ウクライナ・キエフの独立広場は、デモや暴動も起きた政治的に重要な場所。でも今は平和そのもの

ウクライナ・キエフの独立広場

ウクライナの首都・キエフの中心にある、独立広場(英語:Maidan Nezalezhnosti、ウクライナ語:Майдан Незалежності)。

街の真ん中に位置するだけでなく歴史的・政治的にも重要な場所であり、2004年、2014年には大きなデモや暴動が起き多くの死傷者が出ました。


私が訪れたのは2017年4月でしたが、暴動の跡などは全くなし。
広場でスケボーやパフォーマンスをする人達もいたりで、平和そのものでした。

ただ、ウクライナはロシアのクリミア侵攻などもあり経済的には低迷。地下鉄片道16円、バスは12円、ビールはスーパーで50円以下と驚くほどの物価の安さは嬉しい半面、現況の厳しさを物語ってもいます。

かつて起きたような騒乱がこの広場で二度と起きないよう願うばかり。


通りが集まる街の中心にある、キエフの独立広場

ウクライナの首都キエフへは、ドイツのフランクフルトを経由してウクライナ国際航空で。

チケットはウクライナ国際航空のWebサイトのほか、エクスペディアなどのサイトで日本語でも予約可能です。ホテルも同様。

私がよく使っている海外旅行予約サイトについては、以下の記事をどうぞ。

海外旅行を安く済ませるために調べるべき予約サイト一覧(ツアー・航空券・ホテル)

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周囲の通りが全て合流するように作られている独立広場。日本ではあまり見かけない街の造りです。

地図で見るとその構造がわかりやすい。

地下のショッピングモールとつながるガラスのドームのようなものがありますが、あまりお金がないのかガムテープの跡(?)のようなものがペタペタとくっついているのが何とも。

ドームの横には、小さな門がひとつ。これはかつてこの場所にあった城の門、ペチェルスキエ門のミニチュアだそう。その上に立つ勇ましい羽のはえた像は、大天使ミカエル。

南側に目をやると、ウクライナ独立記念碑の高い石柱が見えます。

キエフは280万人と福岡や名古屋よりも人口が多いのですが、分散しているのか人通りはそれなりといった感じで歩きやすい。

中国人含むアジア人をほとんど見かけないのも特徴で、街を歩いていると「ニーハオ!ニーハオ!」と声をかけられたりしました。もしかすると多少の差別意識があるのかもですが、ただ単に見た目が物珍しいのもあるのでしょう。

突然ロシア語かウクライナ語で「中国人ですか?」ぽい感じで話しかけられ、英語で日本人ですと応えると嬉しそうに記念写真を撮られたこともありました。
娘さんが日本で働いてるらしいことは理解できたものの、こちらはロシア語やウクライナ語が話せず向こうも英語がそれほどうまくないようで、あまり意思疎通できず。残念…。


少し離れてからさきほどのゲートを見ると、通りが全てこの広場目がけて集まってきているのが一目瞭然ですね。

その前を通るフレシチャーティク(Khreshchatyk)通りは、土曜の夜と日曜のみ歩行者天国。片側4車線の道路を散歩することができます。

おしゃれなレストランやカフェ、ショップもあれば、よくあるお土産を並べた物売りもいたり。基本的に物価の安いウクライナですが、マトリョーシカ含むお土産は観光客向けなのでそれに比べるとえらい高い。(と言っても日本や欧米では普通くらいの価格)

3年前は大暴動の舞台ともなった、ウクライナ独立記念碑前

独立広場の中心であり、暴動の舞台ともなった記念碑周辺。今は市民や観光客が普通に行き交っています。

82人もの犠牲者が出た暴動がつい3年前にあった場所とは思えません。以下はゲッティイメージズの写真。

Embed from Getty Images

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2014年2月18日、反体制派の市民と警察の間に武力衝突が発生し、数日間で13人の警察官を含む、少なくとも82人が死亡し、1100人以上が負傷した。
2月18日の暴動は、キエフにて2万人ものデモ隊が大統領を含む政権の交代および2004年憲法の復活を求めて独立広場に集結、それを排除しようとした治安部隊が軽火器を用い、衝突が激化した。
2014年ウクライナ騒乱 – Wikipedia

音楽を流しながらパフォーマンスする集団がいたり、また別の日には演劇のようなことをやっていたりと平和そのもの。

傍らにあるのはキエフを作った偉人たちのモニュメント(The Founders of Kyiv Monument)。後ろ見えるのはホテルウクライナ。

記念碑に近づいてみると、周辺には人の写真やお供えの花などがあります。もしかするとここで発生した暴動で犠牲になった方たちなのでしょうか。

後ろにある大きなガラス窓は、GLOBUSというショッピングモールのもの。上にのぼって広場を見下ろすこともできます。

夜は少しだけライトアップ。美しい。

宿はホテルのほか、Airbnbでも

今回のキエフ宿泊では、Airbnbを利用しました。ウクライナの物価からしてホテルは割高に感じたのですが、Airbnbを探せばそれよりもかなりリーズナブルに宿泊できる場所がたくさんありますよ。

もちろんクオリティにバラつきはあるので、写真や口コミ、物件の場所などよく吟味してから決めましょう。ホテルよりもAirbnbの方が現地の生活に馴染んだ感じがして個人的には好きです。

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おそらく今回の物件は現地会社が運営しているようで、案内してくれた方も英語ペラペラで助かりました。
(ウクライナは基本ロシア語かウクライナ語で、英語はほとんど通じない)

ウクライナに限らず海外のトイレでは普通ウォシュレット(シャワートイレ)はついていないので、携帯ウォシュレットを持って行くといいでしょう。今回の旅でも助けられました。

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あとがき

英語が通じない、日本からだと若干行きづらいという難点はあるものの、前時代的な街並みは美しく料理もおいしいし、物価もとても安いウクライナ。ついでに言えば美しい女性も多い

次は多少なりとも現地の言葉を覚えてから来たいものです。
※ロシアとウクライナはソ連時代の支配関係やクリミア問題もあり、ウクライナ人はロシア語を解する人が多いものの複雑な感情があるようです。現地の人と話す際にはそのあたり覚えておくといいかも



なお、今は平和になっているとはいえここは外国。

ウクライナ含むヨーロッパ諸国では窃盗被害が多発しているようですので、言うまでもないことですが夜はなるべく出歩かない、荷物から目を離さないなど常に警戒は怠らないように注意しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

牛嶋 将太郎@ushigyu

牛嶋 将太郎@ushigyu

株式会社エコーズ代表取締役社長(と名乗ってみたくて会社をつくりました)。当ブログにておすすめの製品やお店、旅行先、ガジェットなどを気のむくままに、わかりやすさを心がけて紹介しています。 長崎出身で福岡市在住。東京で就職しましたが独立を機に学生時代を過ごした大好きな福岡に帰還。
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