PayPay、楽天ペイ、LINE Payを比較。還元率で考えたらQRコード決済は何Payを使うべき?

還元率で考えたらコード決済は何Payを使うといいのか

2018年より競争が激化している、QRコード決済アプリ業界。

互いにしのぎを削る各陣営ではガンガンお金をばらまいてユーザー獲得を目指しています。
PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」然り、LINE Payの「300億円山分けキャンペーン」然り。
(もっとも、LINE Payの方は300億使い切る気は毛頭なさそうだなと思っていますが)


しかし、スタートダッシュを決めるための一時的なキャンペーンが終わってしまったら、それまでのような圧倒的なキャッシュバックはもうありません。

惰性で使い続ける人もいるでしょうし各アプリの運営会社もそれを望んでいるでしょうが、我々ユーザーとしては最も得する選択肢を選びたいもの。


そこで今回は、コード決済アプリの主要なプレイヤーとなりそうなPayPay、LINE Pay、楽天ペイそれぞれの還元率など特徴をまとめて比較し、どれを使うのが最も得なのかを考えてみました。


PayPay

PayPay(ペイペイ)は、ソフトバンクグループが運営するコード決済サービス。

PayPay-ペイペイ(簡単、お得なスマホ決済アプリ)
ファイナンス, ライフスタイル
無料


App

2度の100億円キャンペーンでグッと知名度を上げ、身の回りの小規模な店舗にも続々と導入されています。
正直ここまで普及が早いとは思っていなかった。


私も、第1弾100億円キャンペーンで約5万円の全額キャッシュバックを引き当て、恩恵に預かりました。

PayPayの100億キャンペーン終了。ゲットした残高5万円分の使い道を考える

2018.12.14
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ソフトバンクグループということで、ソフトバンクやY!mobileの回線保持者、Yahoo!プレミアム登録者、Yahoo!JAPANカードが全体的に優遇されています。

チャージ・支払い方法

・銀行口座(残高チャージ)
・Yahoo!カード(残高チャージ、即時支払い)
・クレジットカード(即時支払い)(VISA、MasterCard)

還元率と還元額の上限

支払い方法 還元率 PayPayチャンス
PayPay残高
Yahoo!マネー
Yahoo!JAPANカード
3% 20分の1の確率で
最大1,000円
(6/1スタート)
その他の
クレジットカード
0.50% 対象外
付与上限 15,000円/回
30,000円/月
1,000円/回
30,000円/月

銀行口座からのチャージ、Yahoo!マネー(銀行口座 or コンビニ or ヤフオク売上金)、Yahoo!JAPANカードのみ還元率3%で、2019年6月1日からはじまるPayPayチャンスの対象。

その他のクレジットカードでも支払いはできるものの、還元率0.5%でPayPayチャンス対象外となってしまいます。

限度額や制限事項

【本人認証済のクレジットカード】
2万円/24時間、5万円/30日間

【本人認証されていないクレジットカード】
5千円/30日間

【PayPay残高】
制限なし(50万円/月?)
※公式サイトでの言及が見つからず。一部情報サイトに50万円との記載あり


本人認証をしていないクレジットカードの場合、月に5,000円までしか使えません。

ほとんどのクレジットカードは会員Webサイト等で本人認証の設定が可能ですが(参考:本人認証サービス(3Dセキュア)利用方法 – PayPay)、Kyashなど一部カードはこの認証に非対応なため5,000円が上限となってしまいます。

キャンペーン

【5月】

【6月】

トータル還元率に関する考察

2%還元&クレジットカード払いができるので、単体でポイント二重取り・還元率3%以上が期待できるKyash

クレジットカード払いをKyash経由にするだけで、毎月2,000円以上もらえる。注意点はあるがほぼノーリスク

2018.11.30
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このKyashのカードをPayPay支払い元として利用する場合、「その他のクレジットカード」扱いとなるのでPayPayでの還元率は0.5%。

それだけならともかく、本人認証サービス非対応のため上限が月5,000円となってしまうのが厳しい。あまりおすすめはできません。


PayPayを利用する場合、変にポイント何重取りなど意識せず素直にYahoo!JAPANカードを使った方がよさそう。

それでもPayPayの3%+Yahoo!JAPANカードの1%で合計4%となかなかの高還元率です。

⇒ Yahoo!JAPANカードを公式サイトでチェックしてみる

楽天ペイ

楽天ペイは、おなじみ楽天グループが運営するコード決済サービス。

PayPayやLINE Payに比べるとあまりキャンペーン等目立たない印象。ですがネットで楽天のサービスをよく使っている人にとっては、楽天スーパーポイントや楽天キャッシュが実店舗で使えて便利なアプリ。

銀行チャージは現在(2019/5/17)のところ使えず、クレジットカードか楽天ポイントでの支払いとなります。

チャージ・支払い方法

・クレジットカード(即時支払い)(VISA、MasterCard、JCB、Diners、AMEX)
・楽天スーパーポイント/キャッシュ

還元率と還元額の上限

200円につき1ポイント(0.5%)

限度額や制限事項

50万円/回
(コンビニの場合は4,000円/回)
※楽天IDの会員ランクや店舗によって異なる場合あり

キャンペーン

楽天ペイのキャンペーンは、Webでエントリーしないと適用されないものが多いのでご注意ください。以下の2つも要エントリー。


【2019/5/7 10:00〜6/3 9:59】

【2019/5/15 10:00〜7/1 9:59】

トータル還元率に関する考察

楽天ペイ自体の還元率は0.5%と低く、PayPayの「その他のクレジットカード」相当でしかありません。楽天カードに対する優遇も、期間限定のキャンペーンとしてはありますが通常時には今のところ無い模様。

一方で、PayPayのようにカードの本人認証が必要なく限度額などの制限もあまりないのはメリット。
つまり、Kyashをフル活用してトータルの還元率を引き上げることが可能ということです。


Kyashを使う前提でいけば、

楽天ペイ(0.5%)+Kyash(2.0%)+任意のクレジットカード(α%)
=2.5%+α

例えば楽天カードなら還元率1%なので、トータルで3.5%になりますね。


もっと還元率が高かったりマイルがもらえるカードもあるので、組み合わせによってはYahoo!JAPANカード連携のPayPayよりも高還元率が期待できそうです。

高還元率にこだわる私のクレジットカード使い分け

2019.05.22
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LINE Pay

コミュニケーションアプリとして圧倒的なシェアを誇るLINE。

以前から支払いやユーザー間の送金に使えるLINE Pay(及びLINE Payカード)を運営していましたが、コード決済にも新たに参戦することになりました。


従来はLINEアプリ上でQRコードを表示させる形式でしたが、より利便性を高めるためにLINE Payコード決済専用アプリを新たにリリースしています。

LINE Pay – 割引クーポンがお得なスマホ決済アプリ
ファイナンス, ライフスタイル
無料


App

LINE Payは楽天ペイとは逆に、銀行口座やコンビニでのチャージはできるもののクレジットカードでのチャージには対応していません。

アプリの使い勝手は他に比べて良いと感じるものの、クレカが使えないというのは個人的にはかなりの減点ポイント。

LINE Payアプリの使い方やクーポン取得、ポイント還元キャンペーンを解説します

2019.04.28
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チャージ・支払い方法

・銀行口座(ただし住信SBIネット銀行など使えない銀行も多い)
・コンビニチャージ
・セブン銀行ATM

還元率と還元額の上限

0.5〜2%
(利用額によって決まるマイカラーによる。ホワイト:0.5%、レッド:0.8%、ブルー:1%、グリーン:2%)

《グリーン》決済金額 : 10万円/月
《ブルー》決済金額 : 5万円~9万9,999円/月
《レッド》決済金額 : 1万円~4万9,999円/月
《ホワイト》決済金額 : 0円~9,999円/月
コード支払いでいつでも3.5%~5%ポイント還元!お得なマイカラーとコード支払いキャンペーンを使いこなそう : LINE Pay 公式ブログ

限度額や制限事項

【本人確認前】
10万円/回

【本人確認後】
100万円/回

キャンペーン

【2019/5/1〜5/30】

【2019/5/20〜5/29】

※受け取りは1人1,000円まで

【2018/8/1〜2019/7/31】

【2019/6/1〜6/9】

トータル還元率に関する考察

LINE Payではクレジットカードによるチャージが使えないため、Kyashやクレジットカードによる「ポイントの◯重取り」が不可能な点が大きなネック。

なのでLINE Pay単体での還元率が重要になってくるのですが、利用状況によって変わるものの0.5〜2%と他の決済サービスよりさほど高いというわけでもない。


2019/7/31までは+3%のキャンペーン中なので最大5%のキャッシュバックが見込めますが、それ以降はお得なキャンペーンでも無い限りはPayPay、楽天ペイの方に軍配が上がりそうです。

あとがき

以上より、もしPayPay・楽天ペイ・LINE Payがどれでも使える店舗の場合、キャンペーン開催中を除く通常時においては
「PayPay & Yahoo!JAPANカードで手堅く4%」
「楽天ペイ & Kyash & 高還元率のクレジットカードで4%超えを狙う」
の2択というのが個人的な結論。

私の場合は100円で1.5マイルが返ってくるMileage Plusカードを持っているので、楽天ペイとKyashとこのカードを連携させる組み合わせが最優先となりそうです。

高還元率にこだわる私のクレジットカード使い分け

2019.05.22
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ただPayPayのみ対応している中小規模店舗も多いので、Yahoo!JAPANカードを連携させたPayPayももちろんいつでも使える状態。Kyashが限度額に達した場合もこちらで。

LINE Payもとりあえず1,000円くらいチャージして待機させていますが、他の2つよりは今のところ使う機会は少ない。


これからどのコード決済サービスが生き残るかはわかりませんが、今回挙げた3つは母体となる会社がしっかりしていることもあり、少なくともしばらくは続くことになるでしょう。

「Suicaの方が便利なのになぜ今更コード決済?」と思っていた私ですが、キャンペーン終了後の通常時にも還元率が高いこと、またSuica等が使えない中小規模店舗にも急速に広がっていることから、手のひら返してコード決済を活用することにしています。

↓モバイルSuicaと連携させるならビックカメラSuicaカードがベスト

iPhoneのApple PayでSuicaオートチャージするなら「ビックカメラSuicaカード」が絶対おすすめ

2018.11.02
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どのコード決済を使うか迷っている方に、この記事が参考になれば嬉しいです!