2016年4月1日、福岡の繁華街・天神に「ソニーストア福岡天神」がオープンしました。
日本で4つめのソニーストアで、なんとアップルストアの真向かいという挑戦的な立地。
今回、ソニー広報の方からお誘いをいただき、SNS・Webライター向けの内覧会に参加させていただくことに。
(広報・渉外部門の部長さんがたまたまブログを読んでくださっていたとのこと。ありがとうございます)
ソニーストアとはどういう場所かというと、身も蓋もないことを言えば「アップルストアのソニー版」を想像してもらえればわかりやすいかと。
ですが、ソニーストアで体験できるのはスマートフォンやタブレットではなく、「すべては、写真と音楽を愛する人に。」のキャッチフレーズにもある通り主にカメラとオーディオ機器。
ソニーのカメラやレンズ、ヘッドホンやヘッドセット、ウォークマンなどといった機器を試したり、あるいは専門知識を持ったスタッフに色々聞くことももちろん可能です。
10月発売予定のPlayStation VRや、「Life Space UX」コンセプトの製品である超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」、グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」なんかも体験してきたので、レポートします!
アップルストアの向かいに「ソニーストア福岡天神」がオープン
4/1にオープンしたばかりのソニーストア福岡天神。内覧会は翌日の4/2のオープン前に開催されました。
参加者は15名ほど。簡単な流れの説明を受けます。こういった試みは始めてのことらしい。
一時期は保守的なイメージもあったソニーですが、最近は確かにチャレンジングな製品も出してきているなあと思います。(個人の感想です)
ソニーストア福岡天神の内部。スペースが広めに取られ、落ち着いた雰囲気となっています。
※なお、通常は他のお客さんに配慮して撮影は遠慮いただいているとのことなので、ご注意ください
掲示されている写真は、すべて福岡の方々。例えば一番手前は、太宰府天満宮の神職の方だそうです。
カメラやレンズ、オーディオ機器を中心にソニー製品がいろいろ試せる
レンズやカメラバッグの品揃え!ソニー製だけでもこんなにあるんですね。
アクションカムのコーナー。
1年少し前にソニーのアクションカムを買ったのですが(参考:ソニーのアクションカム「HDR-HS100VR」GoProにも負けない性能にアクセサリも豊富で、歩いたりスポーツしながら動画が撮れる!)、今や4K動画が撮れるモデルまであるとは。
普通のカメラもプロが使うようなバズーカ的なものから、
コンパクトなものまで。
RX100は初代からⅣまで揃ってます。
(ちなみに本記事の写真はRX100M3で撮りました。参考:SONYの高級コンデジ「RX100M3」旅行に外出に、気軽に持ち運べて高画質。Wi-Fi&microUSB充電も!)
ヘッドホンやヘッドセットのラインナップも豊富。すべて試聴可能です。
スピーカーシステムもあります。
ほかにはスマートフォン(Xperia)や、
スマートウォッチ、
台数は多くないですがVaioも置いてありました。
話題のPlayStation VRを体験
この内覧会の目玉の1つが、10月に発売予定のPlayStation VRを一足先に体験できること。
ソニーストア福岡天神では4/3まで体験会を実施していたのですが、4/2のオープン前時点で18時くらいまではすでに予約でいっぱいでした。注目度高いですね…。
ヘッドセットを装着し、今回は「THE DEEP」という深海に沈んだ檻の中で、サメの襲撃を体験する映像を体験しました。
360°どころか上下含め全周囲見渡せるVRの没入感は、想像以上でした。つい柵に手を伸ばしたり、サメが襲ってくるとわかっていても思わずビクついてしまうほど。
これで色々なゲームや映像体験したら面白いだろうなあ。RICOH THETA Sで撮った写真や動画と連動して旅先での雰囲気をリアルに体験できる、とかやってくれないかな。
一通り店内1Fを見て回った後は、2Fに上がってシアタールームと新製品の紹介へ。
シアタールーム、超短焦点プロジェクター、グラスサウンドスピーカー。どれも興味深い
シアタールームにて、4Kプロジェクターを使った映像体験、ハイレゾ音源を利用した音楽体験。
定期的にイベントを開催するようなので、もし実際に体験してみたい方はソニーストアで聞いてみてください。
最後に、「Life Space UX」コンセプトの超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」とグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」の紹介がありました。
壁にくっつけた状態でも投影可能なLSPX-P1。現在大人気となっており、今注文しても手に入るのは夏〜秋ごろになるとか。価格は約10万円ほどです。
4/3現在、Amazonでも「取り扱いできません」となっていますね。。。
片手で手軽に持ち運べ、バッテリー内蔵&映像の出力元につなげたレシーバーから無線LAN経由でつなげるためワイヤレス。
22〜80インチまでの映像を映すことができ、本体スピーカーもそれなりにいい音で鳴ってくれます。さらにスマートフォンでの操作やオートフォーカス、自動台形補正機能も。
その反面100ルーメンとプロジェクターとしてはかなり出力が弱めのため、暗くしていないと映像はかなり見づらいです。
明るい中で見ると以下のような感じ。
暗くした中での利用に限定するか、例えばスライドショー、環境映像などしっかりと映像を見る必要のないものを流しておく用途ならば良さそうです。
こちらは、LEDの灯りとスピーカーを組み合わせた新しいコンセプトの製品「LSPX-S1」。低音から高音までしっかり鳴る音の臨場感に驚きました。こちらは約8万円ほど。
ちなみに、2つ揃えるとそれぞれLR(左右)のスピーカーとして使い分けることもできるらしい。
こちらも人気だそうですが、ソニーストア福岡天神では4/2時点でなんとか在庫を確保しているとのこと。
Amazonでは4/3現在納期1〜3週間となっているようです。
テーブルの真ん中に置いて落ち着いたジャズなんかを流しつつ、ディナーをいただくなんて良さそう。おしゃれやわ。
音楽を流している状態で上面や底面を触ってみると、大きく振動しているのがわかります。
それなりの価格ではありますが、音も良いですしこのコンセプトに共感できるならば検討の価値ありだと思います。
いずれにしても、ソニーストアで実際に触ってみるのが良さそうですね。
イベントが終了してソニーストアがオープンすると、多くのお客さんであふれていました。
まずは新しもの好きの方々が来場しているといったところでしょうが、これから向かいのアップルストアと共に福岡を盛り上げていってほしいものです。
あとがき
家電量販店だとスタッフがいなかったり(もしくは詳しくなかったり)、試聴できるものがかなり限られていたりと制限がありますが、ここならばソニー製品をかなり幅広く選び、試すことができそうです。
広報の方によれば「例えば『レンズを拭いてくれ』といった些細なことでもいいので、気軽に立ち寄ってほしい」とのこと。実際に他店舗では撮った写真を見せにくるお客さんもいるそう。
福岡・天神に面白い場所ができて、私も嬉しいです。近くに来た時にはぜひ覗いてみてください!