Hotel Room in San Jose Fairmont Hotel / mrkathika
おはようございます。ここ1年くらいで、「モノが少ないこと」の良さがわかってきた@ushigyuです。
もうずいぶん前から、私たちの身の回りはたくさんのモノに溢れるようになりました。
いつのまにやら家にモノが増え、片付けに困っている人もいることでしょう。
そんな中で、巷では断捨離が流行するなど、モノを減らすことの重要性も徐々に見直されるようになってきました。
今回紹介するTED動画も、「モノとスペースを少なくしてもっと幸せに」というのがメインテーマ。
「ものは少なく、幸せは多めに」by グラハム・ヒル
この「ものは少なく、幸せは多めに」で話すのは、以下のような内容。
[note]作家でありデザイナーのグラハム・ヒルが問います「モノやスペースを制限することは、幸せを増幅させるだろうか?」スペースを節約し、あなたの人生をコンパクトに編集する3つのルールをご紹介します。[/note]それでは、ご覧ください。
(動画を見られない環境の方は、動画をとばして「内容のまとめ」からご覧ください。
内容のまとめ
現代の家では、50年前の3倍スペースがある。それで場所は有り余ったかといえば、新たな業種として貸し倉庫業ができたりしただけで、更なるスペースが必要となっている。
その結果、負債がかさみ、CO2排出量が増え、幸福度は変わっていない。
「少なさ」が「多さ」を生むかもしれない。旅行先のホテルの部屋や、キャンプ中のテント、ボートの上で「少なさ」に開放感や自由を感じたことがあるのでは。
スペースを節約すれば、モノも節約でき、環境への負荷も減らせる。もちろん家賃も。本当に気に入ったものだけで構成された部屋に住むことができる。部屋にいるのが楽しくなる。
そのためのアプローチ3つ。
1.徹底的に無駄を省く。モノを買うときには自問し、「これを買って本当に幸せになるのか?」考える。長年に渡って愛用できるものを。
2.「小さい=セクシー」。コンパクトに収納できる、あるいはデジタル化できるものを選ぶ。
3.スペースや家具は多機能なものに。
「もう少しコンパクトに生活できないかな?」「そうすれば、自由も、空き時間も増えないか?」と自宅で自問自答してみては。
少なさは多さを生むかもしれない。幸せのためにスペースを空けましょう。
感想
少なさが多さを生む、これは「豊かさ」を生むと言い換えることもできるでしょう。
余計なものに時間を取られるのを止め、本当に必要なものだけしかない空間で生活する。
もちろんちょっとしたムダも生活のスパイスとして必要かもしれませんが、多くの人はそのスパイスがあまりにも多すぎて感覚が麻痺している、というのが実際のところではないでしょうか。
まさに私がそうでした。
引っ越しに伴いかなりのモノを減らしましたが、全く問題なく、むしろ快適に生活できています。
(むしろ、もう少し減らした方がいいと思うくらい。。。)
動画の最後にあった最後の「スペースとモノを節約するポイント」で具体的に考えてみると、
【①モノを買うときには自問し、「これを買って本当に幸せになるのか?」考える】
買い物に行ったときに、見た目の美しさや機能性、販売員のセールストークでモノが買いたくなることがあると思います。
こんなときにはその場ですぐに買うことを決めず、何日かかけてじっくり考えると良いかもしれません。
1晩寝てから改めて考えると、意外と冷静になれるものです。
【②コンパクトに収納できる、あるいはデジタル化できるものを選ぶ】
必要に応じて収納したり、大きさを変えられる家具を選ぶと、普段の生活で場所をとらなくて済みます。
動画にもあるように、折りたたみ式のテーブルやイスなどがその代表的なもの。
デジタル化という意味でいえば、本は電子書籍を購入するようにしたり、紙の本は電子化してしまえばスッキリした家を保つことができるでしょう。
名刺やハガキなども同様です。
【③スペースや家具は多機能なものに】
例えば人によっては、テレビの見られるパソコンを買えば2つが1つで済みます。
ソファーベッドなどもうまく使えば2役を果たせます。
1つで2役、3役を担える家具を利用すれば、取るはずだったスペースを1/2、1/3に減らすことができるでしょう。
以前紹介した「ガス圧跳ね上げ式ベッド」も、ベッドと収納を兼ねた多機能家具の1つと言えます。
あとがき
必要なものがいつでも手に入るのは重要なことですが、本当に必要ではないものを減らすことも同じくらい重要だ、と最近思います。
モノを増やすときは「これは本当に自分にとって必要なものか?」自問自答し、じっくり考えてから決めたいと思います。
[TED]人見知りや独りでいるのが好きな人へ。「内向的な人が秘めている力」by スーザン・ケイン
[TED]21日で、”成功すれば幸福”ではなく”幸福だから成功”する脳になれる。「幸福と成功の意外な関係」by ショーン・エイカー