閉め切った飲食店で、なぜ平気でタバコを吸えるのか。悪臭、メシマズ、さらに年間1.5万人を殺す有害な煙を吐き出してまで…

どうも。生まれてこのかたタバコを吸ったことがない@ushigyuです。
喫煙をしたことがないので喫煙者の気持ちはよくわからない部分も正直あります。

しばらく吸っていないとどんな気持ちになるのか、吸ったときの快感?安心感?とはどんなものなのか、お酒を飲むとどんな感じに吸いたくなるのか。

タバコが吸えない場所がどんどん増え肩身が狭い最近の状況をどう思っているのか。


その中でも考えれば考えるほどわからないのが、非喫煙者がいて閉め切った屋内、特に飲食店でタバコを吸う人の気持ち

電子タバコも含めてタバコは強い臭いがするので、平気という一部の人を除いては不快な臭いをさせてしまうことになる。せっかくの料理や飲み物の味も損なう。

加えて人体に有害であることもわかっているので、一緒に食事や酒を楽しんでいる相手(さらには同じ店にいる見知らぬ人たち)の体を害することにもなる。たった1回であっても極僅かとはいえ確実に悪影響を相手の体に蓄積させるわけです。


それなのになぜ平気でタバコを吸えるのか、煽りでも何でもなく本当に理解できないんです。

だって、相手が嫌な思いをするかも、体を悪くするかもと考えたら吸えなくないですか?
「吸っていい?」って聞いたらOK出たから吸っていいだろ、店が喫煙禁止してないから問題ない、そういうことなんでしょうか?

私の身の回りでも、基本的にマナーが良い・倫理観の高い(と思われる)喫煙者さんでも普通に飲食店でタバコ吸うので、その辺どう考えているのかよくわからない。。。


一般的なマナー違反よりも、室内でタバコの方が実害はよほど大きい?

マナー違反とされる電車内での通話、実害は?

例えば一般的にマナー違反とされる、電車内での通話。

どういう経緯でこういったマナーが出来上がったのかわかりませんが、電車内で電話している人を見かけたら多くの人が「電車の中で電話に出るな」「早く切れよ」と眉をひそめることでしょう。


実害として考えられるのは、うるさくて不快である、読書等をしている場合に集中できない、くらいでしょうか。

ほとんどの人は、周りにかける迷惑を考えて通話は控えているはずです。

特にマナー違反とはされないが、実害がとても大きい室内での喫煙

一方で、歩きタバコやポイ捨ては論外としても、人が集まる飲食店であっても禁煙でなければ喫煙は特にマナー違反とはされていません。

多くの喫煙者が同席者に一言断って、あるいは無言でタバコをたくさん吸っています。
お酒を飲むと余計にタバコ吸いたくなるらしいですしね。


この場合、同席者と同じ空間にいる別のお客さんに対しての実害は、

・タバコの臭いが苦手な人にとって不快
・料理や飲み物の香り、味を損なう
・人体に有害な煙を吸わせることになる。ガンを始めとした各種疾患の発生率を高めさせられる
・服や体がタバコ臭くなる。場合によってはクリーニングも必要


…マナー違反とされる電車内での通話より、よほど実害大きくないですか?

タバコを吸う快感や禁断症状の苦しさが全くわからない人間の考えではありますが、私がもし喫煙者だとしても同じ喫煙者以外の人前で吸う気にはなれません。。。

中毒による願望を抑えられないのか、何なのか

飲食店でタバコを吸う人の気持ちとして考えられるのは、ざっくり以下の3つ。
非喫煙者の私が想像したものなので、他にあったら教えてほしいです。

① 周りのことなど気にしたこともなかった。吸いたいから吸ってる

モラルが低い、相手への気遣いがあまりない人であれば、そもそも周りがどう思うかなど考えたこともないでしょう。

このブログにたどり着くような人には少ないかもだけど、ぶっちゃけこれが多数派なんだろうなと思ってる。

② 多少申し訳ない気持ちはあるが、欲望に勝てない

ニコチン中毒者がどのような症状に陥ってしまうのか、タバコを吸ったことがない私にはわかりません。

たとえ周りにすまない気持ちがあったとしても、それを上回る吸いたい欲望が湧き上がってくるものなのかも。

③ 一応「吸っていい?」と聞いてOKもらっているので問題ない

一定以上のモラルがある人だと、吸う前に「吸ってもいい?」と聞いてくれます。

いや、いいんですよ。
ちゃんと相手に確認する、素晴らしいことだと思います。

でもこれ、誰が断れるんですか?
そもそもタバコ取り出しながら聞いてることがほとんどだし、OK出る前提で聞いてますよね?


本当に嫌なら断れよ、というのもそれはそうなんですが、そもそもOKが出たとして大手を振って吸える気持ちもぶっちゃけよくわからない。

「喫煙可能な店に来るな」と言いたい気持ちはわかるけど

「タバコの煙を吸いたくなければ、喫煙可能な店に来るな」そう言いたい気持ちは理解できます。まあ暴論だとは思うけど。


ただ、聞いてみたいのは店が喫煙を許可してるかどうかに関係なく、一緒に食事している相手に煙を吸わせている、せっかくのご飯や飲み物の味を毀損していることについてどう思っているのかということ。

何とも思ってないのか、申し訳ないと感じつつも抑えられないのか、別の感情があるのか。

受動喫煙の害や対策については、BuzzFeedさんが詳しい

喫煙者のタバコにより非喫煙者が受ける受動喫煙の害、およびそれに対する取り組みについては、BuzzFeedさんが継続的に取材し、記事にしてくれています。以下に一部を抜粋。

なんと非喫煙者だけで年間1.5万人がタバコの害により死亡しているとのこと。これは年間交通事故死者の約4倍に相当します。

肺がんの手術後、復職すると、煙の側にも近づきたくなくなりました。マスクをつけて店に立ちましたが、どうしても煙は防げないし、煙を吸うとそのまま体に悪さをして再発するのではないかと怖くてたまりません。煙の匂いを感じるだけで死が頭をよぎりました。

(中略)

私は病気になって初めて、人が吸うたばこの煙の恐怖を知りましたが、喫煙者の頃は飲食店でおしゃべりを楽しみながら長時間たばこを吸っていました。きっと周りのお客さんや従業員の人に嫌な思いをさせたと思います。本当に申し訳ないことをしたと思っています。
たばこをやめた肺がん患者が語る 受動喫煙「被害者にも加害者にもしないで」

世界最低レベルのたばこ規制の結果、喫煙を原因とするがんなどの病気で年間12万人が死亡。非喫煙者でも受動喫煙によって15000人が死んでいる(厚労省推計)。交通事故死が年間4000人を切っていることと比較すれば、その被害の大きさは明らかだ。
非喫煙者も年間1.5万人がたばこで死亡 WHO幹部「まるで前世紀」

そもそも、たばこの煙を吸うことには、健康上の害がある。これは長年の研究でエビデンスの積み上がった事実です。だから、喫煙者に対しては、その健康上の害を啓発し、禁煙を促進する。

そして、非喫煙者の受動喫煙も防がなければならない。そのために、屋内の完全禁煙を進めていく。分煙では受動喫煙を完全には防げないことも明らかになっていますから、「吸うのであれば外で吸ってください」というのが順当です。ここまでが、たばこの健康上の害についての対策です。
なぜ、受動喫煙対策は進まないのか 日本医師会副会長に聞く

日本人を対象とした研究を網羅的に検索し、条件を満たした9つの研究を統合して解析したところ、受動喫煙で肺がんになるリスクは1.3倍となることが明らかになったのです。国内外の十分な数の研究から、がん以外の脳卒中も1.3倍、心筋梗塞などの虚血性心疾患も1.2倍に増えることがわかりました
「分煙では防げません」タバコ問題、受動喫煙のリスクとは

「従来のたばこより健康リスクが少ない」というのは、少なくとも今のところは「根拠がない推測」だという。

ニコチン以外の有害物質の量が、従来のたばこと比較して少ないことは事実でも、そのことにより「有害物質による害が少ない」と結論づけることはできない。
新型たばこについてわかっていること、わかっていないこと

この情報を知ってもなお、自分の欲求のままに他人もいる閉め切った室内でタバコを吸うんですか?本当にわからないので意見を聞かせてほしい。

あとがき

例えば私は納豆が苦手ですが、他人に「納豆を俺の前で食べるな!」「納豆を食べる人の気持ちがわからない」なんて思わない。個人の趣味嗜好の範囲だと理解しているからです。

でもタバコは違う。悪臭でおいしい食事や飲み物の体験を損なうばかりでなく、非喫煙者だけで年間1.5万人を死に至らしめるほどの実害がある。言わば毒ガスなのです。
喫煙者がすべての煙を吸って責任を負う分には好きにすればいいと思いますが、受動喫煙はやはり看過できない。


室内でタバコを吸う人がいるとして、得られるものはその喫煙者の満足や安堵感。失うものは喫煙者および周囲の非喫煙者も含めた人命。

どちらを重要視すべきかは火を見るより明らかだと私は思うのですが、これが非喫煙者の意見だというのもわかります。
なので、もし言いたいことがあればぜひSNS等でコメントください。お待ちしています。

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