iPhone XからXS・XRになってどこが変わった?価格の変化は?比較してみた

iPhone XR ブルー

iPhone XR ブルー

とりあえずApple Online Store、ドコモ、au、ソフトバンク各社の公式ページでiPhoneをチェックしたい場合は、以下からどうぞ。

毎年9月恒例の新iPhone発表イベントにて、最新機種のiPhone XS(およびXS Max)iPhone XRが登場。

それと同時に、昨年発売されたばかりのiPhone Xがストアから姿を消しました。

旧iPhoneは発売後2年くらい併売するのがこれまでの慣例だったので(現にiPhone 8や7は値下げして販売中)、何か理由があるんでしょうか。


これまでのiPhoneの系譜とは異なる新しい製品としてiPhone Xが発表され、今回でX系が今後の正統なiPhoneとしてメインで販売されていくことがほぼ確実となりました。

iPhone Xの特徴である画面上部の切り欠き・Face ID・薄いベゼルが普通になり、Touch IDやホームボタンは無くなっていく運命にありそう。


では、初代iPhone Xと2018年モデルのiPhone XSやXRとは、一体どこが違うのでしょうか?

スペック、機能、発売時の価格などを比較して確かめてみました。


iPhone XとXS、XRの違いを表で比較する

スマートフォンだと全て表示されないと思いますが、横スクロールで全部が見られるようになっています。
また、画面を横にすると若干見やすくなるはずなのでお試しください。

※ここでは単純化のため、XS Maxについては掲載していません。スペック通りなら、価格と画面サイズ・解像度以外はXSと全く同じはず
※2018/9/14現在iPhone Xはストアから消えているため、価格など一部は発売時の情報を掲載しています

iPhone XS iPhone XR iPhone X
容量と
価格
(税抜)
64GB:112,800円
256GB:129,800円
512GB:152,800円
64GB:84,800円
128GB:90,800円
256GB:101,800円
64GB:112,800円
256GB:129,800円
※2017/11の発売当時
ディス
プレイ
5.8インチ
Super Retina
2,436×1,125
6.1インチ
Liquid Retina
1,792×828
5.8インチ
Super Retina
2,436×1,125
CPU A12 Bioticチップ A11 チップ
サイズ 143.6
×70.9
×7.7mm
150.9
×75.7
×8.3mm
143.6
×70.9
×7.7mm
重量 177g 194g 174g
カメラ 12メガピクセル
広角:f/1.8
望遠:f/2.4
スマートHDR
12メガピクセル
f/1.8
スマートHDR
12メガピクセル
広角:f/1.8
望遠:f/2.4
HDR
ズーム 2倍光学ズーム
10倍デジタルズーム
5倍デジタルズーム 2倍光学ズーム
10倍デジタルズーム
ビデオ 4K(24,30,60fps)
フロント
カメラ
7メガピクセル f/2.2
True Depth
防水防塵 IP68 IP67
ワイヤレス
充電
あり
※充電器は付属せず
Apple Pay
(電子マネー)
あり
認証 Face ID
バッテリー 通話:最大20時間
ビデオ:最大14時間
通話:最大25時間
ビデオ:最大16時間
通話:最大21時間
ビデオ:最大13時間
カラー ゴールド
スペースグレイ
シルバー
(ガラス仕上げ)
PRODUCT RED
イエロー
ホワイト
コーラル
ブラック
ブルー

(ガラス仕上げ)
スペースグレイ
シルバー
(ガラス仕上げ)
発売日 2018/9/21 2018/10/26 2017/11/3

※価格はApple Online Storeによる(税抜)

iPhone XとXSの主な違いまとめ

iPhone XとXSは、発売時の価格やディスプレイサイズ・解像度など、多くの点でほぼ同じ。

ただ、以下の6つの点において異なっています。

512GBモデルが登場

iPhone Xのときは64、256GBの2モデルのみでしたが、XSでは新たに512GBモデルが追加されています。

64、256GBモデルの発売時価格はX、XSとも全く同じ。

より大画面のXS Maxが登場

Xは5.8インチディスプレイの1サイズのみでしたが、XSからは新たに「Max」と名付けられた6.5インチのモデルが登場しました。従来の「Plus」に相当する、同スペックで大画面のモデル。

例えばiPhone 8と8 Plusではほぼ同スペックながら前者はシングルカメラ、後者はデュアルカメラでポートレートモード搭載という違いがありましたが、XSとXS Maxに関してはそういった違いも無いようです。


なお、バッテリー持続時間に関してはデカイ方(XS MaxおよびPlus系)が長持ちなのは変わらず。

CPUの進化

XのときはCPUにA11チップを搭載していましたが、XSではA12 Bioticという次世代のチップになっています。


スペックアップはある意味既定路線というか、性能が上がっただけでは特に驚きはないのですが、このチップの進化が後述のスマートHDRやボケ味変更機能の搭載につながっているらしい。

スマートHDR、被写界深度(ボケ味)変更機能の追加

カメラ及び写真編集機能の性能アップが、iPhone XからXSへの進化において最も注目すべき点だと個人的には考えています。

XでもHDR撮影機能を備えていましたが、XSはより進化し「スマートHDR」という名称になりました。
A12 Bionicの性能を活かし、より明部と暗部を鮮明に写した綺麗な写真が撮れるとのこと。

スマートHDR。スマートHDRは、より高速なセンサー、強化されたISP、高度なアルゴリズムといった複数のテクノロジーを活用し、あなたの写真の明部と暗部により精細なディテールをもたらします。

実際に使ってみないとその効果のほどはわからないのですが、気になるところですね。


もう1点気になる機能が、被写界深度(ボケ味)の変更機能。
なんと撮影後でも、背景のボケ方を変えられるというんです。これは凄い。

iPhone XS、XRとも、撮影後にf値を調整してボケ味を変更可

iPhone XS、XRとも、撮影後にf値を調整してボケ味を変更可

ボケと深度コントロール。iPhone XRでは、より精巧なボケ(背景のぼかし)を使って、驚くほど美しいポートレートが撮れます。さらに、まったく新しい深度コントロールにより、撮影後でも被写界深度を調整できるようになりました。

個人的に、iPhone XSで最も試してみたい機能です。


なお、スマートHDRおよび被写界深度変更はiPhone XRでも使えます。
XRはシングルカメラのはずですが、どのように実現しているのか。。。ここも気になるところ。

防水防塵機能の向上

iPhone 7に始まりXまではIP67と呼ばれる防水防塵機能を備えていました。

最初の数字が防塵性能を表しており、「6」は最も高い等級。つまり完全防塵(細かいチリなどが内部に侵入しない)です。

後ろの数字が防水性能で、「7」は2番目に高い等級。一定の水圧で30分間水中につけても有害な影響が出ないとされています。


iPhone XSでは、防水性能がさらに高まり「IP68」となりました。

防水等級が最も高い「8」となり、これは連続的に水中に置いても有害な影響が出ないとされる等級。
Appleイベントでは『水深2mに30分間放置しても大丈夫』だと紹介されていました。


風呂や海水といった真水以外だとどこまで保護できるのかはよくわかりませんが、少なくとも以前よりさらに水に強くなったのは間違いなさそうです。

新色ゴールドの追加

iPhone Xはスペースグレイとシルバーの2色のみでしたが、XSでは新たにゴールドが追加されました。

写真や映像を見る限り、5s時代のややマットなゴールドと違い、より光沢のあるゴージャスな感じ。
完全に先入観でしかないですが、中国のユーザーが喜びそうなイメージ。

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iPhone XS ゴールド

iPhone XS ゴールド

百式のように光るiPhoneを持ち歩くのはなかなか勇気がいりそうですが、一方で新色として気になるのも否めない。買うならゴールドかな。。。

電池が切れてもしばらくSuicaが使える

iPhone XSおよびXRには、「予備電力機能付きエクスプレスカード」なる機能が搭載されています。

これは、電池が切れてもわずかに残った電力でSuicaなどのエクスプレスカードが使える機能とのこと。

電池が完全にゼロになってしまえば当然使えませんが、例えば帰宅途中にiPhoneの電池が切れた場合、帰宅まで問題なく使える程度には十分持続すると予想されます。

iPhone XとXRの主な違いまとめ

iPhone XSがXの正統な後継機種であると目されるのに対し、iPhone XRは言わば亜種と言っていいでしょう。

性能アップ以外はほとんど同じのXとXSに比べ、XRはXをベースとしながらもサイズや色など多くの点で異なります。


その中から、iPhone XとXRの主な違いについて見ていきましょう。

iPhone XやXSに比べ、XRは28,000円安い

iPhone XRは、Xの後継であるXSとは違いやや廉価版に位置する機種。

ディスプレイの解像度を落としたり、カメラ性能や防水性能をやや落としている分、iPhone XSやXよりも安価になっています。


同じ容量のモデルで価格を比べると、例えば64GBならiPhone XS(およびXの発売時)の112,800円に対し、iPhone XRは84,800円。

その差はなんと28,000円。なかなか大きいですね……。

XRは豊富なカラーバリエーション

iPhone XRは、5cを彷彿とさせるカラーバリエーションが特徴。

PRODUCT RED(レッド)、イエロー、ホワイト、コーラル(オレンジっぽい色)、ブラック、ブルーの計6色もの豊富なカラー展開。

iPhone XRのカラーバリエーション

ケースで個性を出していた人も多いかと思いますが、iPhone XRなら好みの色を最初からある程度選べるメリットはありそうです。

ディスプレイサイズはXSとXS Maxの中間くらい

iPhone XRのサイズは、XS(5.8インチ)とXS Max(6.5インチ)のちょうど中間くらいで6.1インチ

Xユーザーが今後XRを狙うのであれば、ある程度大きくなることは覚悟しておくべきでしょう。
逆に、大画面が好きな人にとっては嬉しいポイントですね。

解像度はやや低い

iPhone XRは、初登場となるLiquid Retinaという液晶を備えています。

ですが注意が必要なのは、iPhone XおよびXSの5.8インチ2,436×1,125ピクセル(458ppi)という解像度に対し、XRは6.1インチ1,790×828ピクセル(326ppi)とかなり低いこと。

これでもiPhone 7や8と同レベルなので十分綺麗ではあるのですが、XやXSに比べると落ちるので注意。

シングルカメラで光学ズームもないが、ポートレートモードは使える

当初、iPhone XRはXシリーズの廉価版的な位置付けかと思ったし実際そうだとは思うのですが、搭載しているCPUはXSと同じA12 Biotic。

なぜCPUのグレードを落としてもっと安くしなかったのか疑問だったのですが、おそらくその理由は前述のカメラ・写真編集性能。


広角・望遠の2つのカメラを装備しているXに対し、XRはシングルカメラ
にも関わらずポートレートモードが利用でき、さらには撮影後に背景のボケ方を変更する機能も使えるとのこと。ここにA12チップのNeural Engine(ニューラルエンジン)が使われているらしいのです。

一体どうやって実現しているのか、XSとXRの違いはどの程度なのか気になるところですが、この機能を実現するためにA12チップが使われていると考えると納得がいきます。

XRは3D Touchがない

iPhone XおよびXSにはこれまで通り搭載されている3D Touchですが、iPhone XRではこれがなくなりました

その代わりにHaptic Touchなる新機能が搭載されるそうなのですが、これは長押し以上の何者でもないという話。

確かに3D Touchを使いこなすユーザーは少なそうですが、XRではこれを思い切って削ってしまったんですね。

電池が切れてもしばらくSuicaが使える

前述の通り「予備電力機能付きエクスプレスカード」の機能を持っているため、電池が切れてもしばらくはSuicaなどのエクスプレスカードが利用できます。これはXには無かった機能。

あとがき

以上、iPhone XとXSおよびXRの違いについての詳しい解説でした。

価格重視か、最新機能を試したいのか、デザインで選ぶか。。。
人によって基準はいろいろあるでしょうが、ともかくこの記事がiPhone機種選びのお役に立てば幸いです!


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