iPhone 6が発売された2014年9月に長年使ったソフトバンクからIIJmio(みおふぉん)にMNPし、もうすぐ2年が経ちます。
その結果、最初のSIMフリーiPhone購入時に機種によって5〜11万ほどかかるものの、月額料金が1,800円程度に激減。(データ通信3GBのミニマムスタートプラン利用、有料通話はほぼしていないため)
トータルではかなり安く運用することができています。通信速度など今も不満なし。
IIJmioを始めとするMVNO、いわゆる格安SIM会社の特徴は、データ通信料が安いことでした。
その代わりに通話料が時間に応じてかかるため、たくさん通話をする人は3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のかけ放題プランの方が安くなる場合もある、という状況。
そんな状況だったのですが、ついに今回8/3よりIIJmioが一定時間内であれば通話し放題のオプションを開始。
データ通信派のみならず、通話の多い人も乗り換えなきゃ損な状況になりつつあります…!
IIJmioが通話定額オプションを開始。家族は30分、それ以外は5分以内なら定額に
今回IIJmioが発表した通話定額は2段階。
1回の通話が比較的長い人向けの『家族と30分以内、その他は5分以内ならかけ放題で月額830円』のプラン。
そして、通話が比較的短い人向けの『家族と10分以内、その他は3分以内ならかけ放題で月額600円』のプラン。
※「家族」とは、同一契約間の通話を指す
この2種類です。
日本の平均通話時間は2分25秒とのことですから、後者のプランでも通話のうちの多くは定額内に収まることになります。
不安な方は前者のプランにしておけば安心でしょう。
長電話をする人にはこれでも物足りない時間かもしれませんが、短い通話時間でたくさんかけるような人にはうってつけのプランですね。
ドコモ・au・ソフトバンクのかけ放題プランと比較すると…
ドコモ、au、ソフトバンク、それぞれにかけ放題プランがあります。
3社とも横並びで、2,700円で24時間かけ放題、1,700円で通話5分以内ならかけ放題という料金。
つまり、大手3社だと月額1,700円かかる「通話5分以内かけ放題」と同じものを、IIJmioは830円で提供しているということですね。
ドコモ・au・ソフトバンクが好きでしかたない人、かけ放題がどうしても必要な人でもない限り、乗り換えない理由が本当に無くなってきたなあ。。。
MVNO(格安SIM)各社も通話定額プランを出し始めている
実は、今回IIJmioが通話定額を開始する前に、既に多くのMVNO(格安SIMの会社)が先に通話定額を始めています。
DTI SIMは、780円で5分以内の通話がかけ放題と少し安い。
おなじみ楽天グループの楽天モバイルは、850円で5分以内の通話が定額となっています。
他にも、「月あたりトータル60分以内なら定額」など、各社それぞれ形の異なる通話定額サービスを提供しているところが増えているようです。
私がおすすめするMVNO(格安SIM会社)は以下にまとめていますので、気になるところがあればチェックしてみてください。
あとがき
先日ゴールデンウィークに帰省した際、両親も大手キャリアからIIJmioにMNPの手続きをしてきました。
(そのときのレポート記事⇒「お下がりiPhoneで家族もスマホデビュー!最低限の手続きや設定、アプリまとめ。LINEだけでも価値あり」)
一人あたり月7,000〜1万円近くかかっていた料金が2,000円以内に収まり、随分節約することができています。
今回通話定額が新たに追加されたことで、言葉は悪いですが情弱は大手キャリアを使ってほとんど必要ない高額な料金を払い続け、そうでない人は安いMVNOを利用する、という構図に拍車がかかりそうです。
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