2014年7月15日
地方ネタ

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Hayakaken card! / kalleboo

全国各地、鉄道会社によっても様々な種類がある交通系のICカード。

代表的なところで言うと、首都圏ならSuicaやPASMO、関西ならICOCAがあります。


では九州ではどうかと言うと、Suicaなど全国のICカードとの相互利用ができるカードとしては「SUGOCA(スゴカ)」「nimoca(ニモカ)」「はやかけん」という3つがあります。
(福岡以外の各県でもICカードを発行しているが、県内のみで他カードとの相互利用は不可)

では、これら3枚のカードはそれぞれどう違うのでしょうか。
他県民には特にわかりにくいこの違いを、比較しつつご紹介していきたいと思います。

SUGOCA(スゴカ)

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JR博多シティ開業記念SUGOCA / くーさん

SUGOCA(スゴカ)は、JR九州が発行しているICカード。

SUGOCAとはSmart Urban GOing CArd の略称であり、「凄い」を意味する肥筑方言「凄か」にかけた名称でもある。CMなどでは「スッ!とゴー!でSUGOCA」といった表現も使われている。
SUGOCA – Wikipedia)より

Smart Urban Going Cardの略だったとは。(たぶん後付け)


JR乗車時、特急券購入時に加え、ショッピングでも0.5%のポイントが貯まる仕組み。

JR九州のクレジットカード「JQ CARD」でのみオートチャージが可能で、SUGOCAと一体型のクレカもあります。
※オートチャージが作動するのはSUGOCAエリア内のみ

▼ポイントの貯まり方

・JR九州の在来線普通列車・快速列車をSUGOCAで直接利用した場合に、自動改札機で引き去った運賃の1%分のポイント(100円につき1ポイント)を付与。

・SUGOCAエリア内着となる自由席特急券を、SUGOCA対応券売機にてSUGOCA決済で購入した場合は、特急料金の5%分のポイント(20円につき1ポイント)を付与。

・唐津線・筑肥線と福岡市地下鉄をSUGOCAで直通利用した場合には、福岡市地下鉄の乗車区間にかかわらず、JR線運賃分のSUGOCAポイントと別に10ポイントを付与(ポイントアップサービス)。

・SUGOCA加盟店等でのショッピングやサービス料金等の決済にSUGOCAを利用した場合に、おおむね支払金額の0.5%のポイント(200円につき1ポイント)を付与。

▼デポジット

500円

▼提携クレジットカード、オートチャージ

JQ CARDでオートチャージ設定可、SUGOCAと一体型のカードもあり

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nimoca(ニモカ)

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nimoca @ tenjin / kobakou

nimoca(ニモカ)は、福岡を中心にバスや鉄道を運営している西鉄が導入しているICカード。

名称の由来は、Nice Money Card の略(NiはNishitetsuのNiを兼ねている)と「バスにも、電車にも、買物にも、いろいろ使えるオールラウンドなカード」という意味が込められている。
nimoca – Wikipediaより)

ナイスマネーカード……。


福岡に広く展開している西鉄電車、西鉄バスやタクシーの他、通常利用でも0.5%のポイントがつく。

オートチャージは提携する一体型クレジットカードで可能。
※但し、作動するのは西鉄の交通機関のみ

▼ポイントの貯まり方

『カードポイント】
・電車 – 月の乗車回数によって付与率が異なる。20回までの分が運賃引落額の1%、21~40回までの分が2%、41回以上の分は3%。
・バス – 付与率は西鉄バス・まどか号・JR九州バス・熊本市電[25]は運賃引落額の2%、昭和バスは運賃引落額の5%。これに加え、当月利用金額が2,000円毎にボーナスポイントがつく。ただし、対象金額は10,000円ごとにリセットされる。
・タクシー – 久留米市内の西鉄タクシー(久留米西鉄タクシー)のみ。利用総額・回数などに関係なく100円ごとに3ポイントがつく。ボーナスポイントはない。

【センターポイント】
・加盟店ポイント(スターnimoca・クレジットnimoca・JMB nimoca・arecore nimoca・ALL IN ONE nimocaのみ) – 対象外店舗を除き、基本的に税抜200円毎に1ポイント。ただし、西鉄グランドホテルとソラリア西鉄ホテル、フタタおよびベスト電器店舗では100円毎に、西鉄エム・テック博多北工場では300円毎に1ポイント。
・クレジットポイント(クレジットnimoca・JMB nimoca・arecore nimoca・ALL IN ONE nimocaのみ) – クレジット利用1,000円毎に3ポイント。オートチャージ利用分も対象になる。

▼デポジット

500円

▼提携クレジットカード、オートチャージ

以下のnimoca一体型クレジットカード全てでオートチャージが設定可能。

・クレジットnimoca(セゾン、三井住友、JCB、Nicos)

・JMB nimoca(JAL提携カード)
 →JALマイレージバンク、JAL ICサービスの機能が付帯。

・arecore nimoca(福岡銀行提携カード)
 →福岡銀行のキャッシュカード機能が付帯。

・ALL IN ONE nimoca(西日本シティ銀行提携カード)
 →西日本シティ銀行のキャッシュカード機能が付帯。

はやかけん

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Hayakaken card! / kalleboo

はやかけん」は、福岡市営地下鉄を運営する福岡市交通局が発行しているICカード。

名前の由来はというと、

は=速くて や=優しくて(環境や人に) か=快適な けん=券(カード) であることを、「速いから」という意味の博多弁「速かけん」にかけた名称であると発表している。
はやかけん – Wikipedia

一文字ずつに意味があったとは知らなんだ…。


福岡市営地下鉄の乗車金額に応じてポイントが貯まるので、通勤や市内の移動でよく地下鉄を使うという方には便利なカード。但し、ショッピングではポイントは貯まりません。

また、3つのカードの中では最も範囲が狭いです。「空港線」「箱崎線」「七隈線」の3路線しかありませんからね…。

また提携するクレジットカードがなく、したがってオートチャージ機能もありません。
地下鉄の券売機でクレジットカードによるチャージは可能。

▼ポイントの貯まり方

・基本ポイント – 一律に「1か月間の地下鉄乗車料金額×2%」分のポイントを付与する。
 ・1か月間の地下鉄乗車料金額が12,000円を超えたときは、12,000円分のポイント(240ポイント)を上限とする。
・ボーナスポイント – 1か月間の地下鉄乗車料金額に応じて以下のポイントを追加して付与する。
 ・1,000円以上3,000円未満 – 50ポイント
 ・3,000円以上5,000円未満 – 200ポイント
 ・5,000円以上8,000円未満 – 350ポイント
 ・8,000円以上10,000円未満 – 600ポイント
 ・10,000円以上 – 800ポイント

▼デポジット

500円

▼提携クレジットカード、オートチャージ

なし

いずれも主要全国ICカードとの相互利用可能。どれを選ぶ?

最初に書いた通り。上記の3つはいずれもSuica、PASMO、ICOCA、PiTaPa、TOICA、manaca、Kitacaといった全国の主要ICカードとの相互利用が可能。

その点に差はなく、結局は自分が最もよく使う交通機関のものを選べばよいかと思います。


チャージするのがいちいち面倒な方は、SUGOCAかnimocaのクレジット機能つきカードが便利ですね。

但し、オートチャージはそのカードを発行している会社の交通機関でしか働かない(例えばSUGOCAやnimocaのオートチャージは、Suicaエリアでは使えない)ことに注意しましょう。

あとがき

九州にICカードいろいろあるけど、どれ使えばいいかわからない…という方は、以上を参考に選んでみてください!

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