2014年10月22日
Webサービス

Eventon title

私もよくお世話になっている福岡のコワーキングスペース「ヨカラボ天神」を運営するオリノスさんが、新たにイベント管理ツール「Eventon(イベントン)」というサービスをリリースしたとのことなので、さっそくチェックしてみました。

イベントを実際によく開催している会社が作っているだけあり、主催者にやさしい便利機能を多く搭載。
他のサービスに比べ有料イベントの手数料が安く(参加費無料イベントはもちろん料金不要)、参加者への連絡から当日の受付までEventonだけで完結できます。

よくイベントを主催される方におすすめしたいサービスです!

イベント主催時の面倒なところや、これまでの管理ツールの問題点

イベントン – 主催者にやさしいイベント支援ツール

イベントを主催した場合によく困るポイントであったり、これまでのイベント管理サービスの問題点としては、例えば以下のようなものがあります。

・ドタキャンする参加者がいて困る

 →有料イベントなら不足分を参加してくれた人に負わせるのも申し訳ないですし、かといって主催者の手出しになってしまうのも辛い。無料イベントであっても、せっかく大きな会場を借りたのに全然埋まらない…なんてよくある話です。

・参加者多数のイベントでの受付がたいへん

 →名簿を印刷して、来る人それぞれに名前やハンドルネームを聞いて、探してチェックを入れて…なんてことをしてるうちに、受付に長蛇の列なんて状態になってしまったり。

・参加者のグループ別、個別の管理が煩雑

 →例えば男女別に料金を変えたり、個別にメッセージを送ったり、常連の方には割引をしたり…といった管理をしだすととても大変。イベント管理ツールだけでそこを完結するのは難しい。

・手数料が高い。固定手数料があるので少額のイベントを開催しづらい

 →これまでのイベント管理ツール(例えばPeatix、Doorkeeper、Zusaarなど)では、1注文ごとに固定の手数料がかかったり、Paypalを利用することで二重に手数料を取られたりで、手元に入ってくる金額がだいぶ差し引かれてしまいます。


こういったイベント主催者の悩みを解決してくれるのが「Eventon(イベントン)」です。

主催者にやさしいイベント支援サービス「Eventon(イベントン)」

Eventonのトップページに掲載されている主な機能を挙げてみましょう。

▼参加者はSNSアカウントで利用可能

もはやイベント管理ツールに必須の機能といっていいでしょう。

Eventonでは、よくあるTwitterやFacebookに加えGoogleアカウントでも認証が可能なようです。もちろんメールアドレスでも可。

▼主催者向け管理機能が充実

運営会社さんのイベント開催経験を活かし、主催者向けの管理機能が豊富に揃っています。

例えば参加者への一括/個別メッセージ、過去イベントのコピー、参加者ごとの参加費変更などなど。

▼当日の参加受付機能

もう名簿を印刷して目視チェックは必要なし。

参加者はスマートフォンでQRコードを表示させ、受付ではそれを読み込むだけです。

QRコードさえ読める端末であればiOS/Android問わず受付可能。大規模イベントで複数人で受付する際も、データは管理システムに集約されるので問題ありません。

▼悪質な参加者をブロック

例えば何かの勉強会をよく主催していたりすると、参加するメンバーも似たような感じになりがち。
つまり、無断キャンセルをするメンバーもいつも同じということです。

そういった参加者をブロックする機能も、Eventonにはあります。

▼クレジットカードによる事前決済

有料イベントで一番痛いドタキャンを防ぐために有効な、前払いによるクレジットカード決済。

いくつかのサービスでは既に取り入れているところもありますが、注文(1参加者)ごとに固定の手数料がかかったりで多めに差し引かれてしまうのがネックでした。

Eventonでは手数料3.9%固定なので、少額イベントも開催しやすくなっています。
また、有料イベントであっても会場払いや銀行振り込みであれば手数料は無料なのも嬉しいポイント。

▼参加者のみに会場を通知可

微妙な知り合いが飛び込みでやってきてなにげに困る…なんてことを防ぐために、参加者のみに会場を通知することができます。

▼割引クーポン発行可

例えば常連さんであったり、特定の知り合いのみこっそり安くしたい場合には、割引クーポンを発行することも可能。

▼複数の料金設定可

男女別での料金設定、子供料金など、参加者の属性によって複数の参加費を設定できます。

他サービスとカード事前決済時の手数料を実際に比べてみた

主催者によって様々な視点があるとは思いますが、その中でも最も気になるポイントの1つが手数料でしょう。

特に大規模なイベントであればあるほどそうですし、それを重要な収入源の1つとして考えている人ならなおさらのこと。

というわけで、実際にクレジットカード前払いでイベントを開催した場合の、他サービスと手数料の差を比較してみましょう。
※Zusaarは「新規イベントで前払い機能は利用できなくなった」とのことなので除外

【例】

①参加者30人のイベントで、一人3,000円徴収した場合

②参加者30人、一人10,000円

③参加者100人、一人1,000円

▼Peatixの場合(手数料:2.9%+1注文あたり70円)

①(3,000×2.9%+70)×30=4,710円

②(10,000×2.9%+70)×30=10,800円

③(1,000×2.9%+70)×100=9,900円

▼Doorkeeperの場合(手数料:PayPal手数料(3.6%+1注文あたり40円)+Doorkeeper手数料(1注文あたり105円))


(3,000×3.6%+40)×30=4,440円 ※PayPal手数料
105×30=3,150円 ※Doorkeeper手数料
4,440+3,150=7,590円(合計)


(10,000×3.6%+40)×30=12,000円 ※PayPal手数料
105×30=3,150円 ※Doorkeeper手数料
12,000+3,150=15,150円(合計)


(1,000×3.6%+40)×100=7,600円 ※PayPal手数料
105×100=10,500円 ※Doorkeeper手数料
7,600+10,500=18,100円(合計)

▼Eventonの場合

①3,000×30×3.9%=3,510円

②10,000×30×3.9%=11,700円

③1,000×100×3.9%=3,900円



というわけで、参加費の高い②のパターンでPeatixの方が若干安くはなったものの、それ以外ではすべてEventonが安いという結果になりました。
(というかDoorkeeperはPaypalの手数料との合算なので相当高い。。。)

具体的に言うと、参加費の1%>70円となるイベントだとPeatixの方が安く、それ以外だとEventonが安くなります。

つまり、参加費7000円未満のイベントならEventonの方が手数料が安い計算になりますね。

また、Peatixだと有料イベントはカード/コンビニ/ATM決済しか選べない(≒必ず手数料がかかる)ところ、Eventonでは会場払い・銀行振り込みが選べてしかもその場合は無料で使えます。

あとがき

イベント管理ツールとしては後発のサービスですから、今利用しているものに比べて優れた点がなければ使う理由はないわけですが、その「使う理由」を十分に備えたツールなのはここまで挙げたポイントからいっても間違いないかと。

ちょっとした飲み会から大規模イベントまで、主催者の方はおぼえておいて損はないサービスだと思いますよ!

イベントン – 主催者にやさしいイベント支援ツール

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