2015年6月8日
九州(福岡除く)

Toimisaki wild horse 12

人間に最も関わりの深い動物の1つといってもいいのが、馬。

昔から世界中で移動手段として重宝され、今でも牧場や一部の観光地、あるいは乗馬や競馬などで見ることができます。

ですがそれらの馬は、基本的に人間に飼われ、繁殖されているもの。人間の手が及ばない状態で、野生の姿のままでの馬を見たことがある方はほとんどいないのではないでしょうか。


そんな、ほとんどの人が現存するかどうかさえ知らないであろう「野生の馬」が見られる場所が、宮崎県の南端にある都井岬(といみさき)

「馬に会えるよ」と聞いててっきり仕切られた草原のような場所にいるのかと思っていたのですが、普通にその辺を歩いて道路脇で草を食んでいて本気で驚きました。現代日本にこんなところがあったとは。。。

野生の馬・御崎馬がその辺を闊歩する「都井岬」

都井岬の場所は、太平洋に面した宮崎県の南端。

都井岬灯台に通じる道の途中にゲート(駒止めの門)があり、そこから先が野生の馬(御崎馬/岬馬)の生息地。御崎馬は国の天然記念物でもあります。
ちなみに入場料が車は400円、バイクだと100円かかります。

あまり天気が良くなかったので、入場料を払うときに「この天気でも馬は見られますかね…?」と聞いたら「馬は24時間見られるので大丈夫です」とのこと。


そういうもんなのか、と思い馬が見られる場所はどこかなと車を走らせていると、カーブを曲がったすぐの道路脇に突然馬が3頭!!

……いやあ、本当に驚きました。
「うわあああ!!!」って叫んで急ブレーキかけましたからね。
あまりに驚きすぎて写真を撮り忘れたくらい。

てっきり牧場っぽい柵のある草原にいる様子を想像していたんですが、まさかこんなに普通にその辺を歩いてるとは。
(これから行く方、ゲートを越えたら徐行運転をおすすめします)

しばらく進むと、またも遭遇。

Toimisaki wild horse 2

廃墟っぽいホテルの周りの植え込みで食事中でした。

Toimisaki wild horse 1

灯台やビジターセンター、神社といった施設も

御崎馬や都井岬の写真や資料が展示してある、都井岬ビジターセンター。

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この日は残念ながら休館日…ってあれ?休館日は月曜で今日は日曜のはずだけど。まあいいか。

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都井岬灯台に向かうつもりが、間違えてたどりついた御崎神社。
せっかくだからお参りしようと向かった先には、背丈よりもはるかに小さい鳥居が。
これが神社かよ!と思っていたのですが、後で調べたらここから上ったところに本殿があるっぽい。どうりで。

Toimisaki wild horse 5

さらに、都井岬灯台は午後4:30を過ぎていたため既に閉鎖されていました。残念。。。

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灯台に入れず天気もイマイチでしたが、眺めは良かったです。

Toimisaki wild horse 7

他には、途中に宿泊施設や食事ができそうな場所もちらほらありました。

よそではまず見られない、馬と共にある場所。ドライブも楽しい。

灯台からの帰り道も、当たり前のように馬さんウロウロ。ゲート内の全範囲が御崎馬の生息範囲っぽい。

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これだけ手が届くほど間近に、馬を見られるところはそうそうないでしょう。
(もちろん、実際に手を触れたり大きな音で驚かせたりはしないでくださいね)

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食事処へ続く道にも。頭をつっこんで食事中。

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ちょっと渋い色のヤツ。競走馬(サラブレッド)よりもどこか穏やかな表情をしているように見えるのは気のせいでしょうか。

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どの馬も車や私のことなどほとんど気にかけず、マイペースで草を食べて去っていきます。

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最後に大集団に遭遇。この風雨の中、草を食べるでもなく何をやっているんでしょうか。

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温めあってるにしては距離があるし、食事もしてないし、何かコミュニケーションを取ってる風でもない。
ただただ立ち尽くしている馬たち。

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最後まで謎のままでした。シュールだけど面白い。

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もっとガッツリ野生馬とたわむれることもできる!

私が行ったときは時間がなく天気も悪かったので断念しましたが、もっとガッツリと野生馬と触れ合うこともできるようです。Flickrに上がっている写真の一部を紹介。

躍動感あふれるこんな写真撮りたい!

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DSC_5108.jpg / koji1106

なんだかコミカルなこんな写真も撮りたい!

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DSC_5001.jpg / koji1106

あとがき

「野生の馬」という存在が日本に残っているとは、そしてその野生馬と触れ合う場所が宮崎にあるとは全然知りませんでした。

宮崎を、九州をドライブするならぜひ行ってみてほしい場所です。ここでしかできない体験ができますよ!


この記事は、思わず旅立ちたくなるような日本の美しさを伝えていくWebメディア「Japan Beautiful(ジャパンビューティフル)」さんとのコラボでお送りしています。

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