2014年4月17日
仕事術・就職

Advice to freshers title
Super Opening Live / Dick Thomas Johnson

4月に入社した新社会人は、現在おそらく新入社員研修の真っ只中の方がほとんどでしょう。
私も9年ほど前、名刺交換やら電話応対といったマナー研修、Javaなどの技術研修を受けていたことを懐かしく思い出します。

それから途中転職をしたりしつつ6年半ほど会社員をし、その後退職・独立をしたのは以前記事にした通り。
(参考記事→俺はサラリーマンをやめるぞ!ジョジョーッ!!


その6年半の短い会社員生活の中で、いろいろな人に会い、様々なことを考えました。
退職してから始めて見えてきたことも多くあります。

そこで今回は、私がこれまでの経験からどういうことを考えて仕事をしていくと良いと考えているか、7つにまとめてみました。

目次

① 自分が鶏口になりたいのか、牛後になりたいのか見極めよ

② 市場での評価と会社での評価は分けて考えろ

③ 先輩や上司、他人のアドバイスは「話半分」で聞け

④ 努力や消費時間を誇るな

⑤ 時が経てばほとんどの人が丸くなる。良くも悪くも

⑥ ある程度の貯金はしておけ、身軽になるために

⑦ 動き始めるのに遅すぎることはない

① 自分が鶏口になりたいのか、牛後になりたいのか見極めよ

「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」という言葉があります。

意味は以下の通り。

鶏口牛後とは、大きな集団の中で尻にいて使われるよりも、小さな集団であっても長となるほうがよいということ。
鶏口牛後 – 故事ことわざ辞典より)

ですが実際の話、だれもが小さな集団であっても長になるべきというわけではなく、鶏口よりも牛後の方が合っている人というのも確実に存在します。

仕事はお金を得る手段として割り切り、家庭を守ることや趣味に没頭する人。
安定した収入を得ながら、充実した設備で研究開発に打ち込みたい人、などなど。

一方で、組織に属していると無駄だと感じる仕事、煩わしい人間関係、思うように上がらない評価など、自分の力では如何ともしがたい雑事もまた多くなります。


その点で、独立・起業すれば自分で仕事を選べます。したくないことはしないという選択が可能。
うまく起動に乗れば、収入だって会社員では考えられないくらいの幅でアップするでしょう。

その分、仕事は自分で創り出すなり取ってくるなりしないとありませんし、収入が大きく下がるリスクも会社員時代よりずっと高くなるでしょう。


いずれにしても、「鶏口」タイプの人が会社で燻ったり、「牛後」タイプの人が退職してワープア状態になるのは不幸なこと。
自分がどちらなのかを仕事しながら見極め、その後のキャリアプランを考えてみることをすすめます。

② 市場での評価と会社での評価は分けて考えろ

毎日が家と仕事場の往復になってくると会社が生活の大部分になってしまい、家庭を除けばそこで評価を受けることが全てだと勘違いしてしまいがち。

もちろん会社で評価されることは重要ですが、それと市場における評価は(ときに全く)異なります。
会社での評価ばかりを気にして仕事をした結果、市場では評価しづらい人材となってしまい、いざ転職をしようと思ったり、会社が傾いたときに路頭に迷う。よくある話です。


どこに行っても生きていける技術、人脈、処世術を身につけることで、リストラに怯えたり給与交渉で強く出られなかったり、ということがなくなってきます。
いざとなれば転職でも何でもすればいいわけですからね。

結果として、会社での仕事のクオリティも給料もアップすることでしょう。

③ 先輩や上司、他人のアドバイスは「話半分」で聞け

先輩や上司も人間です。
先に入社しいろいろ経験をしているとは思いますが、必ずしも優れているとは限りません。
先に生まれた/入社したというだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

一方で、人生や会社での経験、知識など自分にはないものを何かしら持っているであろうこともまた事実。


先輩や上司の言うことを鵜呑みにしない。「この人はすごい!」という人が現れても、決して”信者”にはならない。
かといって全否定するわけでもなく、良い部分は取り入れて自分のものにする。

そういったバランス感覚を身につけるのはとても重要なことです。


もちろん、この記事も「他人のアドバイス」ですから、話半分で読んでくださいね。
自分に当てはまりそうなとこだけいいとこ取りしていってください。

④ 努力や消費時間を誇るな

仕事が忙しくなってくると、「睡眠◯時間で頑張った」「残業△時間超えた」「仕事をいくつも抱えて頑張った」などと努力や使った時間を誇る奴が必ず現れます。

でもこれ、傷を舐め合う以上の意味はほぼ無いんですよね。
経営者や個人事業者が成果も出さずこんなこと言ってるのを想像すれば、すぐに食いっぱぐれるのがわかると思います。


重労働をグチりたくなる気持ちはわかりますが、そこに何の成長も生産性もないのは認識しておくべきでしょう。
仕事のやり方を変えるなり、環境を変えるなりして改善していくほかありません。

結果があってこそのプロセスです。評価に値する結果が出ていないのにプロセスを誇るのはナンセンスだと心得ましょう。

⑤ 時が経てばほとんどの人が丸くなる。良くも悪くも

とりあえず就職してなんとなく会社に入った人もいれば、将来実現したいこと、なりたい理想像があるという人もいることでしょう。

そういった様々な目標や個性を持った新入社員たちですが、多くの場合最初の目標や理想を忘れて「丸くなる」傾向にあります。


例えば、

「俺は社長になる!」→「現実問題、さすがに無理や…」
「こういう仕事をしたい!」→(思っていたことすら忘れ目の前の仕事に没頭)

といった感じ。

目の前の仕事と家庭や子育てに埋没し、入社時の思いなどは彼方に消え去っている人はかなり多いです。


それが必ずしも良くないわけでもないでしょうし、うまく立ちまわる術を覚えたり技術やコミュ力など成長する面だってもちろんあるでしょう。

ですが、尖った部分を全部会社に合わせてなくしてしまって、本当にいいんでしょうか。

一体何を考えてその会社に入ったのか、後で見返せるようにぜひどこかに書き留めておくことをおすすめします。

⑥ ある程度の貯金はしておけ、身軽になるために

人によってがっつり貯金するor稼いだ分だけ使う、といった性格は違うでしょう。

私は、惰性でずっと/多額の貯金をするのは無駄にしても、ある程度の貯金は常に持っておいた方が良いと思っています。

なぜなら、「独立・転職する」「移住する」「結婚する」といった変化にはほぼ必ずある程度のお金が必要だからです。当たり前ですが。

いざという時にお金がないと、状況や自分の決心がどうであろうとも動きづらくなってしまい、結局機を逃すということになりかねません。

「老後のために」などといって無駄に多額の貯金をする必要はないと思います。今を楽しむのも大事なこと。

ですが、ある程度の貯金は何かを始める/変えるときの燃料として確保しておくことで、大きな決断の原動力となってくれるかもしれないのです。


個人的におすすめなのは、会社の財形制度などを使い一定額が自動的に貯金される状態にしておくこと。
残ったら貯金しよう、ではよほど意志が強く無い限り全部使ってしまいますよ。

⑦ 動き始めるのに遅すぎることはない

入社したばかりのときは、おそらくこれからの仕事にどういったスキルが必要なのかイマイチ想像しづらいかと思います。

そして数年後、きっと「1年目、あれやっとけばよかった!」と思う瞬間が何度も訪れます。
それは、後悔する暇があったらそのときすぐやってください。

経験や知識は蓄積していくわけですから、当時考えの及ばなかったところにしばらく経ってから到達するのは普通のことです。


例えば、有名なところで「プログラマ35歳定年説」というものがあります。
文字通り、プログラマの限界は35歳頃だという意味。

こういった「◯◯歳だから云々」というのは、プロスポーツ選手でもない限りほとんどの仕事に関しては無視して結構。
動かない言い訳したいだけの奴がそう言ってるだけです。
記憶力や体力が落ちたとしても、それまで培った知恵でいくらでもリカバー可能。

社内でのやりたい仕事であれ、転職であれ独立であれ、その思いついたときに実行するのが最速。
歳を言い訳にせず、いつでもすぐに動けるよう準備しておけば、遅すぎるなんてことはないはずです。

あとがき

どれか1つでも参考になるものがあれば幸いです。

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