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ScanSnap S1500と後継機iX500はどう違う?自炊は?スペックを比較し予想してみた

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FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500

最新機種はScanSnap iX1500。今買うならそっちがおすすめ
iX500発売から6年の歳月を経た2018年11月、液晶タッチパネルを備えた最新機種ScanSnap iX1500が発売されました。
タッチパネルで操作可能なほかスキャン速度など基本性能もアップしており、今購入するならこちらがおすすめ。

レビュー記事は以下からどうぞ。

↓ScanSnap iX1500レビュー
ScanSnap iX1500の使い方と設定方法。自炊用にも優秀な超定番スキャナー【レビュー】

↓iX1500とiX500の比較記事
ScanSnap iX1500とiX500はどこが違う?スペック・デザイン・新機能で比較してまとめた

長らく自炊(本の電子化)用スキャナーの定番機として君臨してきた、ScanSnap S1500

他社も競合機種をリリースはしていたものの、このS1500を上回るようなものは私の見たところありませんでした。

ですが、リリースされてからもう3年以上。そろそろ次の機種が・・・と思っていたところ、ついに来ました!

それが、ScanSnap S1500の後継機種、ScanSnap iX500です。


2012/11/30に発売される、このiX500。

スキャン速度のアップ、Wi-Fi機能、画像処理性能アップ、OCRの高速化など自炊にもインパクトのありそうな機能改善・新機能が満載で、とても気になっています。

というわけで、今回は発表されているスペックから、ScanSnap S1500とiX500はどう違うのか?自炊(本の電子化)はどう変わるのか?考えてみたいと思います。


ScanSnap S1500とiX500を数字で比較

名称価格サイズ重量読取速度セット枚数重送検知
ScanSnap S150035,800円292
×159
×158mm
3kg20枚/分(300dpiグレー)50枚超音波
ScanSnap iX50048,244円292
×159
×168mm
3kg25枚/分(300dpiグレー)50枚超音波

※価格は2012/11/15 Amazon調べ


注目は、「読み取り速度」の部分。

今までは、自炊を何冊もやろうとするとスキャン待ちの時間がネックとなっていました。
それが短縮されるのは、数字で見ると地味ですがかなり大きなインパクトがあります。

単純計算で、100枚のスキャンにかかっていた時間が5分から4分に短縮されるわけですから、冊数が増えるにつれ浮く時間も・・・というのは容易に想像できるでしょう。

ですが、新発売であることもありiX500の予価は5万以上。
「読み取り速度の差だけで17,000円ってのは・・・」という方もいるでしょう。

iX500に期待する部分は、実はこれだけではありません。
プラスアルファの部分がもしかすると読み取り速度以上のメリットとなるかもしれないのです。


クラウド連携

ScanSnap 特長(クラウドサービス連携) : リコー

iX500は、DropboxやEvernote、Googleドキュメントといったクラウドサービスに対応し、直接保存することが可能になったとのこと。

本の自炊については、ファイルサイズが大きいため直接連携させると容量が溢れてしまう懸念があります。
ですが、書類なんかはサクっとクラウド保存して出先で使うことができると便利そうですね。


他にも便利そうなのは、読み取った名刺をEvernoteに保存する場合。

読み取った名刺を、ノートブック指定+タグ付けしてシームレスにEvernoteに保存できたら段違いに便利になるはず。
どこまでできるかはわかりませんが、期待です。


OCR認識の高速化

ScanSnap iX500 検索可能なPDFの高速生成を実現 : リコー

OCR(文字認識)の高速化もかなり期待している性能アップ項目です。
公式ページによると、S1500の45%の時間でOCRをかけることができるとのこと。

今までは、OCRをかけるとスキャン+OCRで普通のスキャンの倍くらい時間がかかり、それが面倒なのでOCRをかけない・・・なんていう事態もありました。

これが無くなるのならありがたい。


重送(重なって読み込んでしまうこと)が少なくなる

ScanSnap iX500 安定した給紙を実現: リコー

S1500のときも、特に重送が多いとは感じていませんでした。

ですが、雑誌などくっつきやすい薄い紙の場合や、ある程度使ってローラーが少し劣化してくると重送が増えてきて、それは確かに煩わしい部分も。

iX500では「ブレーキローラーによる原稿分離方式を採用」とのことで、これがさらに改善されるらしい。

さらに、消耗品も以前に比べ倍以上長持ちするようになったようです。


タブレットPCなどへのWi-Fi送信機能

ScanSnap特長(スマートフォン/タブレットと簡単に連携) : リコー

iX500は、パソコンにつながなくとも原稿を読み取ることができ、それをスマートフォンやタブレットPCに直接Wi−Fi経由で送信できるとのこと。

用途が広がりそうで面白い機能であることは間違いありません。

あとは、送信されたファイルがどういう形でタブレットに保存されるのか、速度はどうか、専用アプリだけではなく他のアプリでも使えるのか、といったところが気になります。

サクっとスキャンして、すぐに手元のiPhoneやiPad、Androidタブレットで読めたらかなり便利になりそうですね!


あとがき

以上、公開されている仕様や機能からわかることを元にいろいろと書いてみました。

使ってみなければわからないソフトの使い勝手や安定性、ハードの操作感などありますが、かなり期待できる機種といえるでしょう。

私も自炊、いや紙の電子化ブロガーとして、すぐに手に入れてレビューする予定です。

ScanSnap iX500が気になる方は、それまでしばしお待ちください!

パソコン無しでOK!ScanSnap iX500からiPhone/iPad/Androidにデータを直接送信する方法

自炊に最適!スキャナーScanSnap S1500を使った本のスキャン手順と設定、重送時の対処


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