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「ハクハク」博多の文化に触れつつ、辛子明太子の歴史を知り工場見学をして試食しまくれる博物館

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食べ物に関しては全国トップレベルに充実している福岡ですが、観光スポットはやや乏しいのが正直なところ。

そんな福岡に新たに誕生したのが、博多の食と文化の博物館「ハクハク」
博多名物・辛子明太子の元祖「ふくや」さんが作った施設です。


辛子明太子の歴史や実際に作っている工場の見学、さまざまな辛子明太子の試食や製造体験、加えて博多の文化に触れることもできてなかなか面白い。

小規模ながら、辛子明太子好きなら一度は訪れておくべき場所に間違いありません!


福岡の新観光スポット、博多の食と文化の博物館「ハクハク」

博多の食と文化の博物館(通称・ハクハク)は、福岡市東区にあるふくやの工場に併設されています。

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建物の前には博多祇園山笠で使う舁き山(かきやま)の展示も。飾り山は川端商店街や櫛田神社で見ることができますが、舁き山が展示されているのは珍しい。もしかしたらここだけかも。

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大人は入場料300円、小学生以下は無料です。

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休日であることもあり、お客さんの入りもなかなか。

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ふくやのマスコットキャラ「かわりみ千兵衛」が出迎えてくれます。
しかし3歳児にはちょっと響きづらいシュールさ。。。

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博多の文化について知れる「ミュージアム」、明太子の歴史や製造工程を見学できる「工場見学」、明太子作り体験ができる「体験工房」、それにちょっとした食事ができるカフェとお土産ショップがあります。

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さまざまな辛子明太子が試食できるお土産ショップ

辛子明太子を中心としたお土産が並べられたショップ。

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特に明太子好きにはたまらないのが、こちらの試食コーナーです。

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辛さや味の違う辛子明太子、それにめんツナかんかんや佃煮などの関連商品が心ゆくまで試食可能。ピーク時にはお客さんでごった返すさすがの人気でした。

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横にはちょっとした食事スペースが併設されており、辛子明太子や明太からあげなどが食べられます。

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辛子明太子の歴史と製造工程が見学できる

2Fの工場見学ゾーンに上がってきました。
一番手前にあるのは、ふくやの創業者であり辛子明太子をつくった立役者でもある川原俊夫さんのヒストリー展示。
博多華丸が川原さんを演じた「めんたいぴりり」でご存知の方もいるかもしれません。

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川原さんは、辛子明太子を製造した後に商標登録や特許取得をせずレシピを公開、それが博多名物として広がることにつながったとのこと。福岡にとって恩人とも言えるほどの偉人です。

川原はふくやのオリジナル商品として朝鮮の「明卵漬」を日本風にアレンジした「明太子」を製造し、1949年1月10日から販売した。1957年には日本で初めて「味の明太子」と命名した(そのため、1月10日が「明太子の日」とされている)。川原は商標登録もせず、製造法特許も取得せずに地元同業者へ製造方法を教えたため、様々な風味の明太子が生み出され、博多名物として定着するきっかけとなった。
ふくや – Wikipedia

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奥に進んでいくと、通路から工場見学ができるスペース。

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日時によって稼働しているラインが異なるようで、このときは明太子の計量の様子を見ることができました。さすがの手際。

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さすがのスピード女王でした。

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他にも、味の明太子が商品になるまでの課程や使われている道具などが展示されています。

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ちょっとした遊び心も。マイルドスピードMAXとは速いのかどうなのか。

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見つけられたらラッキーなスーパーはしださん。この日は見つけられず残念。

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他にも、それほど広くないスペースながら来場者を楽しませよう、辛子明太子について知ってもらおうという工夫がたくさん。

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明太子とご飯、明太からあげや明太フランスなどがいただけるカフェ

一通り見学したら、カフェで一休み。
それほどガッツリとした食事はありませんが、明太子をさまざまな形でいただくことができます。

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明太3種付きのちょこっと白ごはん、200円。
やっぱり辛子明太子はご飯と一緒じゃなきゃね。

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ついでにビールとおつまみもいただいときました。

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とりから明太味もご飯に合う。これに辛子明太子に使ったつけ汁が使われてるんですなあ。

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博多の文化に触れられるミュージアムゾーン

「ミュージアム」ゾーンでは、博多の文化についての展示が。こういう形でまとまっている場所って、ありそうでないんですよね。

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中には博多祇園山笠がムービーで観られるミニシアターも。なぜか飛び出す3D仕様。

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あとがき

辛子明太子作り体験もあったのですが、今回は年齢制限(小学生以上)的に断念。
もし参加したい場合は、ハクハクのサイトにて3日前までに予約が必要です。
(詳しくはこちら→ハクハク | 明太子のふくや工場見学と博多の食と文化の博物館

創業者である川原さんがレシピを公開し博多の発展に貢献したように、ここハクハクも営利目的というよりは辛子明太子や博多の文化についてより多くの人に知ってもらおうとつくられている印象でした。

博多に遊びに来た人を案内しやすい場所が増えるのは、私としても喜ばしいこと。


兎にも角にも、辛子明太子好きなら一度は訪れるべき場所ですよ!

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