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【電力・ガス自由化】電力会社はどこを選ぶ?比較して「H.I.Sのでんき」に変えたら年4,500円ほど得した

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電力とガス自由化・九州電力

2016年4月の「電力自由化」につづき、2017年4月に「ガス自由化」が開始。

これまでは選ぶことのできなかった電力会社やガス会社が、自由に選べるようになりました。

例えば私の住んでいる福岡市某所は九州電力と西部ガスがそれぞれ電気とガスを提供していますが、電力やガスの会社を自由に選んで切り替えても全く変わらず電気・ガスの提供を受けることが可能。移行先の会社のプランによっては、電気・ガス料金を安くすることができます。


……というのを薄々知ってはいたのですが、面倒でこれまで何も行動してこなかった私。

思い立って調べてみたところ、どの会社を選ぶかにもよりますがおおむね早く切り替えれば切り替えるほど得をするということが判明。なぜ今まで放置してたんや……!

電気のみ、あるいは電気・ガスのセットで無条件に割引している会社が多数あり、まず間違いなく大なり小なりの割引を享受できるのです。


この記事では、私がそう思うに至ったその経緯と内容について紹介していきます。

めんどくさい、あるいはよくわからずに放置していた方は要チェック。ほとんどの人は年数千円程度ならまず間違いなく節約できますよ!


九州電力から「ガスとのセットプランで安くなる」とDMが来る

私がこの電気・ガス自由化の施行に改めて気付いたきっかけは、九州電力からのこちらのダイレクトメール。

ガス自由化に伴い、九州電力でガスもセット契約して光熱費を節約しませんか、という内容です。

私の電力消費から試算した結果では、年間9,588円得するとのこと。また、西部ガスの電気セットプランよりも4,019円得になると。本当かよ……。

基本疑ってかかるタイプの私としては、にわかに信じがたいうますぎる話。


というわけで、とりあえず九州電力が提供するガスとのセットプラン、西部ガスが提供する電気とのセットプランについてそれぞれ調べてみることに。


九州電力と西部ガスのセットプランをそれぞれ調べてみた

電力・ガスの組み合わせでどの会社やプランが得するのか調べるためには、自分の契約アンペアや使用量を把握することがまず第一。

自宅に届いているはずのお知らせやWeb等で確認してください。

私の場合は、電気の契約容量(契約アンペア)が40A、使用量は150〜500kWh。ガスの使用量は〜5㎥ということがわかりました。
※なお、使用電力量によっては契約アンペアを引き下げることでの節約も可能です。詳しくは以下の記事をどうぞ。

▼ 九州電力のガスセットプラン

まず、九州電力のガス販売セットプラン「きゅうでんガス」。

ガスとのセット契約割引額は、以下の表の通りとなっています。自宅で利用している契約容量、ガス使用量で割引額が変わる仕組み。


九州電力 料金プランより

セット割引を適用するためには電気料金プランを「スマートファミリープラン[ガスセット]」もしくは「スマートビジネスプラン[ガスセット]」に変更する必要があります。

この2つのプランは2年契約となり、年間777円の割引および300kWh超過分から1.08円/kWhの割引を受けられます。契約変更した場合の違約金は割引分の精算のみで、携帯会社のように高額な契約解除料を取られることはなさそう。

九州電力 スマートファミリープラン[ガスセット]



私の場合に当てはめてみると、「きゅうでんガス」での割引額は40Aと5㎥なので月100円。

それに加え、「スマートファミリープラン[ガスセット]」で年間777円+300kWh超過分で年400円くらい。

合わせて大体年間約2,400円くらいの節約になりそうです。

▼ 西部ガスの電気セットプラン

次に、西部ガスの電気セットプラン「ガス+でんき」。

西部ガス契約とのセット「プラスでんきプラン1(従量電灯B相当)」「プラスでんきプラン2(従量電灯C相当)」に加え、西部ガスとの都市ガス契約が元々ない人向けの「シングルプラン1」「シングルプラン2」の計4つのプランがあります。

私の場合は利用条件から「プラスでんきプラン1」が該当するようなので、そちらを選択。


料金プラン|西部ガスの電気|ご家庭のお客さま|西部ガスより


私の場合、契約電流が40Aなので月間226.4円の得。さらに電力量の割引で年間約200円ほど安くなるため、合計で年間2,900円ほど節約できる計算になります。


電力会社だけでもたくさん選択肢がある

以上の比較でいけば西部ガスのセットプランが良さそうなのですが、もうちょっと調べてみると電力自由化でかなり多数の業者が参入していることがわかりました。

ググったら出てきた「エネチェンジ」という電力比較サイトがとてもわかりやすかったです。


⇒ 電力比較サイト「エネチェンジ」をチェックしてみる

エネチェンジで調べてみたところによると、少なくとも20社が九州電力エリアでサービスを提供しているらしい。

九州電力エリア 電力自由化で選べる電力会社、電気料金プラン|エネチェンジ

これが例えば東京電力エリアとなると50社以上もあり、さらにそれぞれ使用量、携帯電話とのセット、インターネット回線とのセットなど割引条件や額がさまざまに異なるので選ぶのはなかなか大変。

ですが一旦選んで契約してしまえばあとは自動的に割引されるわけですから、時間をかける価値はそれなりにあるかと思います。


電力会社が多数ある一方で、ガス会社については各地域の電力会社と関東・関西で数社くらいしかまだ参入していないようでした。2017/4の自由化からまだ間もないのと、電力に比べ参入障壁が高いという事情がある模様。


ガス自由化の参入企業の一覧&比較【新ガス会社】より


私が選んだのは「H.I.S.のでんき」その理由

さて、そんな中で私が最終的に選んだのは「H.I.S.のでんき」。
あの旅行会社として有名なH.I.S.が運営している電力販売会社です。

電力を供給しているのは「HTBエナジー」で、HTBとはハウステンボスのこと。電力自由化でまったく関係のなさそうな業態からも参入してるんですねえ。
関西電力を除くエリアでサービスを提供しているようです。


理由は、「契約容量30A以上であれば誰でも5%オフ」というプランがわかりやすかったことと、単純に割引額が大きかったから。

私が利用している電気代が年間約90,000円ほどなので、5%オフなら4,500円安くなる計算。


H.I.S.電気料金表 – エイチ・アイ・エスで電気にいいチェンジより

1年未満で解約すると解約違約金2,160円がかかってしまいますが、そう乗り換えることがあるとも思えないし額も小さいので問題ないでしょう。

Q5.解約違約金は発生しますか?
電力供給開始日より1年未満のお客様都合による解約は、解約違約金¥2,200(税込)が発生します。
但し、お引越しの場合で1年未満の解約は通常違約金を頂戴しておりません。お引越しの際は、お引越し先の供給地特定番号とご請求書の郵送先のご住所をHTBエナジーまでご連絡をお願い致します。
H.I.S.は電力販売店にもなります – エイチ・アイ・エスで電気にいいチェンジ

なお、ガス会社は選択肢が九州電力しかなく電力とのセットプランでなければ割引にならないため、今回は変更を見送りました。


あとがき

一応書いておくと、送配電設備は既存のものを利用するためどの会社に乗り換えたとしても電気の品質や停電リスクは変わりません。ガスも同様。


ほとんどの方は、電力もしくはガス会社を乗り換えることで得することになると思うので、特に考えてこなかったという方はこれを機会に調べてみてください!


⇒ 電力比較サイト「エネチェンジ」をチェックしてみる

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