どうも。長崎県長崎市出身の@ushigyuです。
よく「長崎で美味しいところ教えて?」と聞かれるのですが、長崎にいたのは高校卒業までなので行動範囲が狭く、意外とお店を知らないというのが実際のところ。
(福岡の方が道もお店も断然よく知ってるという・・・)
それじゃあいかんということで、帰省のたびにいろいろ回ってみようと思っているのですが、その第一弾に選んだのが今回の「江山楼(こうざんろう)」。
長崎中華街の中でも定番中の定番、一番有名なお店がここ。
長崎出身の有名人のひとり、さだまさしさんがイメージソングを作っていることでも知られています。
家族に聞いてみると地元では最近あまり評判が良くないとのことでしたが、自分の舌で確かめてみねばなるまいということで行ってきました!
やって来たのは、地元・長崎の新地中華街。
日本三大中華街の1つではあるものの、その3つの中では断然規模が小さいのがここです。「十字路、以上。」という小ささで、たぶん横浜の1/10くらいじゃないでしょうか・・・。
(クオリティに関しては全く引けをとらないどころか、一番美味いかもしれない。もちろん店によっていろいろ差はありますが)
ちなみに長崎は中華料理屋がかなり多いのですが、特に中華街に偏っているわけではなくところどころに散っている感じです。
(リンガーハットのような「ちゃんぽん・皿うどん屋」はほとんどない)
門をくぐり、進んでいきます。
なんかコワイよこの像・・・
中国菜館・江山楼は、本店と新館の2店舗が並んで建っています。
今回は、こちらの新館に行ってみることにしました。
和服姿の店員さんが出迎えてくれます。
通されたのは1階のテーブル席。上階には円卓の席や個室もあります。
本格的な中華料理が並ぶメニュー。
名物の1つ皿うどんに、
トンポウロウ(豚の角煮まんじゅう)も美味しそうですが・・・
ここはやっぱりちゃんぽんでしょう!
というわけで、特上ちゃんぽん(1,575円)を注文!
こちらがその特上ちゃんぽんです。なんかいろいろ具が入ってるよ!
うーむ、美味そう。
一番上に乗ってるのは・・・フカヒレ?それ自体には味がないけどたぶんそうや!笑
他にもエビ、イカ、ホタテ、アサリに肉団子や野菜など、盛りだくさんの具。
スープは他県でよくある豚骨・鶏がらといった動物系のダシ中心のものと違い、海産物のダシがよく出ています。
(それでも、以前よりは動物系の割合が増えたような・・・?でも美味しいです)
麺は、長崎でよく使われる「唐灰汁(とうあく)」入りのもの。
言葉で表現しにくいんですが、少なくとも長崎育ちの私にとっては「これが長崎のちゃんぽん麺」という感じなんですよね。
地元民からするとどうなのかわかりませんが、個人的には依然としてある程度間違いのない中華街の名店だなという印象でした。
長崎へ旅行に来たときには、ぜひ寄ってみてください!