,000 = 88,856円
(ただし、キズなどにより査定額が下がると実質支払額はもう少し上がる)

「スマホおかえしプログラム」加入時の支払額

143,856 × 2/3 = 95,904円
※iPhone Xは手元に残らない

評価

以上より、「スマホおかえしプログラム」は加入・非加入であまり損得は変わらないと考えられます。
(下取り査定は多少下がる場合が多いと推測されるため)

ただし、これはあくまでiPhone X 256GBかつドコモの下取りプログラムを利用すると仮定した場合。

他の機種だと当然計算結果も変わってきますし、より買取価格の高いショップを見つけばプログラム未加入で古いiPhoneを売った方が大きく得するパターンも十分あり得ます。


ドコモはauやソフトバンクと違い利用料が無料、かつ返却時に新機種購入が必要などの縛りもありません。36回払いにして加入すればいいだけ。

36回払いで問題がないのなら、とりあえず加入しておいて2年後に状況を見て利用するか判断すればいいでしょう。


ドコモオンラインショップでiPhoneをチェックする

au「アップグレードプログラムEX」

プログラムの概要

48回の分割払いで対象機種を購入し、24ヶ月目以降に新しい機種に変更した際に残りの分割支払い金(最大24ヶ月分)が不要となる。

au「アップグレードプログラムEX」


アップグレードプログラムEX(a)の場合、24回の分割払いで最大12ヶ月分の支払いが不要。

主な加入条件

・加入は、対象機種の購入時に限る

・以下いずれかのプランに加入していること
「新auピタットプラン」
「auピタットプラン(2019年6月30日新規受付終了)」
「auピタットプラン(s)」
「auフラットプラン5(学割専用)(2019年5月31日新規受付終了)」
「auフラットプラン7プラス」
「auフラットプラン20」
「auフラットプラン25 Netflixパック」
「auフラットプラン30(2019年6月30日新規受付終了)」
「auデータMAXプラン」

主な返却時の条件

・auにて新しい機種を購入すること

・対象機種の返却時に画面割れ、電源が入らないなどの故障があった場合、20,000円(不課税)の故障時利用料が必要

月額料金

390円×24ヶ月(不課税)

加入後、プログラムを利用しない場合

利用せず端末代金完済後に機種変更した場合、支払ったプログラム料金はau WALLETポイントで還元される。

ただし、EX(a)の場合は還元されず掛け捨てとなる。

【ポイント還元保証】

特典を利用せず機種変更した場合、お支払いいただいたプログラム料相当額を機種変更の翌月にau WALLET ポイント(法人契約の場合はauポイント)で還元します。

アップグレードプログラムEX(a)は対象外となります。アップグレードプログラムEX/EX(a) | スマートフォン・携帯電話 | au

解説

auの「アップグレードプログラムEX」は、48回払いで最大24回分の支払いを不要とするプラン。
EX(a)の場合はそれぞれ半分の24回払いで最大12回分の支払いが不要。

つまり、割引される機種代金は最大で1/2となります。

ドコモは機種代金の1/3が割引となるのでそれよりも得に見えますが、一方で月額390円かかることに注意。


また、新機種購入が条件となっているため、当プログラムを利用する場合実質的にau縛りを受けることになります。

損得見積もり

ドコモの場合と同様、iPhone X(256GB)を例にとり、iPhone X発売時に当プログラムが存在したと仮定して損得をシミュレーションします。

「アップグレードプログラムEX」非加入時の支払額

146,400円

iPhone Xは手元に残る。2019/9/14現在のau下取り額は最大51,840円


146,400 – 51,840 = 94,560円
(ただし、キズなどにより査定額が下がると実質支払額はもう少し上がる)

「アップグレードプログラムEX」加入時の支払額

146,400 × 1/2 + 390×24(プログラム利用料) = 82,560円
※iPhone Xは手元に残らない

評価

auで2年ごとに新機種を使うと決めている人にとっては、なかなか魅力的なオプションプラン。

旧iPhoneを残して売却した場合と比較しても、新機種が半額になるというのは悪くない割引率です。
(ただし、損得は旧iPhone機種、市場価格、下取り額などにより変動する)


「やっぱり2年後も旧iPhoneを使い続ける」という選択をした場合、支払い済みのプログラム料金は機種変更時にau WALLETポイントで還元されます。
つまり、解約してしまうと還元されないため、390円/月のプログラム料金は払い損。


また、新しい機種購入も適用条件に入っているため、返却すればOKのドコモと違って次の機種までau縛りが確定してしまうのもネック。

少なくともそれまでauを使い続ける予定が見えないのなら、加入すべきではないかもしれません。


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ソフトバンク「トクするサポート」

※10/10に「半額サポート+(プラス)」から「トクするサポート」に名称変更

プログラムの概要

48回の分割払いで対象機種を購入した場合、25ヶ月目以降にこのプログラムを利用し対象機種を返却すると、次回以降の支払金を不要とする。(最大24ヶ月分)

ソフトバンク「半額サポート+」

主な加入条件

加入は、対象機種の購入時に限る

主な返却時の条件

・ソフトバンクで新しい機種を購入すること

・電源が入らない、破損しているなどソフトバンク社指定の査定基準を満たしていること
※査定基準が満たされない場合、プログラムを利用するためには20,000円(不課税)の故障時利用料が必要

月額料金

390円×24ヶ月(不課税)

加入後、プログラムを利用しない場合

プログラムを利用せず機種変更した場合、条件を満たせばPayPayボーナス等での還元が受けられるようです。

解説

ソフトバンク「トクするサポート」は、auの「アップグレードプログラムEX」とほぼ横並びのプラン。

機種購入時に48回払いに設定しつつトクするサポートに加入し、24ヶ月経過後にプログラムを利用して新機種を購入すると24回分の支払いが無料に。

割引される機種代金は半分の1/2です。

損得見積もり

iPhone X(256GB)を例にとり、iPhone X発売時に当プログラムが存在したと仮定して損得をシミュレーションしてみました。

「トクするサポート」非加入時の支払額

149,280円
(出典:iPhone Xの機種代金比較。ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれの特徴と価格は?

iPhone Xは手元に残る。2019/9/14現在のソフトバンク下取り額は最大63,600円(機種変更の場合)


149,280 – 63,600 = 85,680円
(ただし、キズなどにより査定額が下がると実質支払額はもう少し上がる)

「トクするサポート」加入時の支払額

149,280 × 1/2 + 390×24 = 84,000円
※iPhone Xは手元に残らない

評価

ソフトバンクはauに比べ機種変更時の下取り額が高めに設定されているため、現時点では上記計算結果のお得度はそれほど高くない印象。
(損得は旧iPhone機種、市場価格、下取り額などにより変動)

ですが基本的にはauと同様、縛りを受ける覚悟があり2年後に新規購入も決めているなら加入してもいいかな、くらいの印象。


毎月の支払いが安くなるわけでなし(むしろ390円高くなる)、何のために加入するのかイマイチ意義が見出しづらいというのが正直なところ。


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まとめとあとがき

以上より個人的に各社プランについての感想をまとめます。

  • ドコモ:36回払いを許容できるなら、無料かつ縛りもないので加入しておいて損はない。24ヶ月後の新機種がほしいかどうか、旧機種の下取り額といった状況をみて利用するか決めればOK
  • auソフトバンク:月々390円の支払額アップと2年後の機種変更時にまで縛られる覚悟が必要となるプランで、おすすめはしにくい。返却する旧機種が壊れていたら20,000円がさらに必要となる。
    結果的に損か得かはそのときの状況による。ある意味ギャンブル。

ドコモに関しては、36回払い必須となる以外は特にリスクがないのでとりあえず加入しといて2年後に利用するかどうか決めたら、という感じ。

au・ソフトバンクのプランは、2年契約による縛りを無くす業界の方向性に逆行する内容で正直おすすめできない。
有効利用するにはau・ソフトバンクを使い続ける覚悟、2年後までに必ず機種変更をするという未来予測、絶対に2年間スマートフォンを壊さないという慎重さが必要となります。
それでも損するか得するかは運次第という微妙さ。


携帯業界(特にauとソフトバンク)は一見得するように見えて実は損、みたいな制度をバンバン打ち出してくるので、今後とも注意しておきたいところです。


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