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記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
2021年11月より新しいAmazonMastercardに生まれ変わる予定とのことです。
詳しくは以下をご覧ください。
Amazonのクレジットカードが5年ぶりに復活したとかで、一部で話題になっているようです。
Amazon利用時の還元率は、年会費1,350円(初年度無料、税込み)のクラシックカードが1.5%、年会費10,500円のゴールドだと2.5%とのこと。
ただし、プライム会員だとクラシックが2%、ゴールドは2.5%。
それに対し、当ブログでは以前還元率の高いクレジットカードについて記事にしました。
それぞれ還元率は1.5%以上で年会費も手頃、かつ初年度無料。
では、Amazonクレジットカードと当ブログで紹介した高還元率カード、どちらの方が実際お得なのか?
いくら使う場合はどのカードを選べばいいのか?
年会費や還元率、実際に買い物をした場合の還元額などといったポイントでガッツリと比較してみました!
① Amazon MasterCardクラシック
Amazonのクレジットカード通常版が、Amazon Mastercardクラシック。Amazonの箱っぽいデザイン。
Amazonで買い物をする場合、100円利用ごとに1.5ポイント。2016年10月27日より、プライム会員は2ポイントもらえるようになりグッとお得度が増した。
それ以外のショッピングだと100円につき1ポイント。
付与されたポイントは自動的にAmazonアカウントに加算されるため、Amazonで買い物を続ける限りは使い忘れなし。
「無職でも審査が通った」など、審査もかなり緩めとのウワサ。(あくまで噂です)
▼年会費
1,350円(初年度無料、年1回以上の利用で翌年度も無料)
▼還元率(Amazon利用)
1.5%(100円ごとに1.5円相当のポイント)
プライム会員は2.0%
▼還元率(通常利用)
1.0%(100円ごとに1円相当のポイント)
▼入会時ボーナス
Amazonポイント5,000ポイント ※2017年11月現在
▼その他特徴
・年間100万円までの買い物安心保険
② Amazon MasterCardゴールド
Amazonクラシックよりもさらにステータスが高く、その分年会費もそれなりに必要なのがAmazon Mastercardゴールド。
年会費がアップする分、保険が付帯したり還元率、入会ボーナスがアップしている。また、Amazonプライムも自動付帯。
▼年会費
10,800円
▼還元率(Amazon利用)
2.5%(100円ごとに2.5円相当のポイント)
▼還元率(通常利用)
1.0%(100円ごとに1円相当のポイント)
▼入会時ボーナス
なし ※2017年11月現在
▼その他特徴
・Amazonプライムが自動付帯。既に会員の場合はキャッシュバックされる(らしい)
・最高5,000万円の旅行傷害保険、しかも自動付帯
・年間300万円までの買い物安心保険
・全国主要空港のラウンジを無料で利用可能
これらのAmazonクレジットカードに対し、私がこれまで紹介したものを含め還元率が高いのが以下3枚のカード。
Amazon MasterCardよりも還元率が高い場合とそうでない場合があり、プライム会員かどうかも大きく関係してきます。
いずれも、Amazonのみならず普通に使うだけで還元率1.75%以上、という高還元率のカード。
Amazon MasterCardクラシックとゴールドを比較。アマゾン買い物で高還元率&ポイント付与が早い!
③ JCB CARD W
JCB CARD Wは、日本発のカードブランドJCBが放つ高還元率かつ年会費無料のカード。
通常のJCBカードの基本的な還元率が0.5%(※交換先により異なる)のところ、JCB CARD Wは2倍の1.0%。
これだと他の高還元率カードにまだまだ敵いませんが、JCB CARD Wの特徴はスターバックス、セブンイレブン、イトーヨーカドー、そしてアマゾンといった企業と提携しているところ。
以下の表を見るとわかる通り、スタバだと還元率3%、セブンイレブンやイトーヨーカドー、アマゾンだと2%もの還元率となります。
ただ、実際に問い合わせてみてわかったのですが、アマゾンの還元率に関してはOki Doki ランドを経由して買い物することではじめてこの還元率になるとのことなので注意が必要。
このことは上記の表が載っているページのどこにも記載がなく、実際に使ってみて始めて気付くという。。。不親切極まりないですが、まあいいでしょう。
ポイント交換先によってはレートがやや下がるところもありますが、nanacoチャージやビックポイント、スタバポイント、JCBギフトカードといった換金性の高いポイントに2%分そのまま換えられますし、ANAやJALマイルにも還元率1.2%で交換可。
提携企業で利用する限りにおいては、マイルに交換する場合でもANAカードやJALカードよりレート良いんですよね。
さらに、nanacoのチャージ用クレジットカードに指定し、QUICPay機能で支払いをするとセブンイレブンでは合計2.5%もの還元率に。
プライム会員でなくてもAmazonで2%還元を受けられ、年会費無料。選択肢としてはかなり有力なんじゃないかと思います。
ただし、39歳以下でないと申し込むことができないので注意。
▼年会費
無料
▼還元率(Amazon・通常利用ともに)
Amazon、セブンイレブン、イトーヨーカドー:2% ※ただしAmazonに関してはOki Dokiランドでの購入が条件
スターバックス:3%
ガソリン(エッソ・モービル・ゼネラル):1.5%
その他:1%
※ただしポイント交換先による
▼入会時ボーナス
2,000円分のJCBギフトカード
+家族カード新規入会でさらに2,000円分
+お友達紹介で5,000円分
+「支払い名人(リボ払い)」登録で2,000円分
▼その他特徴
・39歳以下のみ申し込み可
・最大2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
・最大100万円のショッピングガード保険
・QUICPayカードが別途付いてくる
・Apple Pay設定可
年会費無料の高還元率カード「JCB CARD W」セブンイレブンで2.5%、Amazonで2%のポイントバック!
④ MileagePlusセゾンカード
MileagePlusセゾンカードは、ANAとも提携しているアメリカ・ユナイテッド航空のマイレージが貯まるカード。
通常は100円ごとに0.5マイルですが、追加年会費5,000円を払うことで100円ごとに1.5マイルとすさまじい還元率になります。
さらに、このマイレージプラス(UNITEDマイル)のすごいところは、片道5,000マイル、往復10,000マイルで日本全国ほぼどこでも行けてしまうところ。
ANAやJALでいえば閑散期の一番安いマイル水準で、時期を問わず日本のほとんどの路線が使えてしまうのです。
(片道800マイル以内の場合。例えば東京発だと沖縄以外はOK、福岡発だと北海道以外はOKなど。800マイル以上の場合は片道8,000マイル)
そう考えると1マイルの価値は少なくとも2円、使い方次第でそれ以上の価値となるわけで、還元率に直すとなんと3.0%以上!
年会費とマイルアップメンバー分の費用はかかるものの、それなり以上の金額を使う人であればそれを補って余りあるマイルが貯まるはず。
旅行に行くことがある人であれば、間違いなくおすすめです。
▼年会費
1,650円
(獲得マイルが増える「マイルアップメンバーズ」加入時は+5,500円)
▼還元率
0.5%分のマイル=おおよそ1.0%相当分の価値
(マイルアップメンバーズは1.5%分のマイル=おおよそ3.0%相当分の価値)
※使う路線によって実質還元率は変わってきます。人気路線は割引チケットが多かったりLCCも飛んでおりマイルの価値を活かしにくいですが、ローカルな路線であればあるほど料金が高いためマイルをとても有効に使えます。
▼その他特徴
・AMEXブランドのみ、年の更新ごとに500マイル
・最高3,000万円までの海外旅行傷害保険(自動付帯)
マイレージプラスカードについて、詳しくは以下の記事に解説しています。

マイレージプラスカードで貯まるユナイテッドのマイルを使った予約方法については、以下の記事で解説しています。

各カードの比較表
以上番外を除く4種類のカードについて、一覧表にしてみました。
カード名 | 年会費 | 還元率 (Amazon/通常) | Amazon利用額による還元額 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年間6万 (月5千) | 年間12万 (月1万) | 年間30万 (月2万5千) | 年間60万 (月5万) | 年間100万 (約月8万3千) | |||
Amazon クラシック | 0円 | 1.5%(プライム2%) /1.0% | 900円 (1,200円) | 1,800円 (2,400円) | 4,500円 (6,000円) | 9,000円 (12,000円) | 15,000円 (20,000円) |
Amazon ゴールド | 10,500円 | 2.5%/1.0% | 1,500円 | 3,000円 | 7,500円 | 15,000円 | 25,000円 |
MileagePlus セゾンカード | 7,150円 | 1.5%/1.5% (マイル) | 900Mile | 1,800Mile | 4,500Mile | 9,000Mile | 15,000Mile |
JCB CARD W | 0円 | 2.0%/1.0% | 1,200円 | 2,400円 | 6,000円 | 12,000円 | 20,000円 |
この表より、シチュエーション別の「持っておくべきカード」は以下の結論となります。
✔還元率にこだわりたい、旅行が好きなのでマイルを貯めたい
⇒MileagePlusセゾンカード
✔プライム会員ではなく、Amazonで年200万までは使わない
✔プライム会員で、年200万以上は使わない
✔Amazonで年200万以上は間違いなく使う
⇒Amazonゴールド
※200万利用するとJCB CARD Wでの還元額は40,000円、Amazonゴールドでの還元額が50,000円となり年会費の10,500円と差がほぼなくなる。以降はゴールドを利用すればするほど得となるため
※上記はカード入会ボーナスを考慮していない数値です
※Amazonゴールドはマイ・ペイすリボ加入で年会費半額、Web明細利用で1,080円割引となるため、これらを利用する場合は上記の損益分岐点からズレます
まとめ
以上より、知っておくべき内容をまとめます。2017年11月修正済み。
- 年会費無料かつプライム会員でなくともAmazonで2%還元を受けられるJCB CARD Wはオススメできるカード。Amazonのほかセブンイレブン・スタバ・イトーヨーカドー専用のカードとして持つとよい
- Amazonでの買い物でAmazon MasterCardクラシックを使う場合、還元率1.5%は抜きん出ているほどではないが、プライム会員なら2%となるため他のカードに比べてもかなり優秀
- Amazonゴールドカードは、プライム会員かどうかに関わらず還元率2.5%と最強クラス。ただし年会費が10,800円と高くポイント還元による得を上回る可能性が高いため、Amazonの超ヘビーユーザー/年会費割引条件を満たす/国内主要空港ラウンジでの割引や自動付帯の旅行保険に魅力を感じる、といった理由がないならクラシックの方が良い
- マイルを使って旅行したい、かつ年それなりの金額利用するなら、MileagePlusセゾンカードが高還元&ANAやJALよりも断然良い交換レートでかなりおトク
- メインカードにするなら、Amazon利用に限らず還元率の高い漢方スタイルクラブカード、REXカードのいずれかを使い倒すと得……だったが、そのお得度は改悪によりほぼ無くなった
あとがき
各カードでいろいろな条件があるためわかりにくい面もあると思いますが、「Amazonで使うからといって、必ずしもAmazonのカードが1番おトクとは限らないんだな」くらい伝われば十分です。
あとは、自分の使用シーンに合わせて選んでみてください!