2016年12月15日
ゲーム

Final fantasy 15 impressions 14

発表から10年の歳月を経て、ついに今年2016年の11/29に発売されたPlayStation 4用ソフト「FINAL FANTASY ⅩⅤ(ファイナルファンタジー15)」。

私はスーファミ時代のⅣからⅩ-2、ⅩⅡをプレイしていますが、今回それこそ約10年ぶりに新作のFFを遊んでみることにしました。Amazonでは発売日に届かないという実績があったので、ヨドバシに予約替えしてまで。

ネット(特にAmazon)では高評価がありつつ低評価のレビューもたくさん付いているようですが、実際に遊んでみないことにはわからない。
※Amazonには実際にプレイしていないと思われる人のレビューがあったり、盛大にネタバレ書いてたりするので見ないのがおすすめ


というわけで、約35時間ほど遊んで先程クリアしたところです。

超ざっくり感想を言うと、「改善してほしい点はいくらでも挙げられる荒削りな内容ではあるが、それでも面白かったと思えた作品」でした。

では具体的にどのような点が不満で改善してほしいと思ったのか、逆によいと思った部分はどこなのかをまとめてみました。

ストーリーに関するネタバレはありませんが、システム上の話、例えば「最初は使えない○○が途中から使えるようになる」といった内容は多少あるので、全く何の情報も見たくない方はここで閉じてくださいね!

FINAL FANTASY 15の不満な点6つ

まずは、FF15に関して不満に思っているところ。ここを直していればもっと良くなったのに。

① ロード時間が長すぎる

まず、とにかくロード時間が長すぎること。これが最大の不満な点です。

エリア間は徒歩のほかチョコボや車で移動するのですが、車移動のときは一度止まったところにすぐ行ける(いわゆる”ルーラ”にあたる)「ファストドライブ」というシステムがあります。

Final fantasy 15 impressions 3

このファストドライブで移動をすると、その間にロードが挟まるのですが、これがとにかく長い。
エリアをまたいで遠出するときなどは特に長く、1分以上待つこともザラです。

Final fantasy 15 impressions 7

1分というと短く聞こえるかもしれませんが、ゲーム中に突然1分何もできない時間があるのを想像してみてください。。。


章をまたぐようなときなら多少のロードは我慢できますが、例えばサブクエストを消化するために色々回っていると、移動のたびにロードで待たされるのはかなりのストレス。

せっかくボリュームたっぷりのサブクエストが用意されているので、なおのこと。
全部クエスト消化したいけど、ロード時間を考えるとクリアしたら余力が残ってなさそう…。


非常に美しいグラフィックやムービーとのトレードオフとしてどうしても必要だったのは想像できますが、もう少しどうにかならなかったのかなとは思います。

② ドライブ中がヒマすぎる

前述の「ファストトラベル」で行ける場所以外には、オートドライブ(仲間が自動的に目的地まで運転してくれる)かマニュアルドライブ(自分で運転して目的地まで移動する)で目当ての場所へ行くのですが、このドライブ中がとにかくヒマ。

ドライブ中の楽しみとしては、過去作のサウンドトラックがドライブ中のBGMとして販売されているのでそれを揃えて色々聴いてみたり、あるいはショップでの買い物ができるのでアイテムを揃えたりといったことはできるのですが、それも限界があります。

Final fantasy 15 impressions 5

長いときには5分を超える車移動の時間、これ必要かな?と思わなくもありません。

ロード時間が長いのも合わせ、プレイ中は暇つぶしのスマートフォンなり本なりが個人的には不可欠。


さらに言えば、日中は可能なオートドライブが夜はできない設定も疑問ですし(仲間に「夜は危険だ!」と止められる。それでも移動すると主張すると、一番守るべきはずの主人公がなぜか運転する羽目になる)(途中で夜のオートドライブは解禁される)、最寄りのパーキングへのファストトラベルと組み合わせると早く行けるはずの場所でもバカ正直に長時間運転して行こうとするとか、細かい不満もあります。

③ バグやエラーがちょいちょいある

SNSを中心にバグ報告が相次いでいる、FF15。

ネットで見ている印象ほどしょっちゅうバグが起きるわけではありませんし、笑えるものならまだ全然許せます。むしろ嬉々としてSNS投稿したいくらい。


ただ、時にゲームの進行に支障があるようなエラーが起きるのも事実。

私の場合、ゲーム中に突然エラーを吐いてPS4のメニューに戻ったことが2回ありました。

あと、突然敵が変な形になって敵の攻撃も自分の攻撃も当たらなくなり、倒すか一定距離以上離れないと進めないので後者しか選べず、必死に逃げたり隠れたりして何とか事無きを得たり。
(あとはイグニスの変な踊りが1回だけ)

それほど頻発しているわけではありませんし、セーブを忘れていてもオートセーブのデータでそこそこ近い場面から再度始めることもできますが、ボスとの戦闘中に突然落ちたときはさすがに「おい!!」と声が出てしまいました…。

④ 戦闘の自由度が低め

プレイヤーが操作できるのは、主人公のノクティスのみ。仲間に必殺技を出させることはできますが、それだけです。

AI戦闘にありがちな仲間への作戦の指示もできないので、基本的にはノクティスが全部やって仲間はたまに自動で攻撃したり、指示に応じて必殺技を出す程度の補助的役割しかできません。


戦闘はコマンド選択式ではなく、攻撃ボタン、ガードボタン、ジャンプボタンなどを押して操作する方式。簡単操作のアクションRPGといった風情です。

武器の切り替えやアイテム選択、必殺技的なものはありますが、ほとんどの場合はなるべく敵の後ろに回って攻撃しつつたまにガードするくらい。

魔法もありますが、FF史上類をみないほど種類が少ない。つまり選べる選択肢が少ない。

FF10のスフィア盤のようにパラメータやアビリティを育てるシステム「アビリティコール」もありますが、こちらもそれほど自由度が高いわけではありません。


結果として戦闘の自由度がこれまでの作品に比べてかなり低いため、「とにかく攻撃、たまにガードとアイテム、たまにシフトブレイクやマップシフト、ゲージ溜まったら必殺出す」みたいな単純なものになりがち。

いや、もしかしたらやり込めば奥が深いのかもしれませんが。。。

⑤ 女性メインキャラがいない

グラフィックがとにかく綺麗なFF15。
人物の表情など、アップにしても崩れることなく普通にイケメン、あるいは可愛いかったりします。

ルーナもイリスもシドニーもかわええ。

Final fantasy 15 impressions 4

そのFF15において、メインのパーティーは男4人。なんでやねんと。


女性キャラも一応いるものの、CHAPTER13までの現時点ではサブキャラのゲスト参戦どまり。

男4人の旅もそれはそれで良さがあるのですが(後述)、女性メインキャラも1人くらいほしかったなーとは思います。

この点に関しては、今後のDLCで追加される可能性が高そう。

ゲーム本編に登場した、重要キャラクター達をプレイアブルキャラとして使用できるようにします。
『FFXV』田畑Dがアップデートロードマップを公開、ゲーム後半の演出強化など、ゲームプレイとストーリー体験の満足度アップを図る – 『ファイナルファンタジーXV』ファミ通.com 特設サイト

⑥ 主人公以外のキャラや、なぜそうなったかがわかる演出がもう少しほしい(特に後半)

多くを語るとネタバレになるので伏せますが、演出が少なかったり無かったりで「あれ、なんでこうなったの?」「あの人どこいった?」と感じてしまう部分が結構あります。特に終盤。

ここは製作側も認識しているようで、以下のようなコメントが出ています。

チャプター13のゲームプレイの満足度をさらに高めます。
(中略)
ゲーム後半の演出を強化して、ストーリー体験の満足度をさらに高めます。
『FFXV』田畑Dがアップデートロードマップを公開、ゲーム後半の演出強化など、ゲームプレイとストーリー体験の満足度アップを図る – 『ファイナルファンタジーXV』ファミ通.com 特設サイト

今から強化するのかよ…もうクリアしちゃったよ……。



また、ノクティスにお供するグラディオラス、イグニス、プロンプトそれぞれにどういう背景があって、なぜ一緒に戦っているのかの説明も作中にはあまり出てきません。

これに関しては、(私も人に教えていただいたのですが)FF15メインストーリーの前日譚としてアニメ動画や長編動画が公開されているので、それを見るとキャラクターへの感情の入り具合が大きく変わってきます。

プレイする前に見ておくのがおすすめ。

良かったところ3点

① グラフィックやムービーのクオリティ

グラフィックはとにかくリアル。例えばキャラの表情がアップになったとしても、不自然さはほとんどありません。

ムービーとシームレスにつながっても全く違和感なし。

Final fantasy 15 impressions 1

Final fantasy 15 impressions 10

車に乗っているときの髪の毛が揺れる様子や街並み、手の指に至るまで美麗。「ついにゲームでこんなリアルなキャラを動かせるようになったか…!」と思うと感慨深いものがあります。映画か超ハイクオリティなCGムービーのキャラを自分で操作できる素晴らしさよ。



中でも、料理のグラフィックのリアルさは群を抜いてすごい。本物の写真か動画と見紛うほどです。

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カップヌードルうまそうすぎる。

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新しい料理をイグニスが思いつくたびに、「今度はどんな料理が?」とワクワクさせられます。

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② 男4人旅のならではの楽しさ

女性のメインキャラがおらず、基本的に男4人旅で進行する今回のFF。

これは不満な点であると同時に、今作の大きな特徴であり楽しい部分でもあります。

このパッケージ(かつ、起動すると最初に表示される画像)が、FF15の雰囲気をまさに象徴しているといっていいでしょう。

Final fantasy 15 impressions 14

主人公は王子ではありますが4人の間に上下関係はなく、それぞれの個性的なキャラクターたちがイベント中はもちろん、移動中や戦闘中も含めとにかくよくしゃべる。


これまでの作品とはまた違う、憎まれ口を叩いたりクールに装ったりしながらも実はお互いを深く信頼しつながっている、男同士ならではの旅。

この空気感にどれだけ入っていけるかで、FF15に対する評価は大きく変わってくることでしょう。

確かにもっと演出を増やしてほしかった部分はあるものの、私としては大いに楽しめました。最後はグッときた。

③ 釣りと写真

主人公ノクティスの趣味であり、今作でおそらく最も力の入ったミニゲームが「釣り」。

Final fantasy 15 impressions 9

リール、ルアー、ロッド、ラインを手に入れ、数ある釣り場を選んで車やチョコボや徒歩で向かう。
ルアーを投げてリールを巻き、魚が食い付いたらうまく操作して釣り上げる。

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さすがに本物とは比べられませんが、かなり良くできていると思います。


もうひとつの注目要素が、プロンプトの趣味・特技でもある「写真」。

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パーティーが行動するあらゆる場面に加え、ゲーム内では描写がなかった場面や自撮り、記念写真みたいなものも。

ストーリーの一部やサブクエストにも関わってくるほか、写真があるだけで人間関係やキャラクターの新たな一面が見られたり、たまに失敗した写真や、めちゃカッコイイ”奇跡の一枚”もあったりします。


シリアスな場面や戦闘中のものもあるので「あんなとこで写真撮るか?フツー」とかノクトに突っ込まれてそうですが、最初は戸惑ったものの終わってみると面白い要素だったなと。

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あとがき

不満な点の方が数としては多くなってしまいましたが、総合的には「荒削りでツッコミ所は多々あるものの、楽しかったしぜひプレイしてみてほしい作品」という評価です。


クリスタルやシドなどといったお約束はあるもののこれまでのFFとはまた別物なので、過去作の延長線上を想像すると肩透かしを食らうかも。

ぜひ先入観なしのまっさらな気持ちで遊んでみることをおすすめします!

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