Danbo hört Musik / fcstpauligab
やっと日本でもリリースされた、Appleの音楽クラウドサービス「iTunes Match」。
年額3,980円とそこそこしますが、iTunesからアップロードさえしておけばiPhoneやiPadに音楽を入れておかなくてもどこでも好きなだけ聴けるのはやっぱり超便利。
ただ、価格の他にもアップロードにやたら時間がかかったり、iPhoneで聴くにはいくつか設定が必要だったりと注意すべきポイントも。
というわけで、今回はiTunes Matchに登録してから実際にiPhoneなどで聴くまでの手順、及びメリットや注意点をまとめてみました!
iTunes Match申し込み・アップロード手順
まずは、iTunes Matchに申し込み。
MacのiTunesからだと、メニューの「Store」→「iTunes Matchをオン」から登録可能。
iPhoneやiPad、iPod touchからも登録可能。
設定から「iTunes & App Store」へ進み、「iTunes Matchに登録」を選んでください。
登録完了したら、iTunes MatchへiTunesから楽曲をアップロードしていきます。
これがやたらと時間がかかるので、気長に待ちましょう。私は約1万曲・70GBで5日ほどかかりました。。。
今なら一時ほど混雑していないと思うので、もうちょい早く終わるかも。
iPhone/iPod touchやiPad、他のパソコンから聴ける!
iPhoneなどのiOSデバイスからiTunes Matchを利用するには、設定が必要。
設定→ミュージックから、iTunes Matchをオンにしましょう。
詳しくは、以下の記事をどうぞ。
これでWi-Fi環境でiTunes Matchを利用できるようになりますが、モバイルデータ通信環境(4G/3G通信)で使うには別途設定が必要。
設定のiTunes & App Storeから、モバイルデータ通信をオンにしてください。
但し、モバイルデータ通信でiTunes Matchを利用する場合にはパケット通信量が大きくなってしまう可能性があるため、使い過ぎて7GB制限を受けたりしないよう注意しておきましょう。
なお、iPhoneやiPadでiTunes Matchを使って1度再生すると自動的にダウンロードされます。Macの場合はダウンロード不要。
CDから取り込んだ音源もバッチリ
このiTunes Matchで嬉しいのは、CDから取り込んだmp3音源もしっかりMatchさせてくれること。
レンタルCDから取り込んだものでももちろん問題なし。私のiTunesは半分以上レンタルCD音源ですが、問題なくアップロードされ聴くことができています。
メリット・注意点まとめ
ここで、iTunes Matchのメリットと注意点をまとめておきたいと思います。
申し込むかどうかの参考にどうぞ。
▼メリット
- ネットさえつながっていれば、iPhone/iPad/iPod touch/パソコンのiTunesのどれからでも、どこでも聴ける
- 一旦アップロードしてしまえば、母艦パソコン以外の端末の容量を取らない。
→iPhoneやiPadを1つ容量の小さいモデルにしてもいいかも
(※容量がクリアな状態を保つには、一定期間ごとにダウンロード再生した曲を削除するのがよさそう) - CDから取り込んだものなど、アルバムジャケットの画像がかなり表示されるようになる
- 一律で256kbpsのAACファイルに統一されるため、曲によっては音質が向上する
▼注意点
- 年額3,980円のコストがかかる
- アップロードにやたら時間がかかる
- 理由あって重複登録していた曲があっても、そのうち1曲しかアップできない
あとがき
多くの人にとってはメリットのほうが大きいサービスだと思うので、あとは年額3,980円の料金をどう捉えるかという話になってきそうです。1ヶ月あたり約330円と思えば、それほど高くはない気がしますが…どうでしょうか?
音楽をiTunesで管理していて、iPhone/iPad/iPod touchでよく聴いているという方にはおすすめできるサービスだと個人的には思います。
登録するかどうか、また登録した場合にどうやって利用すればよいかの参考にしてください!