前回の記事にて、仕事用キーボードとしてFILCOのワイヤレスキーボード「Majestouch MINILA Air 赤軸」を選んだ理由を書きました。
今回はそのレビューと、基本的にはWindows用につくられているこのキーボードをMacで利用する設定方法を解説していきます。
MacでBluetooth接続(=ワイヤレス)の打ちやすいキーボードを探している方には、個人的におすすめですよ!
Majestouch MINILA Air US67key 赤軸レビュー
Amazonや楽天などでも売っていますが、私は待ちきれなかったので近くの家電量販店で買ってきました。
一目でBluetooth接続とわかる箱。購入時にはJIS/US配列、軸の色を間違えないように気をつけましょう。
私のお目当てはUS配列、赤軸。間違いないですね。
中身は本体と説明書、入れ替え用のキーと取り外すための道具、単3電池×2。
こちらが本体。私は印字の少なく見た目のスッキリしたUS配列の方が好みですが、日本語を打つのであればJIS配列じゃないと、という方もいるかもしれませんね。
このキーボードは、スペースキーの両隣にFnキーが配置されているのが特徴的。
裏側には脚がついており、角度をつけることができます。
また、その横の6つのスイッチは、
それぞれ以下のような機能を持っており、好みに応じてメカニカルに機能の切り替えが可能となっています。
駆動は単3電池2本。
付属の道具を使い、簡単にキーを取り外すことができます。
赤軸ってその名の通り、赤い軸が内蔵されているんですねー。
取り外したキーを始めて見ました。
打鍵感については店頭で確かめるのをオススメしますが、音についてはVineで撮ってみたので参考に。
パソコン(Mac)にBluetooth接続
背面のスイッチをONにして、CONNECTボタンを押すかCtrl+Alt+Fnキー同時押しでペアリングのLEDが点滅。
この状態でパソコン側のBluetooth接続を確認すると、キーボード(FILCO Bluetooth Keyboard)が表示されているはずです。ペアリング。
番号を入力します。
キーボード識別のため、キー入力を求められます。面倒ですが初回だけなので、粛々と進めていきましょう。
最後にキーボードの種類を入力し、完了。
私の場合はUS配列なのでANSI、JIS配列の場合はJISを選択しておけばOKでしょう。
MacでMINILA Airを利用するための設定(US配列、私好みの場合)
基本的にWindows用につくられているMINILA AirをMacで利用すること、及びUS配列を日本語で利用するため、使いやすくするためには若干の設定が必要となります。
まず、システム環境設定の「キーボード」→「修飾キー」にて、以下の設定をします。
・Caps Lockキー → Control(CapsLockは個人的に使わないのと、Aの横にCtrlがあると便利なため)
・Optionキー → Command(WindowsではCommandとOptionの位置が逆のため)
・Commandキー → Option(同上)
次に、Karabiner(旧KeyRemap4MacBook)というアプリをインストールして、
Commandキー空打ちで英数/かなを入力できるよう設定します。
以下の記事でも説明している、US配列で日本語を使うための設定ですね。
物理的な変更としては、
・Alt(Option)とWin(Command)のキートップを入れ替え
・左右Fnキーは使わない上に英数/かなと打ち間違えるので、取り外し
を施し、マイキーボードが完成いたしました!
物理的にキーを取り外して使うのはちょっと躊躇しましたが、左右対称なこともあってなんとなく差し色のアクセントっぽく見えるし、確実に打ち間違いは減ったしいい感じ。
あとがき
打鍵の軽さと音は気に入っているので、今回紹介した設定とあわせてグッと快適になりました。これで仕事が捗りそう。
キーボード選び、およびMacでの利用設定の参考にしてください!
日本語配列の方が好みという方は、以下の方をどうぞ。
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