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自炊(本の電子データ化)に適したスキャナーの選び方。オススメの機種はこれ!

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紙の本をカット(裁断)し、スキャンしてPDFやJPGデータ化する「自炊」。

この記事では、自炊に適したスキャナーを選んでみたいと思います。

ScanSnap iX1500

ScanSnap iX1500


家庭用の定番スキャナーといえば、なんといってもPFUのScanSnapシリーズが有名。

ですが、果たして本当にそうなのか?他社のスキャナーでも良いものがあるんじゃないのか?


というわけで、最も知名度の高いScansnap(リコー)を筆頭に、

スキャナーと聞いて思い浮かぶ有名メーカー「Brother(ブラザー)」「EPSON(エプソン)」の自炊に適したスキャナーについても調べてみました。

どんなスキャナーが自炊(本のデータ化)に適しているのか?

なお、私が1,000冊以上の本をスキャンした中で考える、自炊用スキャナーに必要な要素は以下の3点です。

  1. 読み取り速度:特に、拡大しても粗さが目立たない、300dpiでの速度
  2. 重送検知機能:重なったまま読み飛ばす→気付かず元の本を捨てる、というのが最大の悲劇ですから…
  3. セット可能枚数:1冊を何度にも分けてセット→スキャン→結合、するのは結構面倒


主にこの3つのポイントに注目しつつ、記事を読み進めていただければわかりやすいかと思います。

上記の他にはOCR(文字認識)機能もあると便利ですが、今回紹介する3機種も含めて現在の家庭用スキャナーのほとんどがOCR機能を搭載しているようです。


ScanSnap iX1400・1600(PFU)

日本のみならず世界の家庭用スキャナーでNo.1の売上を誇るのが、PFUのScanSnap(スキャンスナップ)シリーズ

中でも自炊(本のデータ化)に適しているのは、ScanSnap iX1400ScanSnap iX1600です。

家庭用としても自炊用としても定番中の定番で、当ブログを含めネットをさがせば数多くのノウハウ記事も出てきます。

何を隠そう私も15年以上のScansnapユーザーであり、やたらと本をスキャンしているのが目に留まってもらえたようでScanSnapアンバサダーとしても任命されています。


データ本として十分なクオリティのカラー300dpiでも、40枚/分という高速読取りがiX1400・1600の特徴。

超音波による重送検知、OCR認識、Wi-Fi対応、スマートフォンアプリ対応といった一通りの機能を備えています。

ちなみに、iX1400と1600の違いはタッチパネルの有無のみで、スキャン速度や読み取り品質といった性能に違いはありません。


私が使っているのは、iX1400・1600より一世代前のScanSnap iX1500

ScanSnap iX1500

スキャン速度が30枚/分とiX1400・1600に比べると若干落ちますが、それでも自炊用として十分な性能を持っています。

ScanSnap iX1500の使い方と設定方法。自炊用にも優秀な超定番スキャナー【レビュー】


さらにその前世代のScanSnap iX500、さらに前のScanSnap S1500も、自炊用スキャナーとして私が使い倒してきた機種。

左がScanSnap S1500、右がiX500

左がScanSnap S1500、右がiX500

販売は終了しているものの、譲ってもらえたり安く買えるのであれば自炊用として手に入れておくのも十分アリです。


ブラザー ADS-4900W・4700W・4300N

オフィス製品やミシンで有名なブラザー工業(Brother)も、家庭用スキャナーを販売しています。

自炊に適したスペックを持っているのは、「ADS-4900W」「ADS-4700W」「ADS-4300N」の3機種。


それぞれのおもな特徴は、以下の通りです。

  • ADS-4900W:60枚/分、原稿100枚セット可、タッチパネル、無線LAN対応、実売価格は7万円弱
  • ADS-4700W:40枚/分、原稿80枚セット可、タッチパネル、無線LAN対応、実売価格は4万円強
  • ADS-4300N:40枚/分、原稿80枚セット可、タッチパネルなし、有線LANのみ対応、実売3万円強

ADS-4900Wはスペック上かなり高速でスキャンできて高性能な一方で、価格がやや高め。

ADS-4700Wはややスピードが落ちるものの、価格が4万円台と比較的手を出しやすい。

Wi-Fiを使わず有線LAN接続(もしくはパソコンと直接接続)でよいのであれば、ADS-4300Nも選択肢に入ってくるでしょう。


Amazonのレビューによると、使い勝手は賛否両論。

まったく問題なくガンガンスキャンできているという人もいれば、スキャン品質が悪いと嘆いているレビューもちらほら。


間違いのないScanSnapにするか、同スペックなら若干安めのブラザーを試してみるかは悩ましいところです。


エプソン DS-571W

EPSON(エプソン)のスキャナーの中で自炊に適している機種は、DS-571W

セット可能枚数は50枚、スキャン速度は35枚/分とScanSnapやブラザーに比べてやや劣りますが、それでも本のデータ化を含めたほとんどの用途において十分なスペック。


以前のエプソンスキャナーは超音波による重送検知がないのが致命的だったんですが、このDS-571Wではその欠点も克服しているようです。

価格も4万円台で優れた機種なのですが、これを選ぶならスペックがほぼ同じながら少し優れているScanSnap iX1400でいいかな……という気もしなくもない。


個人的にはScanSnap推しだが、ブラザー・エプソンも選択肢としてあり

個人的には人気があり(=ネット上に情報が多い)個人的にも使い慣れたScanSnapシリーズ推し。
Scansnapを選んでおけば間違いありません。

ですが、ここで紹介したブラザーエプソンのスキャナーでも、おそらく問題なく自炊(紙の本のデータ化)はできると思います。


スペックや価格などを見比べつつ、自炊するにはどのスキャナーを選ぶべきか考えてみてください!


今回は全6+1回シリーズの第2回「スキャナーをえらぼう!」です。

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【自炊(本の電子化)完全マニュアル】 全2+6+1回シリーズ

序章「本を電子化する6つのメリット」

序章「本の電子化に向けての3つのハードル」

第1回「裁断機をえらぼう!」

☆ 第2回「スキャナーをえらぼう!」

第3回「本を裁断しよう!」

第4回「本に合わせてScanSnapを設定し、スキャンしよう!」

第5回「電子化した本をiPadやiPhone、MacやWin機で読もう!」

第6回「裁断機・ScanSnapを手入れしよう!」

番外編「裁断した本を処分しよう!」

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2 COMMENTS

ScanSnapユーザー

Canon製品は新しいのが出ましたし、気になっています。

自分は古めのScanSnapを使っていますが、

検知されるとはいえ重送がかなり多いです。

(ローラーのメンテをサボっているのが悪いかもですが)

Canon製品のレビューを見ると、重送自体がかなり少ないようです。

自分は仕事で古い書類や、ホチキスを外したような

重送が比較的起きやすいものをスキャンする機会が多いせいかもしれませんが

重送検知だけではなく、そもそもの重送の起こる頻度自体にも

もうすこしフォーカスされても良いのかなと思っています。

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ushigyu

Scansnap S1500なら重送の起きる頻度は低くなると思いますよ!とはいえ、重送頻度って数値化しにくい指標なので、実際全て買って試してみるしかないのが難しいところです^^;

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