Macも、しばらく使っていると重くなってきたり、不要なファイルが溜まってきたりします。
そんなときの最終手段が、クリーンインストール。
要するに、データやアプリを全部消して再度Mac OSを入れなおす方法です。
少し重いのが気になり始めていた、3年半ほど前に買ったMacBook Air(Mid 2012)。
クリーンインストールをしてみると、見違えるようにキビキビ動くようになりました。まだまだ現役で使えそう。
今回は、その手順を紹介します。大容量のデータがなく、バックアップをしっかり取っておけば数時間で終わりますよ!
まずはバックアップの確認
全てのデータを削除するので、当然必要なデータはどこか別のところへ移しておかなければいけません。
外付けハードディスクに吸い出すなり、Time Machineバックアップを作成するなりしてMac上から消えてもいいようにしっかりと準備しておきましょう。
私の場合は、必要なデータはすべてクラウドと外付けHDDに入っている状態だったので特にバックアップの必要はありませんでした。
また、クリーンインストールにはWi-Fi接続が必要なので、Macがネットにつながっていることを確認してください。途中で切れるとデータが破損する可能性もあるので、電源もつなげておいた方がいいですね。
Macに入っている全データ、アプリの削除
クリーンインストールして問題ないことを確認したら、早速Macのデータ・アプリの削除&再インストールを始めます。
Macを再起動し、「ジャーン」の音が鳴ったらCommand+Rを押しっぱなしにします。
すると以下のOS Xユーティリティ画面になるので、「ディスクユーティリティ」を選択。
Mac OSをインストールするディスクを選択し、「消去」タブをクリックします。
フォーマットで「OS X 拡張(ジャーナリング)」が選択されていることを確認し、「消去」ボタンをクリック。
以上でデータおよびアプリの削除は完了です!
Mac OS X El Capitanの再インストール
次に、Mac OS X El Capitanをインストールします。
データ削除が終わったら、ディスクユーティリティを×ボタンで終了。
するとOS X ユーティリティ画面に戻るので、今度は「OS Xを再インストール」を選択。
あとは、画面の指示にしたがってMac OS X El Capitanをインストールしていきます。
インストール場所の選択や、
アカウントの入力をします。
画面では4時間半ほどとなっていますが、私の場合(Mac Book Air Mid2012×Mac OS X El Capitan)は所要時間1時間半ほどでした。
しばらくかかるので、本でも読みながらのんびり待ちましょう。
インストールと再起動が終わったら、位置情報ON/OFF等の初期設定をすれば完了。
ここまで約2時間ほど。簡単ですね!
あとがき
しばらく使って重くなったMacの高速化、あるいは人にMacを譲るときなんかにもこの手順でOK。
クリーンインストールというと何だか大それたことのように感じますが、それほど難しくないし時間もさほどかかりません。
大事なデータをきっちり確保しつつ、必要に応じてやってみてください!