Microsoftの本気を、まさかAppleの牙城であるiPhoneで見ることになるとは。
4/19にリリースされたiPhoneアプリ「Photosynth」は、そう思ってしまうくらいのインパクトがあります。
このアプリでできることは、パノラマ写真撮影。
今までにもパノラマ撮影アプリはありましたが、自分で撮った写真を複数枚合成する必要があったり、できても360°までだったり。
Photosynthは、全方位(で言葉合ってるかな…?)のパノラマ写真、要するに、上下左右前後の全方向の写真を撮ることが可能。しかも無料!
撮影後、すぐにiPhoneでぐりぐり動かして見ることもできます!
Photosynthでの撮影の流れ
Photosynth 1.0
iPhone 3GS、iPhone 4、iPod touch (第4世代)、iPad 2 Wi-Fi および iPad 2 Wi-Fi + 3G 互換 iOS 4.0 以降が必要
カテゴリ: 写真 価格: 無料
更新: 2011/04/18
Photosynthを起動したら、最初に撮影手順を解説した画面(英語)が出てきます。
ざっくり意訳すると、以下のようなことが書いてあります。
- 新しいパノラマ写真撮影を始めるには、まずスクリーンをタップしてください。
- パノラマに写真を追加するには、iPhoneを上下左右に向けてください。
- 通知音が鳴ったら、iPhoneをその向きでストップしてください。写真がパノラマに追加されます。
- 撮影したパノラマ写真をFacebook、Photosynth.net、Bing Mapsで共有しましょう。
さて、実際にやってみましょう!
パノラマ撮影の具体的手順
上の解説画面から、すぐに撮影画面に移ります。
以下の画面から、1枚目の写真を撮りましょう。
スクショでは見えないですが、「tap to start」の背景には撮影する風景が薄く透けて見えています。
その場でゆっくり回って、バンバン撮っていきましょう。
真ん中の点がまだ撮影していないポイントに来ると、通知音が鳴って自動的にシャッターが切られます。
個人的にはこの「カシャッ」というシャッター音がお気に入り。
早く回しすぎたり、うまく方向を認識できなかったりすると、枠が赤くなります。
この場合は、一旦撮影済みのポイントに戻ると緑色に戻ります。再度ゆっくりと回していきましょう。
360°だけでなく全方位のパノラマ写真を取りたいので、空や地面にもiPhoneを向けて撮影していきます。
やってみるとわかりますが、これがなかなか難しい。。。
完璧に全方位撮影しなくても撮れた分だけで合成してくれますので、ある程度撮れたらfinishをタップ。
すると、パノラマ写真の合成をしてくれます。2,3分待ちましょう。
撮影した写真はこちら!
…と言っても、平面の写真じゃよくわからん…というわけで、Photosynth.comにアップロードしてみました。
以下からご覧ください!(※Microsoft SilverLightが必要です)
スクショはこんな感じ。
見てもらえればわかる通り、見渡す限り…どころか背後も、空も、地面も含め、全方位をグリグリ動かしつつ見ることが可能。
iPhoneでは上記のWeb版よりもっとストレスなくグリグリ動きますよ!
前面も。(黒い部分は撮影漏れ)
背後も。
地面までグリグリ!
先日の集まりで同じテーブルのお2人にこのPhotosynthを薦めてみたのですが、すっかり面白さにハマってしまい、私も含めてその場でぐるぐる回ってましたからね…
パノラマ撮影、本当に楽しいです!
使用シーンを考えてみた
普通に楽しむだけでも十分なのですが、このパノラマ撮影を実際に使うシーンを考えてみました。
- 旅行先の展望台で、素晴らしい眺望を撮影
- 家選びのとき、持ち帰って検討するための資料として室内を記録
- 普通に撮影すると大人数すぎて入らない写真撮影にも
他にも活用できそうなシーン、ありそうですねー。
無料なので、ぜひ試してみてください!
Photosynth 1.0(無料)
iPhone 3GS、iPhone 4、iPod touch (第4世代)、iPad 2 Wi-Fi および iPad 2 Wi-Fi + 3G 互換 iOS 4.0 以降が必要
Photosynth 1.0
カテゴリ: 写真
価格: 無料
更新: 2011/04/18