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日本の西の端に位置する、沖縄県の与那国島（よなぐにじま）。場所は石垣島と台湾の間くらいにあり、沖縄本島からでさえ520kmも離れた島です。
ここにある名所のうちの1つが、2003年と2006年に放送された人気ドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台となった志木那島診療所のロケ地。
実は私はドラマを見ていなかったのですが、宿泊した宿のマップに載っていたのでとりあえず行ってみることにしました！
与那国島の比川集落にある、Dr.コトー診療所のロケ地
Dr.コトー診療所のロケ地は、与那国島南部にある「比川」という集落のはずれにあります。
おっ、ここですね！
パッと見は何かのお店か本当の診療所のような雰囲気。
綺麗な海のそばに位置しており、「Dr.コトー診療所」の旗がはためいています。
ドラマ撮影用に建てられたロケ地を、島の方々がメンテナンスして残してくれているとのこと。
中に入ってみると、受付も含めて誰もいない様子。しかし本当の診療所にしか見えないなあ。よくできてる。
受付にもこのときは誰もいませんでした。休憩中かな？
このオープンな感じが島ならではですね。入場料の300円を置いて中を見学していきましょう。
驚くほど作り込まれたロケ地のセット。ドラマのファンならずとも楽しめる
連絡板には体脂肪チェックやら、クラゲ対策やらの張り紙。
規則正しい生活リズムを！
酒の上手な飲み方十か条に、超リアルな封筒。
こんな表彰状まで。撮影で映るかどうかもわからないこんな細かいとこまで作り込んでるんですねえ……。
ポスターもありました。今見ても豪華な出演陣。
表で風になびいていた旗が中にも。それにコトー先生がよく乗っていた自転車。
ヤシガニラーメン食べてみたい。「めんがうまいがに」
せっかく誰もいないので受付側に回ってみました。
さらに奥に入ってみる。ここは先生の部屋でしょうか。
ロケ地とは思えないリアル感。
それっぽい題名のファイルや本がたくさん置いてありますが、中身は空だったり関係ない紙が入っていたり。
中にはロケのスケジュール表みたいなものもありました。いいのかなこれ。でも見てるだけで面白い。
私が行ったときにはたまたま人がいませんでしたが、結構お客さんはやって来ているようです。
ノートにはたくさんの書き込みが。この絵はスプラトゥーンかな？ちがうか。
手術室も、雰囲気は本物。（中は物置になってしまってましたが）
病室もありました。
窓からは海が一望できるロケーション。熱いけど。
志木那島のモデル、与那国島へのアクセス
私が今回訪れた、「Dr.コトー診療所」志木那島のモデルでもある与那国島へのアクセスは、飛行機もしくはフェリー。
飛行機だと那覇空港、石垣空港から与那国空港までの便が出ています。前者は1時間半、後者は約30分ほどのフライト。
私は石垣島から飛行機を使いました。
なかなかにレトロでいい味出してる与那国空港。
石垣空港から飛んでいる飛行機はこのサイズ。（2015年当時）
初めて乗るタイプだったので緊張しました。
石垣島からは「フェリーよなくに」という船も出ていますが、週2便しかない上にそこそこ欠航があるので注意。所要時間は約4時間。
あとがき
ドラマを見ていない私でも結構楽しめたので、視聴者の方であれば相当面白いのではないでしょうか。
なかなか西の果ての島まで来ることはないかもしれませんが、もし訪れる機会があればぜひ行ってみてください。
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