海外で現金が足りないときはキャッシングもアリ!タイでMaster Cardを使い実際にやってみた

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キャッシング」といえばイコール借金なわけで、これまであまり良いイメージを持っていませんでした。

資金繰りに困った人がその場を凌ぐためにやるものであって、特にお金に困っていなければやる必要のないものだ、と。利息も取られますしね。


ですが、もしかしたら海外であればアリかもしれない。

今回はそう思ったきっかけと理由を紹介します。

タイ・パタヤの銀行ATMで、Master Cardを使いキャッシング

先日、タイにて現金が足りなくなるという事態が発生しました。

大抵の支払いはカードで行けるだろうとあまり現金を持たずに行ったのですが、ホテルが現金払いだったことを忘れており(オンライン決済済みだと思っていた)、さらにこの後出席する結婚パーティーのご祝儀としても現金が必要。

日本円があれば両替できるのですが、あいにく十分な手持ちがない状態。
海外で使える新生銀行のキャッシュカードマネパカードを持参していればよかったのですが、それも持ってきておらず。


借りるしかないかなーと友人に話してみると「MasterかVISAカードあるならキャッシングできるよ」とのこと。キャッシング?マジで?


というわけで、とあるショッピングセンターの中にあるATMの前にやって来ました。Master Card(マスターカード)の表示があるしこれでいけるはず…!

ちなみに、VISAやJCBのマークもあるようでした。何でアメックスはダメやねん。

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本当にできるのかな…と半信半疑で持っているMaster CardブランドのOrico Card THE POINTを入れます。

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【なお、以降は私が利用したタイのBangkok Bank ATMの場合の操作方法です。機種によって操作は違いますので参考までに】

暗証番号(PIN)を入力し、ENTERボタン。
タッチパネルではないので横のボタンを押しましょう。(最初間違えた)

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暗証番号は下の物理キーパネルで。

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言語を選びます。もちろん日本語/ENGLISHで。
右の4つはわかるけど、左の2つは全く見たことない旗。どこだろう…。

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500・1,000・5,000・10,000バーツのキャッシングのほか、引き出しや残高照会といったメニューもありました。
クレジットカードでのキャッシングなので、おそらく左側のメニューしか機能しないのでしょうか。
今回は余裕を持って10,000バーツを選択。

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200バーツ(約660円)の手数料がかかるとのこと。問題なければ確認ボタン。

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手数料はかかるものの、100円=29.42バーツのレートで引き出せるとのこと。金額を確認したら次へ。

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以上でキャッシング完了です。めっちゃ簡単!

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無事に10,000バーツの現金をゲットしました。助かったー。

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なお、タイでは日本人観光客も多く日本語が選べましたが、海外の多くのATMでは選べてせいぜい英語。
機種による違いはもちろん、英語を理解した上での操作を要求される場合が多いのでご注意ください。

キャッシングしたお金の返済、利息、レートは?

▼ カードの設定に応じて、キャッシングの返済期間と金額が設定される

さて、借りたお金は返さなければなりません。

当然利息もつくわけですが、実際の返済額はどの程度になるのでしょうか?


帰国してからオリコのWebサイトで確認してみると、以下のような表示。ATMでは34,670円でしたが、利用金額は33,990円となっていました。減る分には嬉しいですが、レートの変動でもあったのでしょうか。

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返済に関するページを見てみると、自動的に4回リボ払いとなっており利息が1,490円、手数料が216円かかるとのこと。

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元々キャッシングするつもりがなかったため月のリボ払いのデフォルト額10,000円のままになっており、それで計算されたようです。


月々のリボ払い返済額は増額もできるのですが、今さら変更してもおそらく今回の支払いには反映されなさそう。

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というわけで、電話して繰り上げ返済することにしました。結構待たされましたが、無事に手続き完了。
(連絡先:オリコカードセンター|クレジットカード・カードローンのオリコ

その結果、1/16に返済完了し利息は134円で済みました。

▼ 現金を両替した場合とのレート比較

今回の海外キャッシングと、普通に日本円を銀行などで両替した場合とでは、どの程度のレートや手数料の差があったのでしょうか?

手元のレシートや明細を元に、「1万円をバーツに両替した場合のバーツ額」で比較してみました。

レート 手数料 利息 1万円あたりのバーツ
(手数料含む)
空港 ¥1=฿0.2840 なし ฿2,840
街の両替所 ¥1=฿0.3020 なし ฿3,020
キャッシング ¥1=฿0.2942 ฿200
+216円
¥1,490 ฿2,801(4ヶ月リボ払い)
¥134 ฿2,912(8日で繰り上げ返済)

※期間中にも多少はレートが変動していますので参考までに
※手数料はおそらく額にかかわらず一定なので、キャッシング額により換算率は変わります


上の表を見てわかる通り、スワンナプーム空港の銀行で両替するよりもキャッシング→繰り上げ返済の方が得という結果になりました。さすがに街の両替所のレートには及びませんでしたが、緊急時の手段としては十分でしょう。

リボ払いでも4回払い(4ヶ月間)程度であれば、1万円あたり100バーツ(約330円)程度の利息で済むようです。

日本円を持ち込んで街の両替所を使うに越したことはありませんが、短期間であれば緊急のときにはキャッシングを使うのも十分アリですね、これなら。

あとがき

なお、上記の計算内容は為替レート、その国の通貨、キャッシングする額などにより大きく変動する可能性があります。

あくまで借金であり額が大きかったり、返済期間が長引くと大きな利息を背負うこととなります。
キャッシングを推奨しているわけではありません。あくまで緊急措置として考えておくのがいいでしょう。


……とリスクはある海外キャッシングですが、きちんとコントロールできるなら選択肢として知っておいて損はない方法の1つ。

賢く使って、楽しい海外旅行を!

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ABOUTこの記事をかいた人

牛嶋 将太郎@ushigyu

牛嶋 将太郎@ushigyu

株式会社エコーズ代表取締役社長(と名乗ってみたくて会社をつくりました)。当ブログにておすすめの製品やお店、旅行先、ガジェットなどを気のむくままに、わかりやすさを心がけて紹介しています。 長崎出身で福岡市在住。東京で就職しましたが独立を機に学生時代を過ごした大好きな福岡に帰還。