[TED]楽観的であることのメリットと落とし穴とは?「楽観主義バイアス」by ターリ・シャーロット

The optimism bias title
Echoes of the Optimism Bias / jurvetson

おはようございます。ポジティブでネガティブなうしぎゅう(@ushigyu)です。

世の中には、物事に対して楽観的な人もいれば、悲観的な人もいます。
状況などにより、その2つが混ざっているような人もいるでしょう(私はそのタイプです)。

今回紹介するTED Talkでは、人間は基本的に「楽観的に」考えるようつくられていること、またその利点と落とし穴について解説しています。

私自身もその利点をうまく活かせておらず、また落とし穴にもハマる危険があるなあ・・・と気付かされる話でした。


「楽観主義バイアス」by ターリ・シャーロット

今回のプレゼンテーションの説明は、以下の通り。

[note]人間は生まれつき現実的ではなく楽観的なのでしょうか?
ターリ・シャーロットは、新しい研究結果により、人間の脳が明るい面を見るように作られていることを示唆し、これが危険であると同時に利点でもあることを説明します。[/note]

それでは、さっそくご覧ください。
(動画が見られない方は、「内容のまとめ」以降からどうぞ)

内容のまとめ

▼私たちは好ましい出来事が起きる確率を過大評価し、逆を過小評価する傾向にある
 →例えば結婚するカップルは離婚の可能性0%だと答えるが、実際は40%もあるし、どんな親も我が子は天才だと思っている。

▼自分自身や家族に対しては楽観的だが、他人や国に対しては悲観的
 →国や性別、年齢によらずこの傾向は見られる。


▼大きく期待をしないことが大事と解く人もいるが、それは3つの理由で間違っている
 ①期待が大きい人の方が、成功の幸福度が高い
 ②何かを心待ちにしているだけで幸せに感じる
  →人々が休日である日曜より平日の金曜を好むのはこの理由。
 ③楽観主義は成功を導く
  →あらゆる成功、ひいては健康にもつながる。

▼人々は、悲観的な警告(例えば、「タバコを吸うとガンの危険性が高まります」など)を自分自身に当てはめない

▼非現実的な楽観主義は、ときにリスクの高い行動を引き起こす
 →財政的破綻や欠陥のある計画などに繋がる行動。例えば、プロジェクトのコストや期間を過小評価する


▼楽観主義の危険から身を守りつつ、同時に楽天的であり続け楽観主義の恩恵を享受するために重要なのは知識

▼錯覚と同じで、楽観的バイアスがあることを理解したことによってバイアスが消えることはない

▼対策やルールを決めることで、ちょうどいいバランスを保ち非現実的な楽観主義から身を守り、同時に希望を持ち続けることができる


▼崖から飛び降りるペンギンの例えがわかりやすい。

飛べないと信じ込んでいる悲観的なペンギンば、絶対に飛ぶことはない。
逆に極端に楽天的なら、良い結果を期待して盲目的に飛び降り、地面に激突するときに大変なことになる。

楽天的なペンギンで、本当に飛べると思っていながら念のためパラシュートを背負い計画通りにいかなかったときに備えていたとしたら、鷹のように大空を舞うことができるに違いない。

考えたこと

私自身も、上記にあるように「自分に対しては楽観的、他人に対しては悲観的」な傾向があります。

“自分はきっと何でもできるはず”、”会社を辞めて独立したってきっと何とかなる”という根拠の薄い楽観的な自信を持ちつつ、”◯◯さんからは嫌われてるかもしれん”、”税金は高くなるし年金も信用できんし、日本がこの先どうなるかもわからない”という他人や国に対しては悲観的に思っている面もあります。

今回の動画を見てから改めて振り返ると、前者は少し楽観的すぎるのでペンギンの例えで言う「パラシュート」に当たるものをもう少し準備しておくべきかなと思いますし、後者に関してはもっと楽観的に考えた方がうまく行くし幸福度も上がるに違いありません。


『あらゆることに対して楽天的に考え期待をしながらも、現実的な備えを怠らない。』

物の見方は長い期間をかけて培われてきたもの。そう簡単に変わるものではありませんが、私もそう考えられるように意識的に変えていこうと思います。

あとがき

今回のTED動画で話されていたことは、楽しく生きていくために(人生トータルの幸福度を上げるのに)とても重要なことです。

ものごとを楽観的に考えつつも、いざというときのパラシュートは準備しておけるよう、自分の中のバランスをうまく調整していきたいものです。

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ABOUTこの記事をかいた人

牛嶋 将太郎@ushigyu

牛嶋 将太郎@ushigyu

株式会社エコーズ代表取締役社長(と名乗ってみたくて会社をつくりました)。当ブログにておすすめの製品やお店、旅行先、ガジェットなどを気のむくままに、わかりやすさを心がけて紹介しています。 長崎出身で福岡市在住。東京で就職しましたが独立を機に学生時代を過ごした大好きな福岡に帰還。
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