2016年11月10日
生活の知恵

Distinguish unreliable review title
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製品やサービス、アプリ、飲食店やホテルを探したりするときに役立つのがレビュー(口コミ)

購入、あるいは行く前にしっかりとレビューを確認するのは、もはや当たり前と言っても過言ではないでしょう。


製品やサービスを提供する側も多くが”レビューが重要”であることを理解しており、製品の無料提供やサクラ(やらせ)レビューの投稿などあの手この手で高評価のレビューを集めようとします。

また、使っていないのにレビューをしてみたり、直接関係ないポイントで極端に高い/低い評価をつけるユーザーも。


「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」というのは2ch設立者ひろゆき氏の言葉ですが、これは何も掲示板に限ったことではありません。

嘘レビューは嘘レビューであると見抜ける人でないと、良い製品をゲットすること、良いサービスを享受することは難しいのです。



では、具体的にはどういったレビューが嘘、あるいは参考にならないものなのでしょうか?

リテラシーの高い人であればほぼ無意識に見分けているであろう無益なレビューですが、何をもってそう言えるのか言語化したテキストはあまり見かけません。

というわけで、今回は私が「信用できない・参考にならない」として排除しているレビューにはどういう特徴があるのか、書いてみることにします。

極端な短文、不自然に褒めちぎるなど

製品やサービスを提供する企業側がサクラを動員し、レビュー評価を不当に釣り上げようとすることはよくあります。

総合評価の”星”数値を上げたい場合は、極端な短文で★×5を付けてみたり、製品の良い特徴ばかりを挙げて妙に褒めちぎってみたり
少なくとも私から見ると、明らかなサクラレビューであると判別できるものは多いです。
※確たる証拠を掴んでいるわけではないので、間違っている可能性もあります


もちろん、ライバル製品やアプリにわざと低評価をつける逆パターンもあります

こちらの場合も、あまり凝ったものではなく短文だったり変な日本語だったりするもの多し。

特定の日にレビューが集中している

企業側からすれば、なるべく早いうちに良いレビューを集めて製品を良く見せたいもの。

そのため、例えば発売日に合わせて一気にサクラレビューを投稿して高評価に見せようとする、なんていうのは良く使われる手法。

その結果、レビュー投稿日が極端に特定の日に集まる場合があります。

投稿者のレビューしている製品が1つしかない、偏っている

サクラのレビュー投稿者はあくまで当該企業の製品評価を上げることが目的なので、レビューしている製品がその1つだけだったり、特定企業の製品レビューに偏っていることが多々あります。

一般のレビュー投稿者でもその製品が1つ目の評価だという場合は当然あるでしょうが、そのような投稿者ばかりが集まっていたらサクラを疑ってかかった方がいいかもしれません。

製品やサービスと直接関係ない点による評価

「何についてのレビューを投稿すべきか」を理解していないユーザーが、製品やサービスと直接関係ない点によって評価を下げる場合があります。

例えば「◯◯ができると思っていたのに、やってみたらできませんでした。★×1」のようなレビュー。

製品の説明にその機能がある旨書かれていたならわかりますが、レビュー者の思い込みだったりする場合もあるのでよく見て参考になるかを判断したいところ。


特にアプリレビュー欄ではこの傾向が強く、アプリ開発者さんはとても苦労しているんだろうなあと。
年齢層が低いためでしょうか。

LINEのような有名アプリのレビュー欄を見れば、その酷さがわかるはず。

Distinguish unreliable review 1

自分が一生懸命作ったアプリをこんなレビューで低評価つけられたら、たまったもんじゃないです…。

未着の製品について、レビューできるはずがないのに評価している

「まだ届いていないのでわかりませんが、とても楽しみです。★×5」のようなレビュー。当然全く参考になりません。

独自基準による低い(高い)星評価

例えば5段階評価の場合、多くの人は普通=★×3、それより高ければ高評価(低ければ低評価)としてレビューをするかと思います。


ですが、中にはとても満足しているような文章(通常なら★×4〜5相当と思われる)であっても★×2.5や3という人がいるのです。

星評価とレビュー内容のどちらを信用するかは微妙なところですが、個人的にはレビュー内容の文章をより重要視すべきかと思います。

とすると、この場合の星評価はあまり当てにならないということになりますね。

サービス側による総合評価の点数操作

例えば食べログでは、「点数の算出には独自のアルゴリズムを用いている」として計算方法は非公開となっています。

つまり、その気になれば意図的な操作も可能だろうということ。


実際に、とある飲食店先日飲食店オーナーからの告発による炎上騒動がありましたね。

不透明性を感じている飲食店オーナーに対して、アルゴリズムの内容を説明する機会は設けないのかという質問に対しては「『点数』の算出に工夫をすることで、妥当なランキングがなされる点を評価いただいておりますので、アルゴリズムの詳細については非公開とさせていただいております」としています
「食べログ」炎上の原因は不透明なシステム? 運営元カカクコム、飲食店オーナー双方の意見を聞いてみた – ねとらぼ



この件に関する真偽は定かではありませんが、総合評価が単純平均でない場合には口コミサイト運営者によって点数が操作される可能性があることを知っておいた方が良さそうです。

過去すぎるレビュー

製品やサービスの中には、年月の経過によってバージョンアップされたり、クオリティが向上/低下する場合もあります。

飲食店であれば、人員の入れ替わりや仕入れ先の変更などによって味が変わることも珍しくありません。


そうなると、過去につけられたレビューとは状況が大きく異なる可能性があります

最近のレビューであればあるほど信頼性は高く、そうでないものは低いと言えるでしょう。

あとがき

現時点で思いつくのはこんなところですが、他にも信頼できないレビューのパターンには色々あるので参考までに。


以上を踏まえてレビューをチェックする際に気をつけるべきことをまとめると、

「総合評価の数字を鵜呑みにせず、個々のレビュー内容を見て判断する」
「レビューの文章や評価者などをチェックし、信用できるものかを判別する」
「理想的なレビューは、そこそこの長さがあり実際に製品を利用していることがわかる文章で、良い点・注意点が併記されているもの」

といった感じでしょうか。

実際のところ、これらのことを考慮に入れていたとしても役に立たないレビューを100%判定することはおそらく困難です。

が、ハズレを引く確率はグッと減るはず。


例えば以下の記事でレビューしたApple Watch替えバンドは、数多ある類似商品の中からサクラレビューらしきものを排除し、有効なレビューが少ない場合は同メーカーの他製品のレビューをチェックするなどして、比較的信頼度が高いと判断して選んだもの。

実際に、コストパフォーマンス抜群で十分に満足できる製品でした。


インターネットが発達した現代において、ネットリテラシーを形成する1つの要素として「レビューの質判断」はかなり使えるスキルだと思います。

これまであまり考えてこなかったという方は、ぜひこの記事も参考にしてより良い製品やサービスを選別できる眼力を身に着けましょう!

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