2014年12月9日
ネタ

Doubtful networkbusiness persuasion title
100_0818 / misawakatsutoshi

世の中には、人を騙して儲ける商売というものも残念ながら存在します。

その1つが、ネットワークビジネスと呼ばれるもの。いわゆるマルチ商法(連鎖販売取引、MLM)であり、言い方を変えれば商品が介在するタイプのねずみ講です。

簡単に言うと、以下のような感じ。
・人を勧誘して仲間(≒子ネズミ)に引き入れれば、報酬および引き入れた人の稼ぎの何割かが得られる
・そうやって積極的に勧誘し、ピラミッド階層型の組織を形成する。一番儲かるのはもちろんそのビジネスを始めたピラミッドの頂点の人
・無限に人が増えるわけはないので、当然ピラミッドの下層は搾取されるばかりで儲からない


残念なことにある程度の規模で広がっているようで、例えば渋谷のルノアールなんかに行くとかなり高い確率でそれ系の勧誘や打ち合わせ場面に遭遇します。
※ルノアールでは「マルチお断り」の看板を掲げていたりもするのですが、見た目でわかるはずもなく。。。

何度か勧誘らしきものもされたことがありますし、そういった話を伝え聞いたことも。

マニュアルでもあるのか、その中でも似通ったパターンがよくあるっぽい。
そこで今回は、こういうことを言われたら疑った方がいいかもしれない勧誘パターンを私の知る限り挙げてみようと思います。

「金持ち父さん貧乏父さん」

ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」が、一部マルチ組織のバイブルのような存在となっているようです。あえてリンクは貼りませんが。

この本の内容は「金持ちと貧乏人の違いは何か」「会社での労働で得る給与収入では金持ちになれない」「不動産などへの投資でお金にも働いてもらい不労所得を得よう」みたいな感じ。
(ロバート氏は結局資産ではなく印税で儲けてる、という話もありますが。。。)

中身でマルチに触れているわけではないのですが、金儲けをしたい人に「金持ちになれる方法を知りたくないか?」みたいなことを手っ取り早く伝えるのに適しているのかもしれません。


女の子に突然カフェに誘われ、ウキウキしながら向かったらこの本を勧められて「あっ…(察し)」となったのは懐かしい思い出です

キャッシュフロークワドラント

ロバート氏が考えたとされるお金について学ぶゲーム「キャッシュフロークワドラント」。

数年前まだmixiが流行っていた頃、よく「キャッシュフローゲームやりましょう!」みたいなイベントが関係ないサークルにたくさん立っていたのですが、これらもマルチな方達の勧誘の温床となっています。

「面白いゲームがあるんだ」とこのキャッシュフローゲームの会に誘い出すパターンもあるようです。

特に大した関係でもないのに突然サシで会いたがる

仲良くなりたい異性だったり、最初から意気投合した人であればまだしも、チラッと名刺交換や挨拶した程度なのにも関わらず二人で会おうとするのはかなり疑わしいといえます。

最初は他愛もない雑談をしておいて、しばらくするとビジネスの話をはじめるかも。。。

「お世話になってる人」「尊敬してる人」を連れてくる、もしくは会わせたがる

ネットワークビジネスでは、何はなくとも”子ネズミ”を引き入れないことには自分が儲かりません。なので知り合いのめぼしい人を見つけては声をかけ勧誘しようとします。

ただ、当然ながら誰もが勧誘トークに長けているわけではありません。
なので、組織内にいる勧誘が得意なメンバーを「お世話になってる人」「尊敬してる人」などといって連れてきて、うまい金儲けの話をちらつかせながらなんとか引き入れようとするのです。

即物的なキーワードをちらつかせる

不労所得、あなたも月収◯◯◯万円、金持ちになる方法、自由を手に入れる、セミリタイアなどなど、特に今お金に困っていたり仕事が飯を食う手段オンリーになっているような人がふらふらとついていってしまいそうな、即物的なキーワードをちらつかせて勧誘してきます。

実際にそのビジネスを始めた人は多くの”子ネズミ”の屍の上で豪勢な生活を享受しているかもしれませんが、下層たるあなた方は基本的に搾取されるだけです。万が一儲かったとしても、それは多くの親戚、友人、知り合い、その他多くの人から搾取して得たお金。

それでいいんですか?目を覚ましてください。

……経験が足りなかった

ここまで書いて、意外とネタがないことに気付きました。

潜入でもしておけばよかったのでしょうが(よくはない)、明らかな勧誘に乗るのもアレなのでさっさと連絡断ったんですよね…。
なので上記は序盤も序盤、勧誘のとっかかり部分のところだけの話です。

「こういう勧誘もあった!」などあれば追記するのでコメントいただければ幸いです。

ソーシャルで儲けよう系セミナー屋、情報商材屋のパターンもあるよね

ちなみに、最近ネット上でよく見かける情報商材屋(与沢某が有名)、SNSで儲けようとするセミナー屋さんも「人間関係をカネに変えようとする」という意味では同じですね。

これまでウォッチしてきた中で見られる特徴としては、

・月◯◯万円、日に◯万円稼げる方法をなぜか無料で教えてくれる
 →自分だけでやってれば儲かるのに、それを広めてくれるなんておかしいとは思わんかね。勧誘した方が儲かるビジネスだからそうしてるんですよ。

・FBコメント等で気持ち悪くなるくらい身内でめっちゃ褒め合う
 →「◯◯さん、いい感じですね!」「成功への一歩を踏み出しましたね!」みたいなスカスカの褒め合いコメント多数。

・やたらと「ご縁」を強調。決まり文句「この出会いに感謝」
 →人の縁に感謝するのは素晴らしいことだと思うのですが、こういう輩のせいで安っぽい言葉になってしまった。どうしてくれる。

・tsuにやたらと勧誘してくる←NEW!!
 →与沢某氏をはじめこういう系統の方たちは、ねずみ講まがいのピラミッド構造をそのままSNSに持ってきたサービス「tsu」にやっぱり飛びついてる模様。やたらとFacebookやTwitterに勧誘の投稿ばかりをしている人との関係は考え直した方がいいかもしれません。あなたとの関係を金に変えようとしているわけですから。

ネットワークビジネス、マルチ商法関連の記事

他にもネット上に多くの体験談、対策サイトなどがあります。
こちらもご参考に。

人間関係のしがらみを利用し、危機感、不安感を煽りながら言葉巧みに近づき、あなたの”夢”や”将来の希望”をエサに、口コミと称して消費者を販売員に取り込んでいく”マルチ商法”。
そこには、被害者が加害者にも容易になり得る危険性をはらんでいます。
マルチ商法・ネットワークビジネス問題対策の広場より)

貸し会議室でキャッシュフローゲームというゲームをするらしい。

そして、そのゲームの説明で出ました「金持ち父さん貧乏父さん」のくだり。

俺のアンテナは間違っていなかった。そう、ネットワークビジネスいわゆるマルチ商法への勧誘のステップのひとつである。
マルチ商法にひっかかったフリを2ヶ月ほど続けてみた。 | 副業Webデザイナーの書より)

自分も20代前半にネットワークビジネスに誘われ、20人程の飲み会に何度か参加したこともあります。
参加したことのある人はわかると思うけど、あの異様なテンションです。
すでに少しお金を儲けている人を崇め奉り、信仰するかのようなあの空気感。
そして現代の社会システムに対する不満と夢や希望を語るあの会です。
ネットワークビジネスを始める前に考えて欲しいこと。より)

成功のイメージとして、世間で認知されている有名人とのツーショットを見せびらかすというのを多くの人がやります。で、そういう写真どうやって取るのかも教えてくれるのですが、当時はセミナーズというセミナーさーびすがあって、そこに参加するような人はサービスが良く、講演後にツーショットの写真を取らせて下さいというと喜んで撮らせてくれる。
私がマルチ商法に取り込まれそうになった時の話より)

ここでこの一連の事件を通じて気づいたことを書くが、「A先輩には悪いことをしているという実感がない」ということ。
(中略)
むしろいいことをしているという気分になっていると思われる。A先輩はすでに「会員になって福利厚生を広めるのが自分の使命なんだ」と洗脳されている。
(中略)
さらには、異様なほどに幹部の人を尊敬しているのも、組織が持つピラミッド構造の影響。そう考えればすべてのつじつまが合う。これらは一種の新興宗教のようにも思えて、非常に気持ちが悪いと思った。
久しぶりに先輩に会ったらマルチ商法の勧誘員になっていた。より)

あとがき

この記事を読んで、一人でもこういう怪しいビジネスにひっかかる人が少なくなれば本望でございます。

人間関係をぶっ壊し、友達をなくしてまで稼ぎたいですか?そもそもそれ、本当に稼げますか?
よく考えて、くれぐれもご用心を。

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