2014年12月3日
MVNO(格安SIM)

Simfree iphone6 mvno matome title

SoftBankからMVNO(格安SIM業者)のIIJmioにMNPして、2ヶ月ほど過ぎました。特に困ったところはなく快適で、今後は3大キャリアと契約することなくSIMフリー端末とSIMカード(≒回線契約)の組み合わせを自由に選びながら運用していくことができそうです。

当ブログでは私自身の指向で基本的にはMVNOバンザイなスタンスで書いてきましたが、やはり誰もが移るべきかというとそういうわけではなく、注意すべきポイントもあります。

今回は、料金の安さを含めたMVNOに移るメリットおよび注意点をまとめました!

MVNOでスマートフォンを運用するメリット

Comparison between iphone6 and 5s 1

まずは、3大キャリアからMVNOに移ることによって得られるメリットから。

▼料金

やっぱり1つ目のメリットは、料金ですよね。
横並びで特にデータ通信料が高い3大キャリアに比べ、トータルでかなり安い価格で運用することができます。

iPhone 6で試算してみた場合、以下のような計算に。
月にかなり有料通話をする人でない限りは、MVNOで利用する方が安いという結果となりました。

データ通信が2GBの場合でソフトバンクとIIJmioを比べてみると、通話料が2年間で49,800円かからない限りはIIJmioの方が安いという結果に。
(中略)
2年間で49,800円ということは、1ヶ月あたり2,075円。IIJmioでは21.6円/30秒なので、月あたり48分以上の有料通話をしないのであればそちらが安いということになりますね。
なぜSoftBankからドコモ・auでなくMVNO(格安SIM)にMNP転出しようと思ったか、3つの理由より)

私の場合はSoftBank版iPhone 5sの契約途中だったのですが、計算してみたところ契約解除料を払って移ってもそれほど変わらないか若干安いくらいだったので、MNPすることにしました。

けっこう通話する方だからやっぱりMVNOはやめた方がいいよね、という方には、「通話用ガラケー+データ通信用SIMフリーiPhone&MVNO」という選択肢もあります。

▼柔軟性(縛り・プラン変更)

3大キャリアにおいては、基本的に契約は2年縛りで途中で解除すると約1万円の解除料がかかってしまいます。
しかも、ほとんどの場合放置しておくと自動継続で次の2年契約に突入となり、解約できる期間がちょうど境目の1ヶ月しかないという極悪さ。(この仕様は本当に納得いかん…)


MVNOにおいては、会社によりますがそれよりはかなり契約はゆるいです。

例えば私が利用しているIIJmioの場合、データ通信のみのプランなら解除料は不要。電話番号つきのプランの場合だと(12ヶ月ー利用月数)×1,000円。
つまり、最大12,000円の解除料は利用すればするほど下がり、1年以上利用すれば不要ということですね。

多くの会社がこの方式を採用しているようです。

例えば毎年新しいiPhoneを手に入れたい場合でも2年契約がネックになったりしますが、MVNOであればその心配はありませんね。


また、プラン変更の柔軟さもMVNOの特長の1つ。

IIJmioを含む多くのところで、手数料なしのプラン変更が可能。
つまり、「今月あまり使わなかったから来月はデータ容量の少ないプランにして節約しよう」といったことが簡単にできるのです。

但し、楽天モバイルなど一部ではプラン変更が不可のところもあるので、契約前に確認しておきましょう。
※追記:楽天モバイルは、2014/12よりプラン変更可能になったようです

▼多くのプランや会社から選べる

ほぼ横並びのサービスで違いを探すほうが難しいほどの3大キャリアに比べ、MVNOのサービスは多種多様。

データ容量は1GBから無制限のところまでありますし、料金もまちまち。最近のiPhoneを中心としたSIMフリー端末の盛り上がりに合わせ、各社が容量アップや料金値下げなどでしのぎを削っています。

「何も考えずに、料金が高くなったとしても今までと同じものを使いたい」という人ならまだしも、「自分に合ったプランでなるべく安く快適なものを選びたい」のであればMVNOという選択肢はかなり有力だと個人的には思います。

注意すべきポイント

ここまでMVNOがおすすめな理由を述べてきましたが、それは裏を返せばこれまでのキャリアの方式とは違う面が多々あるということで、特にあまりスマートフォンやSIMに詳しくない人には注意すべきポイントがいくつかあります。

▼キャリアメールが使えない

わかりやすい注意点としては、@docomo.ne.jpなどといったキャリアメールが使えないことが挙げられます。

最近ではLINEやFBメッセンジャーなどの普及で以前ほどの重要度はないと思いますが、まだ連絡手段として使っているという人はご注意を。

私もi.softbank.jpで連絡を取っていた人が数人いたのですが、その友人たちにはLINEのIDとgmailのアドレスを教えてMNPを強行しました。

▼初期費用の高さ(SIMフリー端末が別途必要)

3大キャリアでは、ほとんどの場合端末代金を分割払いにし、2年縛りとなる代わりに初期費用がかからず割引を受けられるという形を取っています。

それに対しMVNOのSIMを利用する場合、別途SIMフリー端末が必要。iPhoneだと6の16GBでも75,800円というなかなかの大金(2014/12/1現在。円安で値上がり)。
トータルで安くなるとしても、最初にこれだけのお金が必要となるとちょっと厳しいな…と思う方もいることでしょう。
※一部、SIMフリー端末をセット販売しているMVNOもあります


ちなみに、iPhoneにこだわらないのであれば、エクスパンシス(EXPANSYS)Amazonなどで安いSIMフリー端末を探すという手もあります。

▼知識が若干必要になる場合も。相性が悪い組み合わせに注意

端末とSIM契約のセット販売をしている3キャリアと違い、MVNOの場合はスマートフォンとSIMをそれぞれ別に購入して自分で設定する場合が多い。

ほとんどの場合は問題なく設定できますし、ググれば大抵解決策は載っていたりするのですが、あまりにネットやスマートフォンなどに疎い方だと難しかったりするかもしれません。


困るのが、特に相性の悪いスマートフォンとMVNOの組み合わせがあるということ。ちょっと難易度の高い設定が必要だったり、レアケースながら最悪使えない場合もあったりします。。。

MVNO導入時には、各社が発表している「対応端末」を確認したり、ブログ等での情報収集をしておくのが無難です。

▼公称値を鵜呑みにできない

Procedure iijmio sim iphone6 11

3大キャリアは長年運営していることもあり、一部つながりにくい地域や時間帯はあるにせよ基本的には安定した通信・通話品質を保っています。

それに対しMVNOは主にdocomoの通信網の限られた部分を借りて運用しているため、例えばユーザーが一気に増えた場合などに設備増強が追いつかず、通信品質が大きく低下する場合があります。

例えば、最近データ容量無制限プランを出したU-mobileですが、ユーザーの増加に追いつかずかなり通信速度が低下している模様。

それに対し同じ無制限を売りにしているぷららLTEでは、周りの評判を聞く限りではU-mobileほどの速度低下は起きていない……という情報だったのですが、U-mobileが設備増強しぷららは逆にユーザー増加が著しくやや速度が遅くなっているという話もあったり。状況は日々変わっているようです。

こればかりは公式ページを見ていてもわからないので、利用者の評判を調べつつ判断するしかないですね。

あとがき

以上、これからdocomo・au・SoftBankとMVNO各社を天秤にかけて考えようという方はこの記事も参考に選んでみてください!

なお、現時点(2014/12/1)で個人的におすすめのMVNOは以下の記事にまとめてあります。

とりあえずよくわかんないからメモっときたい、という人は以下のまとめをブックマークでもしておくと良いかと。

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