先日、我が家に届いたkindle paperwhite。
kindle自体の使用感もさることながら、購入を検討している方が気になるのは「他のブックリーダーやタブレットと比べてどうなのか?」というところかと思います。
というわけで、kindle paperwhiteと他に所持している近い大きさのデバイス(kobo touch、iPad mini、Nexus7)をスペック、外観、読書といった面から比較してみました!
スペック(仕様)の比較表
まずは、スペックで比較してみましょう。
名称 | 画面 | 解像度 | サイズ | 重量 | 容量 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
Kindle Paperwhite | 6インチ 内蔵型ライト | 212ppi (768×1024程度?) |
169 ×117 ×9.1mm |
213g | 2GB | 7,980円 (Wi-Fiモデル) |
kobo Touch | 6インチ | 600 ×800 |
165 ×114 ×10mm |
190g | 2GB | 6,980円 |
kobo glo | 6インチ フロントライト | 758 ×1024 |
157 ×114 ×10mm |
185g | 2GB | 7,980円 |
Nexus7 | 7インチ HD | 1280 ×800 216ppi |
198.5 ×120 ×10.45mm |
340g | 16GB | 19,800円 |
iPad mini | 7.9インチ | 1024 ×768 163ppi |
200 ×134.7 ×7.2mm |
308g | 16〜64GB | 28,800〜円 |
上3つは基本的には読書専用の端末、下2つはいわゆるタブレットPCですが、大きさも近いということで並べてみました。
kindle paperwhiteとkobo2機種のサイズ・重さはほぼ同じ。
解像度はpaperwhiteとkobo gloでほぼ同じ、価格は全く一緒です。
(kindle側がglo発表後に500円値下げし、同価格に。)
なお、kobo touchとgloの違いは、解像度とフロントライトの有無(画面が発光するかどうか)。
上の表のうちkobo glo以外は持っているので、それら4種を以下より比較していきたいと思います。
写真でサイズなど外観の比較
とりあえず手持ちの4台(kindle Paperwhite、kobo touch、iPad mini、Nexus7)を並べてみました。
・・・と並べただけではようわからんので、kindle paperwhiteとそれぞれの機種を1つずつ比較してみましょう。
▼kobo touchとの比較
縦横のサイズはほぼ同じ。画面サイズも6インチで同じです。
両方とも、大きさといい重さ(約200g)といい、片手で楽に持つことができます。
kindle paperwhiteの場合。
kobo touchの場合。
paperwhiteの方が1mmほど薄く、kobo touchの方が20gほど軽いですが、いずれも差別化というほどの差はない印象。
▼iPad miniとの比較
若干ジャンルが違いますが、iPad miniとも比較してみます。
Nexus7よりさらに横幅も広いiPad mini(7.9インチ)は、文字通り一回り大きいという感じ。
重ねてみるとよくわかります。
iPad miniは薄さが際立ってますね。
paperwhiteは、iPad miniの2/3くらいの重さにあたります。
iPad miniのレビューは以下の記事で。
iPad miniが到着、開封して写真を撮ってみた!ブラック&スレートが渋い!
▼Nexus7との比較
最後に、Nexus7との比較。
Nexus7は7インチカラーのマルチデバイス、paperwhiteは6インチの読書専用デバイスなので当然かなり違いますね。(価格も倍以上違いますし)
重ねてみると横幅はほぼ変わりませんが、Nexus7は縦に長い。
Nexus7の方が1.35mm厚く、127g重い。ですがそれでも片手で十分扱えるレベルです。
以下の記事によると、kindle paperwhiteは平均的な文庫本+50g、Nexus7は倍くらいの重さのようですね。
電子書籍リーダーの重さ比較 ~ 文庫本/Kindle/iPad mini/etc – #RyoAnnaBlog
Nexus7のレビュー記事は以下をどうぞ。
7インチタブレットPCが19,800円!Google Nexus7の外観レビュー&初期セットアップ手順
本の表示
次に、気になる読書時の表示を比較してみましょう。
とりあえず4台並べてみました。まずはマンガから。
kindleとkoboが暗く見えますが、これは輝度の高いiPad miniとNexus7の光量に合わせて写真を撮ったため。
実際に見ると、全然暗くなくどちらもきれいに読めます。むしろ目に優しく疲れにくい。
Eインクを使ったブックリーダーならではの良さですね。
kindle paperwhiteは内蔵ライトを備えているので、明るさを上げるとこのように発光させて暗い中で読むことも可能。
それでもタブレットPCやパソコンの光よりは目に優しい気がします。
(なお、kobo gloでも同様のことができるはず)
ただ、タブレットに比べkindle paperwhite(もちろんkoboも)はページめくりに若干の時間ロスがある。
これは電子インクの宿命なのでしかたない部分もあるのですが、パッパッと読みたい人にとっては、もしかすると若干ストレスになるかもしれません。
次に、青空文庫を表示させてみました。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、kindle paperwhite、kobo touchのどちらもハッキリと問題なく読むことができます。
paperwhiteの明るさを上げて、iPad miniと並べたところ。
どちらも明るいですが、iPadの場合は本の上にガラスを乗せたような光沢があるのが違い。
(Nexus7など他のタブレットも同様)
kindleやkoboといった読書端末にはそれがないため反射が少なく、目に優しいのかと。
Nexus7とも並べてみました。
あとがき
今回比較したいずれのデバイスも、マンガや文庫本を読むのに問題はありません。
タブレットPCとkindle paperwhiteの比較でいえば、価格の差や、読書以外の用途にどれだけ使いたいか。
kindleとkoboとの比較でいえば、端末としての性能差はあまりないので、あとはコンテンツの充実度、及び将来性でしょうか。
個人的には、iOSデバイスやAndroidでも読めるkindleストアの便利さ、及び楽天という企業(というか社長?)への印象から、kindleの方をおすすめします。
ともかく、kindle paperwhiteは良くできた端末ですし、ストア含めてこれから伸びていくんじゃないかなと思っています。
読書用に1つ端末を買いたいということであれば、間違いなくオススメですよ!
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