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セブン銀行で手数料無料で無制限に引き出しができ、他のコンビニでも月3回まで無料、他行への振り込みも月3回まで無料と普段使いの銀行として他を寄せ付けない便利さだった住信SBIネット銀行。私ももう何年もお世話になってます。
その住信SBIネット銀行が、「スマートプログラム」なるものを2016年1月より開始するとのこと。
内容を見てみると、これまで無制限で無料だったセブン銀行やイオン銀行等も含め、一律でランクに応じて無料引き出し回数および無料振り込み回数が決められる仕組みに。
私を含む多くの人にとっては改悪となる、スマートプログラム。住信SBIネット銀行の利用者は、ちょっと今後の運用について見直してみた方が良いかもしれません。
スマートプログラム(ランク制の優遇制度)の内容
スマートプログラムとは、住信SBIネット銀行の利用状況に応じて決まるランク(4段階)ごとに優遇が受けられる制度。
優遇が受けられるといっても、ランク1のままだと現在全てのユーザーが利用できるサービス内容を大きく下回るため、多くのユーザーにとっては実質改悪となりかねないものです。
(これまでのサービスが良すぎた、と考えることもできますが。。。)
ランクの決定方法は、以下の表の通り。
(引用元:スマートプログラム – ランク判定条件|住信SBIネット銀行)
各ランクにおいて受けられる優遇内容は、以下の通り。
(引用元:「スマートプログラム(仮称)」の開始のお知らせ|住信SBIネット銀行)
現在セブン銀行は無制限、ローソンやE-net等は月3回まで無料、他行振り込み手数料も月3回まで無料であることを考えると、少なくともランク2以上にはならないと優遇内容が悪化してしまうことになります。
(スマートプログラム適用後は、セブン銀行やイオン銀行といったこれまで無制限で無料だった銀行も回数制限の対象となります)
今後、住信SBIネット銀行をどう運用していくか
「セブン銀行で常に無料引き出し可能」「月3回まで他行振り込み無料」が便利すぎてこれまで使っていた私としては、どう運用を見直すか悩ましいところ。
例として、他行への振込無料回数が現在と同様の3回得られるランク2まで到達することを考えてみます。
30歳未満であれば楽勝なのですがそれは残念ながら超えているので、上のランク表に挙げたサービスを2つ以上利用することが条件。
ローンをわざわざ組むのはありえないし、カードをこのために申し込むのも大変。
そう考えた結果、クリアしやすいのは「①SBI証券口座を開設しハイブリッド預金を使う」「②外貨預金に1ドルだけ預ける」「③給与振込先口座に指定する」かなと。
①は審査に通りさえすれば株を買わず少額で保持することも可能ですし、②は1ドル預けておけばOK。③は会社勤めで給与口座指定が可能であればいけます。
私の場合、SBI証券を既に利用しており(①)外貨預金も1ドルサクッと預けた(②)ので、意外と簡単にランク2までの条件をクリア。
③は個人事業だと無理ですが、会社員や公務員の方はもちろんのこと、会社を作ったばかりの私も一応社長とはいえ給与所得者になるのでクリアできそうです。ということは期せずしてランク3にまで到達、と。やったぜ。
あとがき
引き出し無料が重要な方は新生銀行に乗り換える手もありますが、新生銀行はそれはそれでTポイントと連携し始めたりできな臭いし……うーん。
私の場合はなんとかこれまで通り使い続けられそうですが、この制度変更に気づかず条件を満たさないといつの間にやら手数料を払っている、なんていう事態になりかねません。
住信SBIネット銀行ユーザーの方は、ランク適用条件と運用方法について2015年中に見直しておきましょう!