どうも、10年くらい前から還元率高いクレジットカードを調べるのが趣味の@ushigyuです。
以前、還元率が高いからと使っていたマイレージプラスセゾンカードなのですが、必要マイル数の改悪によりおすすめできなくなったことを以前書きました。
その後はずっと忘れていたのですが、カード使わないし解約しようかなと思い念のため現在の状況を調べてみると、なんと特典航空券に必要なマイル数が大幅に引き下げられ、還元率最強カードの座に返り咲いていました!
その素晴らしさを3行で言い表すと、以下の通り。
※ANAマイルなら片道6,000〜9,000マイルが必要
・マイレージプラスカードは、年に+5,250円払ってマイルアップメンバーズに入ればショッピング100円あたり1.5マイルの高還元率
・ANAやJALのマイレージより少ないマイルで旅行に行けるので、還元率と合わせてダブルでお得
具体的に説明していきます!
目次
ユナイテッドのマイレージプログラム改悪→改善の流れ
元々、ユナイテッドのマイレージプログラム(=マイレージプラスカードで貯まるマイルの使い道)では、2014/1/31までは往復12,000マイルで日本全国どこでも行けるという神仕様でした。
それが、2014/2より往復20,000マイルと必要マイルが大幅増加したため、一旦はおすすめできなくなった記事を書いた上で、私も使うのをやめていました。
年会費に加え5,250円の追加料金はかかるものの100円で1.5マイルという他にない高還元率、さらに12,000マイルで国内どこでも往復可能という神カードだったのですが、2014年2月より特典旅行に必要なマイル数が大幅増加した模様。
見てみると、例えば国内旅行往復で12,000→20,000マイルというすさまじい改悪っぷり。
今までがお得すぎて経営的に苦しかったのかもしれませんが、それにしてもこの増加率はないわ・・・
【追記アリ】UNITEDマイルの改悪で、マイレージプラスカードは非推奨になりました。特典予約は1/31までに!
ですが2015年6月に今度は大幅な改善が実施され、800マイル以内の区間であれば片道5,000・往復10,000マイルで行けるという、以前を上回る神仕様に!
例えば東京発なら沖縄以外はどこでも800マイル圏内ですし、福岡なら北海道以外は大丈夫。
801マイル以上の区間でも片道8,000・往復16,000マイルでいけるので、これでも全然割高ではないレベル。
(行きor帰りに経由地で24時間以上滞在できる「ストップオーバー」も、同じく往復16,000マイルで可能)
ANA・JALマイルとユナイテッド航空マイルの比較表
ユナイテッド航空のマイルがANA・JALのマイルと比べどれだけ得なのか、特典航空券をゲットするために必要なマイル数をわかりやすく表にしてみました。
ANA | JAL | UNITED | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
片道距離 | 片道 | 往復 | 片道 | 往復 | 片道 | 往復 |
0〜300マイル | L 5,000 R 6,000 H 7,500 |
L 10,000 R 12,000 H 15,000 |
7,000 | 12,000 | 5,000 | 10,000 |
301〜800マイル | L 6,000 R 7,500 H 9,000 |
L 12,000 R 15,000 H 18,000 |
8,500 | 15,000 | 5,000 | 10,000 |
801〜1,000マイル (東京・名古屋-沖縄、札幌-福岡など) |
L 7,000 R 9,000 H 10,500 |
L 14,000 R 18,000 H 21,000 |
8,500 | 15,000 | 8,000 | 16,000 |
1,001〜2,000マイル (東京-石垣、札幌-沖縄など) |
L 8,500 R 10,000 H 11,500 |
L 17,000 R 20,000 H 23,000 |
12,000 | 20,000 | 8,000 | 16,000 |
L:ローシーズン(2015年は1/6〜2/27、4/1〜4/23、11/30〜12/22)
R:レギュラーシーズン(2015年は2/28〜3/19、5/8〜8/6、8/18〜11/29)
H:ハイシーズン(2015年は1/1〜1/5、3/20〜3/31、4/24〜5/7、8/7〜8/17、12/23〜12/31)
出典:
シーズン・必要マイルチャート│ANA国内線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
JALマイレージバンク – JALグループ国内線特典航空券 マイル早見表
インタラクティブな目的地検索ができる特典チャート | United Airlines
表を見れば一目瞭然ですね。ほとんどのパターンでユナイテッドのマイルの方が少ないマイル数で旅行できることがわかるかと思います。
マイレージプラスセゾンカードは、マイル還元率トップクラスのカード
では、そのユナイテッドのマイルを貯めるためのカードについておさらいしておきましょう。
MileagePlusセゾンカードの特徴は、なんといってもマイルが貯まりやすいこと。
通常は100円で0.5マイルなのですが、年にプラス5,250円(税込)払いマイルアップメンバーズに加入しておくと、100円で1.5マイルという他に類を見ない高還元率カードに生まれ変わります。
ANA・JALカードを見渡してみても、このレベルの還元率のカードは年会費が10万近くするようなプレミアムカードのみ。普通カードでは100円1マイルがMAXです。
年会費1,575円+マイルアップ分の5,250円はかかってしまうものの、一定額以上使う人であれば間違いなく元が取れますよ。
なお、マイルの有効期限はANA・JALが36ヶ月に対しUNITEDは18ヶ月と半分で損……と思いきや、1度でも変動(カード利用や航空券購入によるマイル加算など)があるとその都度延長されるので、使い続けていれば半永久的に保持できます。
いつも期限切れで無駄にしてしまう方にとっては、これもメリットと言えますね。
注意すべきポイント
いいことづくめのように見えるマイレージプラスカード×ユナイテッドマイルですが、注意点もあります。
▼予約システムがイマイチ
ユナイテッドのマイルを使った予約は公式サイトから可能なのですが、これが英語であることを差し引いてもわかりにくい。
まず「いつ空席があるか」を一覧で見る画面がないのが不便。私はいつもANAのサイトで空席を確認してからユナイテッドで予約するようにしています。
加えて、現時点(2015/9/7)でなぜか国内線の往復予約ができないという不具合(?)が発生している模様。
なので片道ずつ予約するか、電話で予約する必要があります。
詳しい予約手順については、以下の記事に書きましたので参照ください。イマイチではありますがちゃんと予約できましたよ。
▼20日以内、及び電話予約の場合に別途手数料がかかる
出発日が20日以内に迫っている場合、手数料が$75(約9,000円)もかかってしまいます。これではせっかくのお得感が台無しなので、21日以上前に予約必須。
また、電話予約だと別途$25(約3,000円)の手数料がかかってしまうので、オンラインで予約した方がベター。現在オンラインでは往復予約ができない不具合があるため、電話口で「オンラインで往復予約しようとしたができなかった」旨を伝えれば無料になることもあるようです。
(実際に以前私は無料にしてもらいました)
あとがき
以上の通り、注意点はあるものの全カード中でも屈指(私の知る限り断然トップ)の還元率となったマイレージプラスセゾンカード。
これまで主力だった漢方スタイルクラブカードが改悪で還元率が下がることもあり、マイレージプラスがメインに返り咲きと相成りました。現時点で個人的には一番おすすめのカードです!