福岡に数ある美味しい食べ物の中でも、地元民には非常に愛されているにも関わらず他県民にはあまり知られていないのが、うどん。
博多の祭り「祇園山笠」が生まれた地として知られる承天寺(福岡市博多区)は、日本のうどん発祥の地であるとも言われています。
「うどんのはなし」は、そんなうどんに対する思いが詰まった1冊。
著者のヌードルライター・山田さんは、私が愛読しているブログ「KIJI」の中の人でもあります。
(参考⇒最近読み始めた、読んでいて楽しいブログ5選。尖ったコンテンツが素敵。)
ただ店を紹介するだけでなく、そのうどんができた歴史、作った人、店の雰囲気まで伝わるような写真と文章。
福岡県民ならずともぜひ読んでほしい1冊です。きっとうどんが食べたくなりますよ!
福岡のうどん愛が詰まった本「うどんのはなし」
うどんをつくるご主人と、それを一心にすするお客さんの背中。表紙だけでグッと来るものがあります。うどんの本なのに、うどんがほとんど写ってませんからね。
ちなみにこの表紙は、以下の記事でも紹介した「みやけうどん」。
最初のページは麺が増えることで有名な福岡の個性派うどん店・牧のうどんの本店。
車で向かい、「やっと着いた!」の場面でしょうか。
ページをめくると、おいしそうなうどんと賑わう店内、うどんを作るご主人など店の空気が伝わる写真と、文章。
その店やうどんができたいきさつ、おすすめのうどんとその美味しさまでがしっかりと伝わってきます。
(私の文章力ではなんとも表現できないので、読んでみてください)
お店の紹介だけでなく、間間にはうどんにまつわるコラムや対談、雑学集なんかも挟まっていて、これまた楽しい。うどんが来たら、まず覗き込むんですよ。
購入は、福岡の書店かうどん屋で。ネット販売も
「うどんのはなし」は現在のところ全国発売されておらず、Amazon等大手のネットショップでも取り扱っていないようです。
福岡の書店やうどん店のほか、Webなら著者のページから購入できるようです。
詳しくは以下のページからどうぞ。
あとがき
これ書いてたらうどん食べたくなったので、今から行ってきます。
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