2016年9月13日
MVNO(格安SIM)

Giga data plan title
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9/8にソフトバンクから発表された「ギガモンスター」。

これまで高い月額料金が必要だった大容量データのプランが、20GBなら月額6,000円、30GBで月額8,000円で使えるという、これまでのデータ容量あたりの料金から考えると破格のプランです。


KDDI(au)も、翌日の9/9には同様の大容量データ定額サービス「スーパーデジラ」を発表。
20GBで月6,000円、30GBで8,000円というソフトバンクと全く同じ容量・価格です。

なお、ドコモに関しては現在のところ同じような大容量データプランは発表されていない模様(2016/9/12現在)。
※9/13追記 ドコモから「ウルトラパック」が発表されました。ソフトバンク、auと同様のプランに加え、家族間でシェアできる50GBで16,000円、100GBで25,000円というすさまじいプランも。これは予想外…!


一見なんだかすごそうな、これらの大容量プラン。果たして月額いくらかかるのか?注意すべき点はないのか?詳しく調べてみました。

また、大手キャリアよりも安価にSIMを提供しているMVNO(格安SIM)でも近いプランがいくつかあったので、それもまとめて紹介します!

ソフトバンク「ギガモンスター」

ソフトバンクが発表した「ギガモンスター」に関するリリースは次の通り。

ソフトバンク株式会社は、SoftBankの料金プラン「スマ放題」「スマ放題ライト」で選べるデータ定額サービスとして「データ定額 20GB」(月額6,000円)、「データ定額 30GB」(月額8,000円)を、2016年9月13日より、新規契約または機種変更されるお客さまから順次提供開始します。
20GBで月額6,000円! データ定額に「ギガモンスター」登場! | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ

「ギガモンスター」は月額6,000円で20GB、8,000円で30GBが利用できる、スマ放題とセットでのみ申し込むことができるプランです。9/13から受付開始。


こちらの特設サイトによると余った容量は翌月に繰り越すことができ、3日間での通信速度制御はありません。

テザリングオプションは追加で月1,000円かかりますが、2017年4月までは無料とのこと。
※発表当初は繰り越し可能データ量に制限がありテザリングも有料でしたが、auに対抗して上記仕様に変更された模様

なお、家族でシェアすることはできないようなので、大容量をシェアしたい場合には従来の20GB:16,000円、30GB:22,500円のプランを利用するしかないということになりますね。

▼ ギガモンスターを利用した場合の月々の支払い

ギガモンスターを利用した場合の月々の支払いは、

「スマ放題(2,700円)/スマ放題ライト(1,700円)」+「S!ベーシックパック(300円)」+「ギガモンスター定額料(20GB:6,000円/30GB:8,000円)」となります。

例えば、5分以内通話し放題のスマ放題ライトとギガモンスター20GBを組み合わせた場合だと、
1,700+300+6,000=月額8,000円となる計算になりますね。


2017年5月以降、テザリングを利用する場合はここにプラス1,000円となりますのでご注意を。

au「スーパーデジラ」

KDDI(au)からのリリースは、以下の通り。

KDDI、沖縄セルラーは、2016年9月15日より、大容量データ定額サービス「スーパーデジラ」として、「データ定額20」(月額6,000円)、「データ定額30」(月額8,000円) を提供開始します。
「スーパーデジラ」新登場! 大容量データ定額サービス「データ定額20」、「データ定額30」を追加 | 2016年 | KDDI株式会社

ソフトバンクがギガモンスターを発表した翌日に、速攻で対抗プランを出してきました。


データ容量20GBで月額6,000円、30GBで8,000円、カケホ/スーパーカケホとセットで申し込みが可能なプラン。受付開始は9/15となっています。
詳細についてはこちら

家族でのシェア不可、テザリングオプションは月1,000円だが2017年4月まで無料、余ったデータ容量は翌月へ繰り越し可能とほぼソフトバンクのギガモンスターと同じ。
(正確には、ギガモンスター発表→auが後追いで同様のプラン発表、テザリング2017年4月まで無料かつ繰り越し無制限→ソフトバンクが追随、という流れ)

3日間の通信速度制限については記載がありませんでした。
ただ、大容量を使い切るなら制限があっては話にならないしソフトバンクもそこは無制限を謳っているので、auもおそらく制限はしないものと予想されます。


支払い例についてはソフトバンクと全く同じなので省略します。

「カケホ(2,700円)/スーパーカケホ(1,700円)」+「LTE NET(300円)」+「スーパーデジラ定額料(20GB:6,000円/30GB:8,000円)」ですね。

ドコモ「ウルトラパック」

ドコモについては、現在(2016/9/12)のところ対抗プランの発表はないようです。

それほどユーザーは求めていないプランだと見ているのか、何か他に事情があるのかはわかりませんが。

▼追記(9/13)

ドコモから「ウルトラパック」が発表されました。

家族でデータ量をシェアできる「ウルトラシェアパック50TM」(16,000円/50GB)、「ウルトラシェアパック100TM」(25,000円/100GB)、おひとりでご利用いただくお客さま向けの「ウルトラデータLパックTM」(月額6,000円/20GB)、「ウルトラデータLLパックTM」(月額8,000円/30GB)を2016年9月14日(水曜)より順次提供開始いたします。
報道発表資料 : 「ウルトラパック」の提供開始 | お知らせ | NTTドコモ

月額6,000円で20GB、8,000円で30GB(いずれも家族とのシェア不可)と他社横並びのプランに加えて、家族でデータ通信量をシェアできる50GBで16,000円、さらに100GBで25,000円という思い切ったプランを打ち出してきました。

余ったデータ容量は翌月に繰り越しができ、テザリングには別途月額1,000円が必要なもののソフトバンク、auより約1年長い2018年3月末まで無料とのこと。
こう言っては失礼ですが、よもやドコモがここまで攻めてくるとは思いませんでした。。。

テザリングの無料期間もそうですが、「家族」の範囲に入る人数が多ければ「ウルトラシェアパック」で大幅に料金を節約することもできそうです。

これではソフトバンク、auも黙ってられないと思いますが…果たして追随してくるでしょうか。

MVNO(格安SIM)の20GB以上大容量データプラン

実は、ソフトバンクやauに限らずMVNO(格安SIM)でも20GB以上の大容量データプランを提供しています。

私の知る限り挙げてみましょう。
なお、大容量であっても通信速度低下が前提となっているものは除外しています。

▼DMM mobile 20GBプラン

DMM mobileの最大容量プランは20GB。料金は通話付きの場合5,980円となっています。

他に月額料金はかかりませんが通話料は別なので、月々の支払いは5,980円+通話料(20円/30秒)となりますね。
通話をあまりしない人であれば、こちらの方がソフトバンクやauよりも安くなりそうです。

また、20GB以内であれば使用量による通信制限はありません。

▼FREETEL 20GBプラン

FREETELにも、データ容量が20GBのプランがあります。

通話付きの場合は5,570円で、こちらも通話料は別。
通信制限も20GBの範囲内であればないようです。

▼U-mobile PREMIUM

U-mobile PREMIUMは、U-mobileと私も使っているIIJがコラボしたネット使い放題のサービス。

料金は2,980円で、通話料は別途必要。

高速通信が使い放題でこの料金はとても安く感じますが、以下の注意書きがあります。

お客様の端末環境含む通信設備やネットワークの混雑状況等により、規格上の最大速度に対して実効速度が著しく低下することがあります。また、他のお客様のご利用に影響を与えるような短期間での大容量データの送受信は、公平なサービス提供のため、一時的に通信速度の制限を行うことがあります。

設備に対してユーザーが増えすぎたり、負荷を大きく与えるような連続した大容量のデータ通信については制限される可能性があります。


他でもそうですが、「使い放題」サービスで通信制限無しのものは現時点でありません

大容量のデータ通信を行いたい場合は、容量が決められていて通信制限なしのものか、使い放題だが制限ありのものかを選ぶことになります。
使い放題サービスを申し込む前には、ネット等で評判をよく調べておいた方が良さそう。

▼DTI SIM ネットつかい放題

DTI SIMにも、高速通信の使い放題プランがあります。

音声付きのプランで2,900円+通話料と、U-mobile PREMIUMとほぼ変わらないが少し安い価格設定。

注意書きは以下の通り。

通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるときは、通信速度が一時的に遅くなることがあります。(制御後の速度は上り下りともに200kbps以下)制御は毎日23:00に解除されます。

「通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるとき」がどの程度かによりますが、こればかりは使ってみなければわからないのが実際のところですね…。
前述の通り、ネット上での評判をしっかり選りすぐって判断するしかないでしょう。

DTI SIMプラン

▼b-mobile SIM 高速定額

b-mobile SIM 高速定額も、高速通信し放題で定額を謳っているプラン。

月額2,780円と、前述の2社と同価格帯ですがさらに安い。こちらも通話料は別です。

通信制限としては、以下のような記述がありました。

・インターネットへの接続が一定時間を越えたお客様のご利用回線を、一旦切断させていただく場合があります。
・ 動画再生や連続したデータ通信にはトラフィック制御を設けています。また、時間帯によって大容量ダウンロードや連続
通信に制限をかける場合があります。

b-mobileの高速定額については、私が今(9/12 23:37)調べたところでは動画がまともに見られないなどあまり評判が良くないようです。
※今後の設備増強によって改善する可能性はあります

使ったことがないのでわかりませんが、上記注意書きが書かれているのもPDFファイルだったりでホームページの構成的にも若干の不安が。。。

あとがき

一人で月に20GBも30GBも使う人は少数派かもしれませんが、ヘビーユーザーにとっては高速大容量通信の選択肢が増えるのは喜ばしいこと。もちろんiPhoneでも使えますしね。

格安SIMも含め、メリットとデメリットをしっかり把握した上で自分に合ったプランを選びましょう!

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