DIY Time Machine Wallpaper / FHKE
どうも。iMacユーザーうしぎゅう(@ushigyu)です。
先日Appleへ修理に出し、無事に戻ってきた我がiMac(Late 2009)。
ハードディスクを交換したので、当然データやアプリケーションは初期化された状態です。
ですが、以前Time Capsuleでバックアップをしっかり取ってあるので大丈夫。すぐに元に戻せる・・・はず。
バックアップからの復元はやったことがなかったので不安でしたが、やってみると簡単でした!
今回はその手順をご紹介。
目次
移行アシスタントで復元を試みる→失敗→OSアップデート
まずは「移行アシスタント」を使って復元をしてみます。
アプリケーションの「ユーティリティ」から「移行アシスタント」を起動。
「Time Machineバックアップまたはほかのディスクから」を選択。
すると・・・
「別のMacはより新しいバージョンのMac OS Xで動作しているため、別のMacからこのMacに転送することはできません。別のMacから転送するには、このMacをアップグレードする必要があります。」
というエラーになり、転送不可とのこと。
Appleさんは律儀にもiMacを購入当時の状態(=Snow Leopard)にしてくれていたため、Lionで取ったバックアップは復元できないようです…。
なので、まずはMacをOS X Lionにアップデート。
以前購入しているのでもちろん無料です。
Mac OS X ユーティリティを起動し、Time Machineバックアップから復元
OSのアップデートを終えたら、いよいよ復元作業の開始です。
再起動し、アップルのロゴが出ている画面からCommand+Rを押しっぱなしにしていると、Mac OS X ユーティリティが起動します。
4つのメニューから、「Time Machine バックアップから復元」を選択。
バックアップ済みデータを選択。
(私の場合、Wi-FiにつながったTime Capsule)
Time Machine上には約1ヶ月分のバックアップが残っているはずなので、復元したい日時のものを選択。
大抵は最新のものを選べば問題ないでしょう。
インストール先を選択。
これで、復元が始まります。
最初は「35時間」との表示でしたが、実際にかかったのは12時間程度でした。
(ちなみに、データは700GB程度)
ちゃんと復元されたか、起動して確認
復元が終わると、自動的に再起動。
見慣れた壁紙が登場、さらに最後にバックアップを取ったときに開いていたアプリがバンバン開いていきます。
そんなとこまで完全にバックアップされているとは・・・!
iMacの調子が悪く強制終了していたChromeも、この通り再現。
もちろん、「復元」ボタンで開いていたタブも復活しました。
フォルダやファイルもこの通り。過不足ありません。
iTunesに入れておいた50GB分の音楽も元通り。
アプリケーションも全部あります。
Thunder Birdに入っていたメールも問題なし。
但し、Spotlightの索引は作り直すようです。
あと1点、iPhoto Libraryだけがどこを探しても見当たらない。Spotlightで探しても無い。
普通に写真を取り込んだりしていたので無いはずはないんですが・・・
おそらくTime Machineでふつうにバックアップを取れば、通常ならば問題ないはずなのですが、原因不明。
最近の写真はiPhone→Flickrに入れてあるし、昔の写真はデジカメ→フォルダに入っているので問題ないっちゃないんですけどね。
あとがき
iPhotoに関しては謎ですが、ともかくバックアップまるごと復元でほぼ完璧に元々のiMacの状態を復元することができました。
Time Machine始めて活用しましたが、素晴らしい!
今回はまるっと復元でしたが、ファイルを指定して復元といったこともできるようです。
ともかく前回の記事でも書きましたが、もしバックアップを取っていない人がいたら今すぐに取っておくことをオススメします。
併せて、本当に大事なファイルはDropboxなどのクラウドサービスにもアップしておくと安全ですね。
Macのバックアップ設定手順は以下の記事をどうぞ。
Macのインターネット接続とバックアップに!Time Capsuleの購入&簡単設定レポート
今までのiMac故障→修理の経緯は以下からどうぞ。